2010年8月6日金曜日

いやぁ、まんまと騙されました。。。なワケ無いでしょ! 今邑彩の「ルームメイト」


ジュンクでぶらぶらいつも通りしていると、「ミステリー好きはぜひ! ミエミエな展開だなあと思っていたら、意外な方向に話は進んで、いやぁ、まんまとされました。」という帯が目に飛び込んできた。


タイトルは「ルームメイト」、作者は今邑彩。
ふうん、、、聞いたことないな、、と思いつつ、手にとってあちこち見た。

あちこち、というのは、裏、表、背表紙、厚さであって、決して中身(例えば目次)は開かないのが私の流儀、、、とゆーか、癖。
あちこち見るためにそれこそ本を逆さにしたりうらっ返したりを何回も何回も続けるのだけど、自分でもこの癖には相当呆れている。
傍から見たら、一体なんなんだ??!と思われてるに違いないその行動をひとしきり続けて、また元の場所に戻す。
そしてその本のことを当分考えて、買うか買わないか何日か迷うことになる。


で、買うと決めたら今度は新品を買うか、それともBOOK OFFで買うかを決めなければならない。
言ってみれば、私にとっての価値を見極める、、ということなんですね、正規の金を払いたいか、ブックオフで少しでも安い方がいいか。
あぁ、本を買うのになんて長い行程が必要なのかしら。。。
それもこれも、お金がないせいね。。。。。。。。。

とはチラと思うものの、結構楽しんでいるフシもある。



そしてこの「ルームメイト」もその行程を一通り終えた後、BOOK OFFで購入。
たった今読み終わった。


そしてつくづく、
BOOK OFFで買って良かった。。。と思う。
帯を使わせてもらうと、「ミエミエな展開のまま、意外な方向に話は全く進まず、いやぁ、一瞬でもまんまとされることなく終わりました。ミステリー好きはぜひ、避けましょう!」という感じかしら。


こういう結果を予測してたからBOOK OFFで買ったんだよな、でもそれでも450円もしたんだよな、頭くるよな、などとブツブツ言いながら、
本当に最近、こういう帯に騙されっぱなしの自分に腹が立つ。
見解の相違とはいえ、ここまできたら詐欺だろ!!と思うことがしばしば。



一体、どこからどこまでが詐欺なのか詐欺ではないのか、この年になっていうのもなんだけど、良く分からないな。
良心、の一言に尽きるのかな。

いやいや、とにもかくにもこの帯を製作した人に一度会って話を聞きたい、
一体全体、あなたに良心はあるのか、それとも脳みそがないのか、と。


いやいや、読者に買わせるだけの帯書いたんだし、脳みそはあるのかな。
いやいや、本当にこのスト―リで騙されちゃったのなら、やっぱり脳みそないんじゃないかな。
いやいや、、、と、私の心は千々に乱れ、、、。

しかし、”いやぁ、まんまとされました”の帯に、

いやぁ、まんまと騙されました!!!!!!!!

ちゃんちゃん。




追記1:
それにしても、”騙”ってとこだけ大きくする手腕に拍手だわ。。。と思う。
そして今邑彩さんには何の非もない。

帯がこんな風にしてあるの知ったら、作者として絶対嫌だと思う。
そんな小道具は無しで読ませたら、読者はもっと違う感想を持てるんじゃないかなぁ。

追記2:
カバー表紙の裏に”推理小説中心のホラーなどを手がける。”とあった。
ホラーね、ホラーとしてじゃ、ま、いいよ。
あぁ、だから、あのモノローグ4がヒドいのね。
今度から表紙の裏までは“あちこち”に入れようかな、と考え中。

追記3:
BOOK OFFの本の値段がどんどん高くなっていく。。。。。。。。☆

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