2011年8月31日水曜日

フランスのバゲット






一ヶ月の滞在予定でパリに到着。



今回は、列車の窓から景色眺めてこれから見るパリに思いを馳せる、、、なんてこともなく爆睡し、


周りのざわざわ感で初めて目が覚めた時に時間を確認したら発車から約2時間ちょっと、


じゃぁ、あと1時間は眠れるぞと思ってまた眼を閉じようとしたら、横でニックが、




「ミキ、着いたよ」




と無情の声。




え~~~! もう?? もっと寝かせてよ~!!



と思いながらなんとか身支度をし始めた。

2時間強でロンドンからパリか~、4年前とは違うなぁ。





それでも列車を降りると、途端にパ――――――ッと強い日差しが降り注いできて、



うわぁ~~~~っっ!! パリだぞ!!


ロンドンじゃないぞ!!




と、まだ半分ボーーッとしながらニンマリ。



遅ればせながら、夏をやっと感じることができた。





今回滞在するアパルトマンのオーナーさんに会った後、簡単なアンパッキングをして早速お散歩に出かけた。



目的はもちろん、バゲットとタルト!



予想通り、季節通りのリンゴのタルトが美味しい。


ロンドンにはない文化だ。。。(←はい、もちろんそれは食文化。。。)




左端に見えるのは薔薇。

そう、実はロンドンのフラットのバルコニーから持ってきたのだ。
だって、花が咲く所がどうしても見たかったから!

このバラ”レマン”は姿も香りも素晴らしいだけあって棘がものすごく鋭いから、底に湿らせたテーブル布巾を敷いて、アルミフォイルを幾重にも巻いて、ピロンヌの袋に入れて、そっと運んで持ってきた。

それが一枚目の写真。

苦労の甲斐あって、初日から食卓に花があるのがとても嬉しい。

ユーロスターのセキュリティーチェックの人には不審がられたみたいだけど。。。


ということで、夕飯。


”トム”のチーズ、生ハムにトマトサラダに、ペペロンチーノ、そしてデザートはリンゴのタルト、という、何とも手間いらずのメニュー。

でもそれもみんな、この美味しいバゲットがあるからこそ、最高のご馳走になる。

本当に、ロンドンのあの不味いパンは何とかならないものかと、つくづく思った第一日目の夜だった。

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