2013年11月21日木曜日

John McLaughlin ジョン・マクラフリン

ロンドンジャズフェスティバルの催しの一つとしてジョン・マクラフリンがやって来た。

コンサート会場はロイヤル・フェスティバルホール。


初めて行ったが、50’s建築そのままで、面白かった。



ロンドンフィルハーモニー管弦楽団とは言わず、いろんなフィルハーモニーがよくここでやっているようだが、2900と座席数は少ない。こじんまりとした感じ。



O2や野外ばかりの私の耳には、久し振りのコンサートホールの音響がとても有り難かった。







向こうに見えるバルコニー座席がまるでフォイルみたいで面白い。

ずっと座ったまま

こういう座ったままスタイルも’’西洋と東洋のフュージョン音楽’’というのにありがちだけれど、ありがちな演奏では全くなかった。ジョンマクラフリンがやっているんだ、当たり前か。



それにしても、ジョンが、というより、このメンバー最高に良かった。

とてもいいチームという感じで、それそれが凄いプレイをしながらも、信頼関係がガッチリ伝わってくる素晴らしい演奏だった。



ジョンが年取った感はもちろん否めないけれど。


’’フュージョン’’ていう言葉が全く好みじゃないけれど、


こういうのをフュージョンと呼ぶんだったらこれからは「フュージョン音楽? はいはい、好きですよ!」なんてことが言えるようになるかも知れないな。



ところで周りはインド人なので座りっぱなしは楽チン姿勢だろうが、

ジョンもずっとあぐらをずっとかいていても疲れないのだね、とそこにも感心。



とはいっても今回のこのコンサートも太鼓のザキール・フセイン(Zakir Hussain)との友情40年を記念するものでもある、、とあるから、ジョンはインド座りなんてお手の物なんだね、きっと、、、とそんなこともつらつら考えていた私だった。
















薄暗いが、この証明が東洋と西洋の’’フュージョン音楽’’にぴったりで、とても良かった。






手前から左に2番目の演奏者はまだとても若く、まだ幼さが残るような雰囲気なのに、彼のその演奏、早弾きに圧倒された。さすがジョンが彼を指して’’ミスター・マンドリン’’と紹介するだけある!

マンドリンて、すごいんだね。凄い楽器なんだね、とただただビックリ。
マンドリンの音色を初めてきちんと聴いた。







楽しかった時間は瞬く間に過ぎ、とうとう舞台挨拶。

ジョンてば、なんだか勝利を収めた直後のボクサーみたい。

ちょっと感動してジ〜ンとしちゃった私。




帰り道のレスタースクエア。


また生でジョン・マクラフリンを聴く機会があるのかな〜とサウスバンクから歩きながら思った帰り道だった。





PS; ところで彼はイギリス人だったのだね、知らなかった!


しかも、ヨークシャーだって。


同じくヨークシャー出身のニック母クレアにそのことを言うと、



「そうよ、ヨークシャー出身者には才能がある人がいっぱいいるのよ、ジョンとか、ニックとか!」と言って笑っていたが、


一瞬、言葉に詰まってしまったよ, 私。。。


ごめんよ、クレア。



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