2008年3月16日日曜日

最近の楽しみ。。。


この通り雪雪雪だった白馬。

今日の京都はさぞかし春っぽい、、、はずなんだけど、一歩も外に出ていないから分からない。

全てはアメリカンアイドルの為。

土曜日の8時から10時、日曜日の8時から11時っていうすごく微妙な時間帯にあるこの番組を見逃さないように最近頑張っている。

つくづく変なもんにハマっちゃったなぁ~、止めよう止めよう、、って思うけど、
しっかりシーズン7に突入。

ひょ~~~~~!!

2008年3月14日金曜日

スノーマンとレイモンド・ビッグズ


一挙に春らしくなってきているこの頃。


今日なんて一日雨!だったにもかかわらず、空気はしっかり春の匂いがしていて、ニックとくんくん嗅いでは、「春だねぇ!」を連発していた。



反して写真は白馬でオーストラリア人親子が作った雪だるま。

あ、この顔じゃ、雪だるまってよりスノーマンの方が合ってるか。

あの有名なレイモンド・ビッグズの『スノーマン』に出てくるスノーマンのようだわ。




そーいえば!!

あの話って嫌い~~~★☆★


むちゃくちゃ哀しくさせるエンディングで、「なんなの?! なんなの?! 泣かせたいワケ?!」と腹が立ってくるほど哀しくなる。

この童話作家は天才的にそういうのが上手い。

ある日、本屋の児童文学コーナーで彼の別の作品を彼のと知らずに立ち読みしていて、それがまたものっすごく哀しいエンディングで、なんと私は泣き出してしまったことがある。

ロンドンのお洒落なハムステッドにある本屋の2階、しかもキッズコーナーで、しかも子供たちの前で!


しくしく、なんてもんじゃなく、もうそれはおいおいと、涙が景気よくパーーーーッと出た。

そこで働いてるカッコいー兄ちゃんがびっくりして駆けつけてきて、「茶、飲むか?」って言ってるのは聞こえるんだけど、やめられない止まらない状態。


様子を聞きつけたアダムが走ってきて、私の手からその本をひったくると、「これはレイモンド・ビッグズだよ!」と叫んでそのまま私を引っ張って行った。


顔はもう涙と鼻水でぐちゃぐちゃ、一階に下りて店の出口まで歩いて行く時、

このアジア人なんなんだ、かなり汚ねーぞと思ったのか、周りの人が通り道を作ってくれていたのが分かった。


車に入るなりアダムが、「ったくさ、みんな、この最低男、一体何をしたんだ?!とか思ってるんだよ、ミキもミキだよ、僕の立場も考えずに泣いてさ、、、」って言ってるのを聞きながら、

まだずーーっと泣いていた。まるで泣き女のようだわ、、とか思いながら。


本当に、いま思い出してもへんてこな事件だった。



とにかく!

そーいったわけで、その作家には要注意!!なのです。

あ、でも、日本では”泣ける”ってのは、ポイントなんだっけかなぁ~~。

それでも、『スノーマン』読むと分かる通り、例えば日本によくある、○○が死んじゃって、、、っていうのじゃなくて、うわっ、そーくるか、ってなストーリーと挿絵で、胸のずっと下ら辺がざわざわするような感じかな。

だから、すぱっと泣いてすっきりするっていうようなのとはちょっと違う。

あ! こんなに長く、その作家の本のことなんて書いてしまった☆



白馬では毎日毎日こんこんと雪が降った。
それでその可愛いスノーマンも一夜明けたらこんな姿に。






今のところ、その本に再び会わずに済んでいる。
良かったことだよ。

2008年3月12日水曜日

映画『Vantage Point』と自分用のポップコーン

レイトショー&レディスデーで1200円+1000円だった。


安い! 嬉しい! と、思ったのも束の間、ニックが

「今日は自分一人でポップコーンLを食べたいから、ミキは別にM頼んでよ」

でもさ、いつも私少ししか食べないじゃない、せいぜい20粒ぐらいだよ、って言うと、

「でも気にしながらなのが嫌なんだ、思いっきり食べたい」

でもさ、いつもあなたが思いっきり食べてるから私の分が20粒なんじゃないの、って言うと、

「それでも気にはしてるんだ」。

そーね。そーいえば、いつも映画途中で何回もポップコーンの箱覗き込んでるもんね、

オーケー。 分かりました。 別に買いましょう。

ってことでLとMを買う。ドリンク付き、しめて900円。

ポップコーンとドリンクに900円も使うのはもったいない気がするのは私だけでしょうか。。。



映画開始後、何回も箱を覗き込んでるニックが目の隅に入る。ったく、自分用のを買ったのに。。。

そして映画半分くらいのトコで私の方に手のひらを差し出してきたニック、

え?もしや?!と見ると、なんとあのばかデカいLの箱はからっぽ、もっとちょーだいということらしい。


すげー。


映画はかなり面白かったッス。

キョーちゃんからの手紙の謎

姪っ子からの手紙が届いた。


あれは何歳ごろだっけ、

まだやっと芋虫から少し人間らしくなってきたなぁって時のこと、

家族の顔を描こうとするキョーちゃんはじ~~~~~~っと一つの顔を眺めては書き書き。

大きな画用紙に、小さな、顔らしきものが出来上がった。

ちっちゃな丸ポチはたぶん目、短い線はその他、みたいな絵だった。



じゃ、今度は私の顔書いて、パパの顔描いて、ママの顔、、、って頼んでいくと、

出来上がるのはみんな同じ丸ポチと線。

なのに描く度にちゃんと一人の顔をじ~~~~~っと見つめて書く姿が可愛くて!


そうやって同じ絵に見える絵でも、キョーちゃんには自分で分かる違いがあるらしく(さすが描いた本人!)、

ちゃんとどの顔がどの絵か答える様子もますます可愛くて、

じゃ、これは誰なんだぁ~?なんてからかったものだった。懐かしい。





そのキョーちゃんがこんな絵を描けるようになってしまった。

あぁ、子供の成長のなんて早いことよ!!  

うるうる。




しかしそこでニックが描かれたニックの頭のトコを指して一言。

「ハゲってことかなぁ。。。」。  ぶっ★ 

まさか~~~~。



そーいえば、手紙の方にも”ことしもきてね”とある。

行く行くと言ってまだ一回も行ってない私達。。。。

やばい★ もしかしてもしかすると、、、?

でも、まさかね、ははは、そんな訳ないよねー、、、

いや、でもわかんないぞ、子供は相当賢いからな。。。

ふむむむむ。。。謎だ。。。

2008年3月11日火曜日

3月11日

メープルシロップが切れたので明治屋に買い出しに 行った。


帰り道の寺町商店街、もう8時を過ぎてるからどこも閉店してるなかで明るい光を放っている上島珈琲店。

ついふらふら傍に寄って外に置いてある看板メニューを見てるとBLTの写真があって、じゃ、ってことで中に入った。ニックはBLTに目がない。



私が気になってるのはイチゴスムージーみたいなドリンク。

「”フレッシュな苺をたくさん使った”ってあるからフレッシュ100%じゃないんだよー」って私に向かって言いながら、ニックがおねーさんに質問攻め。

「本物の苺ですか?」

「嘘のものも入ってるんですか?」

「着色料は入ってるんですか?」

「砂糖はたくさんですか?」

それでもおねーさんは嫌な顔せずちゃんと説明してくれて、いざオーダ-。




奥へ行ったらとても広くて、なんと砂庭風空間まで取られていて、商店街にいるんじゃないみたい!

運ばれてきたサンドもスムージーも美味しかった。

ニックいわく、”ちゃんとしたベーコンが入ってた”そう。

スムージーもちゃんと苺の味がした。

日本ってすごい。


、、、、、って、また寄り道しちゃったよ~☆




付け足し;
”苺”はきれいな字だと思う。 いちごとイチゴと苺、どれがおいしそうかなぁ、、ってよく考えるけど、日によって違う気がする。

2008年3月6日木曜日

いつもとは違うお店へ

今日はニックが府立医大へ。

日本は大学病院で紹介も無しに誰でも診てもらえるシステムだからいつもパンパンに混んでいる。

だから大学病院のお医者さん達はものすごく忙しそう。

やっと薬をもらって帰る頃はもう夕方になってしまっていた。

いつもながら一仕事終えた気分になってしまうな~。






ご褒美気分でコーヒーを飲みにGO!
ヒューが美味しいと言っていた、寺町通りにあるCoffee Smart。初トライ。
























昭和7年からのお店





























なかなか美味しい。

いつもスタバのような大きいコーヒーショップに行ってしまうから、クレアが言うようにもっとローカルに根付いたお店に行かないとなぁ、、、と思う。

カップで飲むのは久しぶり。






ご褒美第2弾。

何を食べようか、そば? イタリアン?、、、って言ってる時に気のなさそうな返事をしていたニックが打って変わった反応を見せた言葉”鰻”。


それじゃ、それも初トライの所にしようって、いつも気になっていた、新京極のそばにある『かねよ』に。





私はきんし丼。

ニックは上鰻。

美味しくて2人とも大満足♪♪

やっぱりたまには冒険してみるもんだねぇ!









2008年3月5日水曜日

映画『エリザベス ゴールデンエイジ』のテーマ音楽

見て来たぞ!


ずーーーーーーーーーーっと待ちわびていた分、堪能した。


相変わらず素晴らしいケイト・ブランシェットにジェフリー・ラッシュはともかく、サマンサ・モートンも花マルの出来~♪♪


それにしても、いいな~、エリザベス。私もウォルシンガムみたいな男が欲しいな~。




大好きなあのテーマ音楽もちょびっとだけど流れた! 

私には前作のジョセフ・ファインズ演じるダドリー卿&エリザベスのテーマ音楽みたいになってるから、ちょびっとで正解。

それにしてもその旋律、一度聴くと耳に残って何回も何回も頭の中で流れる。

今現在もだから繰り返し繰り返し流れている。


こういうのって結構疲れる。



そーなると根比べになるからその曲を流せるだけ耳の中で流す。

時には声に出して歌ったりとか。


それでもその曲が止まないならその曲を買って、2、3回聴かなければならない。

でも、すると間もなくすぐに、頭からその曲が速やかに去って行くのが分かる。

だから私が曲を買うのはそれを聴いて楽しむというよりも解放されるため。

なんでだろ? 所有したことで安心するのかな?

他の人もこういう経験してるかな?





でもこのエリザベスの曲はあんなに付きまとわれたにもかかわらず、まだ持っていない。。。

やばい。。。今回はどうやって切り抜けよう。。。


ところでクライヴ・オーウェン、ちょっと邪魔だったわ☆



2008年3月4日火曜日

シエラに到着

ホテルのロビー。

雪をバックにして鮮やかな雛人形の出迎え。

白馬まで




ニックとヒューが交代で運転。
京都から5時間半の雪景色。

冬の終わりの夕暮れなのに。。。

ヒューとクレアは朝がものすごい早い。

私達と会うのは大体9時。


5時ぐらいから活動する彼らにとっては朝9時はもう昼の感覚。

9時に落ちあって一緒に観光を一通り終えて夕方5時になると二人をいったんホテルに戻して彼らは一休み。

8時に私とニックが再びホテルまで迎えに行って4人で連れ立って夕食に行くのがパターン。


その3時間の間が結構忙しく、

次の日の詳細を確認したり、もちろん掃除、洗濯、買出しもこの時に終えなければならないから、

何かと慌ただしい。





この日は明日から白馬にスキー旅行という日で気が付けばもう6時過ぎ。

二人をホテルに届けた後、かなり疲れ気味ながら旅行に必要な買い物をしに街まで出かけた。



鴨川を歩くと、日が完全に落ちる前の澄んだ蒼い色には木のシルエット。

私が冬に好きなもの。

確実に少しずつ日が長くなっている。



ゆっくり紅茶を飲んでじっと本でも読みたいなぁ。。。




平等院鳳凰堂と鬼瓦

本当に飛び立ちそうな形の鳳凰。


あまりない、横からショット。


鬼瓦。

父親が女の人を形容しては、「鬼瓦みたいな顔して」と言っていた、その鬼瓦。

初めて見た時、”あ~! これかぁ~~!!”と叫ぶことしばし、家に帰って、「やっと何か分かったけど、パパちょっとヒドイんじゃない?」って言ったら、父親はとても嬉しそうだった。

これはまだ可愛い方。

河井寛次朗記念館



焼き物好きなニックのママの提案で、河井寛次朗記念館に急遽GO!

彼の仕事場でもあった家ははなかなか趣があって素晴らしく、 日本家屋が全く苦手な私がそのあまりの居心地の良さにつられて椅子に座りこんでしまう。

そんな中に彼の作品が飾られている様子は記念館どころか丸ごと芸術作品だった。

何にも考えずにただ付いていっただけなのにちょっと感動してしまったなぁ。





追記:
後日、家も椅子もテーブルも、そこにあるもの全てが彼の設計だったことを知る。

すごい!

曼殊院





修学院離宮の後、ぶらぶら歩きながら曼殊院まで。

修学院離宮

青々としてなくても、紅く染まってなくても、なかなかの風情。



あれは鷺かな?


拡大して見ると、、、
まっすぐ立ってる。 かわいい。

一昨年前に妹と行った時は、後ろに付いて来る警護の人にせかされて、さすが宮内庁管理、なんだか慌しいな~、、、と思ったけど、今回は季節外れ、観光客も少なく、そのせいでピリピリムード無し。
しかもずっと暖かい!



前回は紅葉シーズン、立ち止まって景色をのんびり楽しみたかったけど、今は池の水まで抜かれ、橋も工事中、眺めたい景色は少なかった。

とはいえ、3キロのコースを1時間強で見るのはやっぱり無理があるよぉ~~!!


担当の警護官はなかなか興味深い人だった。くしゃみをしたので聞くと花粉症とのこと。

それじゃ、ここでの仕事は大変でしょうと言うと、「ハイ、やけくそです」。 ぶっ★

20年前にダイアナが来日した時にここを訪れ、彼も警護にあたっていたという。

えっ?! 一体何歳だよ??! と、まだ若い顔をまじまじと見てしまう。

帰り際に立ち話をしてると、「あぁ、スコットランドへは3回行きましたよ。シャドウっていうバンドのコンサートを見にね。向こうが来ないんじゃ、こっちから行くしかなくて。」。

シャドウ??



「とても古い、ビートルズ前のバンドです。」。

そこでニックのお父さん登場、「ああ、シャドウね」。 そう言うヒューは今67歳。。。

だから、あなたは一体何歳??! と、不思議警護官さんの顔をますますじーっと見ながら離宮を後にした。