2014年4月5日土曜日
2014年4月4日金曜日
2014年2月3日月曜日
ジュード・ロウのヘンリー五世
ロンドンのチューブのエスカレーターは長い。一人で移動の時は結構な手持ち無沙汰になるほど。だからもちろん、そこに目をつけて広告がズラッと並んでいる。大抵は大したものじゃない催しについてが殆どなのだけど、やはり手持ち無沙汰なのでいつもなに気にしっかりと眺めている私。
そうしてある日、目に飛び込んできたのがジュード・ロウ。
しかもヘンリー五世。
しかもすごくカッコいいポスター。
みたいみたいみたいみたい。
と、いう事で、行ってきた。
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| これがポスターにして張ってあったのだ。ね?ね? カッコいいでしょ?! シェイクスピア劇のポスターなのに、いいでしょ? |
ま、こういうのに踊らされちゃ〜いけないぜよ、、とも思うけれど、なんたって大好きなジュード・ロウだからな、ヘンリー五世だからな、いいのさ。。ふっ。。。
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| お約束の天井撮影。 落ちてこないだろうな、オイ。 |
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| ココの端っこで観劇。なかなか良い席だった。 |
全体が見えたしね。ショッピング帰りで荷物たくさん持ったおデブなおばちゃんにも邪魔されなかったしね。(←これ、結構大切なんだ。)
ノエル・カワードというシアターだったのだけど、まず、劇とは全然関係ない所からの感想。
トイレが少なっ!
しかも狭っ!!
日本人の私にも狭いトイレだったから、かなり奮闘しないと出入りが出来ない女性やら、首に巻いたじゃらじゃらスカーフなんかをドアに引っ掛けてしまってもがいていた女性やら、とにかく大変だった。
手を洗う所と個室が近いから手を洗っている人と個室から出てくる人、入る人、全員がぶつかり合いながらの移動。
1903年にオープンしたとあるから、多分その時よりも人間が巨大化しちゃっているんだろうね。
しかも、トイレのドア付近にハンド乾燥機なんて余計な物を取り付けているからごっちゃごちゃ。いらんし。。。。。。
ロンドンのシアターのトイレ、なんとかならないものかしら。
それはともかく、ヘンリー五世、すんばらしい!!!!!!!
ジュード・ロウはやはり役者だね。あの顔だけで食っている訳ではないね。
ハリウッドで通用するルックスのせいでアメリカ行っちゃってるけど、こっちに戻ってきても充分にシェイクスピア役者で通用するね。
とにかくも、ジュードロウのセリフ回しが私にはぴったり来た。私がシェイクスピア劇を見る時に一番気になるスピードもバッチリ。
ヘンリー五世ってあの有名な聖クリスピアンの演説シーン以外はちょっと見せ場が少なさそうなイメージが今まであったけれど、シリアスあり笑いありで本当に見応えがあって大満足。
すごいすごいジュードロウ、感動!!ととてもハイテンションな帰り道になった。
あ、でも、一番好きだったのはピストルとネギの場面!
どうするかな〜、どうするかな〜、ってドキドキしながら見てたら、
あ〜〜〜っっ!! 本当にかじった〜〜っ!!!
大興奮してしまった。
かじった時に、カプッて音がしたよ聞こえたよ!!!
ここで簡単におさらい。
ヘンリー5世はヘンリー4世とメアリー・ド・ブーンの間にウェールズのモンマスで生まれる。(モンマスって、モンマスコーヒーのモンマス? モンマスストリートのモンマスなのか?)
1413年に戴冠すると、よく14年(早過ぎじゃない?)にはフランスのシャルル6世に対して娘キャサリンとの婚姻、王位継承権、アーンジュやブルターニュに対する主権回復などの要求を突きつけ(要求多過ぎだし!)、跳ね返されると15年にはフランス上陸、戦いを仕掛けて同年にはアジンコートで大勝利を収める。1420年にはトロワ条約を結ぶ事に成功し、フランスの半分をイングランド領とすること、シャルル6世の王位継承権、その娘キャサリンとの結婚を承諾させてイングランドに戻る。
が、皇太子支持派の反乱を押さえるために再びフランスに戻ったヘンリー5世は赤痢にかかり、1422年にヴァンセンヌの森で死んでしまう。享年35歳。
えっ!そんな〜!! あんなに頑張ったのに、たった2年で死んじゃったの?!となんだか哀しくなってしまう。
補足をすると、もっと哀しい。
;ヘンリー5世とキャサリンの子供がヘンリー6世になるのだが、百年戦争で父親が獲得したフランスの領土を全て失ってしまい、その上、シャルル王の血が受け継がれたのか、同じく発狂してしまう。
昔は大変だったねぇ。。。ロイヤルファミリーは命がけだったねぇ。。。
2013年12月13日金曜日
ドーミエ
ニックが行きたがっていたドーミエ展に、パン屋さんのPaulにあった割引券を持って行ってきた。
オノレ・ドーミエ。
1808年にガラス職人の息子としてマルセイユで生まれた。
詩人になろうとしてパリへ出た父親を追って、残された家族とパリに出た時8歳で、生活は厳しく、ドーミエ少年は働いて家計を助けているが、そのうちに絵の勉強をし始める。
1823年頃にはその当時まだ最新の発明であったリトグラフの技法を習得。
その頃の挿絵入り風刺新聞「ラ・カリカチュール」、「ル・シャリバリ」を創刊したシャルル・フィリポンという人物に見出され、働き始めたのは1831年、ドーミエが23歳の時。
1830年の7月革命で即位した国王ルイ・フィリップの治世下で、国王を風刺した作品を多く生み出した。
’’版画家ドーミエ’’と言われるが、彼の素晴らしさはその彫刻を見る事で堪能出来ると思う。
小作品でありながらも、’’風刺彫刻’’とでも言おうか、何を意味しているのかが一目見て分かり、とっても面白い。
腹が突き出ていたり、威張って偉そうだったり、当時の’’おえらいさん’’達を風刺しまくっている。
よくもまぁ、そんな事が出来たね、怖くなかったのかね??
とにかく、一つ一つの作品をゆっくり見て廻りながら、とても楽しむ事が出来た。
ニックに感謝!
2013年12月3日火曜日
2013年7月5日金曜日
大英博物館のポンペイ展

ブリティッシュ・ミュージーアムに「ポンペイ展」を見るために歩いていると、
こんなのを見てしまった。
5、ポンド!!!!!
食べないわけにはいかないじゃないか〜〜〜!!
久々のラーメンだ!!
ニックも久し振りのラーメンに嬉しそう。
でもロンドンで何度か試したのが全てガッカリなラーメンだったのでちょっと不安そう。
中に入ると太鼓が迎えてくれて、おお、久し振りの日本よ!と思った。
おしぼりもくれるしね。キャベツもくれたしね。嬉しいなあ。
店内は他のラーメン屋さんに比べるとスッキリと明るくて広い感じなところも気に入った。
これも久し振りなキリンビール。
ということで、とっても久し振りなラーメンは、味はともかく麺が変なのもともかく、やっぱり少しぬるかった。
熱々のラーメンが恋しい。
結局、麺類を食べるんだったら私達はこれからベトナムのフォーにしようね、と言い合ったのだった。
でも5ユーロだったのはとっても嬉しい。
しかもこのお店の人達はすごく良い感じの人達ばかりだったので嬉しかった! 働いている女の子も男の子もみんな可愛い。
というのもロンドンのお店で働いている日本の人たちは皆日本で働くように働いていて、暗い。どんより、暗い。
その接客たるや、まるで日本にワープしたのかと思って思考が一瞬停止するような無表情機械的なのだ。
日本人はとってもマジメな人種なんだな〜と感心すると同時に、なぜだろう??せっかく日本にいないのに、、、と思うのが常なのだが、このラーメン屋さん「SHORYU」で働く人達はなんとも朗らかな感じだった。かといって、イギリス的な能天気さはなく、ほっこりした感じ。ちょっと感動した。
そして思いがけない道草も終わり、やっとポンペイ展に向かった。
予約していた時間にも間に合って、しっかり見ることが出来たこのポンペイ展「Life and death Pompeii and Herculaneum」。
それはそれはすごかった。
特に話題になっていた人型の展示物。
やはり、事前に分かっていたこととはいえ、人が死んだそのままの空間に鑞を流し込んで型を取ったために、まさにそれが起こった瞬間の状態のままで飾られている展示物は実際に目にすると衝撃的というよりは、とても哀しみに溢れた代物だった。
さっきまでランチを楽しんでいたポンペイの家族団欒の時間が一瞬にして破壊されて迫ってくる死の恐怖に怯えている一家族の様子や、縮こまって壁の隅に体をくっつけるようにして震えている人間の様子を見ていると辛くなった。
現に、私の斜め前にいた老婦人は眼に涙を浮かべていたし、隅に体を寄せている人型の前ではクロスを切る人もいた。
日本の津波を思い出したのだった。
2013年6月30日日曜日
撮影用の車
ニックと散歩中に綺麗な車を見た。
古い型だけれども、なんだなんだこの手入れの良さは?!と思って凝視することにした。
可愛いあずき色だし、形がこじんまりしていながら美しい!
良い車はみんな前が顔に見えてくる。
横から見るとぺっちゃんこの顔。乗り心地はどうなんだろうか、、、
と思っていたら、何やらガヤガヤ騒がしいのに気付いた。
あれあれあれ、人が集まっている! 何だあそこにも車があるぞ! 何かしているよ、ニック! 行ってみよう!!と言うと、
「さっきから何回も言っているけれど、撮影しているんだよ、だからこの車は全部撮影用の車だよ、さっきから言ってるじゃない、一体何を見ているのどこを見ているの?」とニック。
。。。。。。車を見ているんだよ。
気が付かなかっただけなのに、バカ扱いをここぞとばかりにしてくるニックだ、腹が立つ。
60年代の車だと教えてくれた親切な撮影クルーのおじさん。
「車好きなの? 面白いね! じゃ、一枚記念に写真と撮ってあげよう、どれ、ケータイをかしてごらん」と言うので、
いやいやいや、それはいいです、、と言うと、いいからいいから撮ってあげるから、と一枚撮られることになった。結局、予想通りに周りのクルーに笑われながら。そしてその笑っているクルー達もばっちり後ろに写ってしまっているので、もちろんここには載せないんだ。。。。。。。。
パッと見、どんな内容なのか全く想像がつかない。
60年代の車使っているし、車に乗っているあの2人の格好からしてその設定なのだろうし、ナースの服もそれらしいし。
そしてここは病院で、
ピンクのカクテルドレスを着た女とタキシード姿の男が車の中にいて、車で病院の前にいる。
。。。。。。。よく分からんな。。。。。。
そしてまた散歩再開でコーヒーを探した。
悪くなく、おいしかった。
すると前に古いポルシェ発見。そしてそれの前でカメラマン一人とモデル一人が撮影を始めた。今日はよくクラシック・カーを見る日だ。
ソーホーまでまた歩いて、暑かったので『Amorino』,’’チビデブ天使の店’’へ。
この夏は新しいフレーバーのソルベが出ているから嬉しい。
今日は、ラズベリー、マンゴー、ブラッド・オレンジ、レモンにした。
涼をとって力が出たので、歩いて帰ることにしたら、途中でまた車発見。
これも撮影用で、だからカメラ用に左側のドアは外されていた。
エンジェル界隈。
と、また車。
トライアンフはニック父が昔まだ若い時にたまたま入ってきた金で買って楽しんだ車だったという。
さすがヒュー、当時、他にも金がいることがいっぱいあっただろうに、「ラッキー!金をもらったぞ車買うぞ!」と、多分なんの躊躇もしなかったであろう彼の若かりし頃が想像できる。
良かったな、ヒュー。教授とか、科学者とかの肩書きよりもなによりも、彼の成功は金銭面でも健康面でもしっかりしたクレアを妻にもらったことだと思う。そうじゃなかったら今頃どうなっていたことか。。。。。。。
それにしても、一体今日はなんの日で車をこんなに見たんだ??
2013年6月22日土曜日
シェイクスピア劇『オセロ』
マチネーで『オセロ』を観てきた。
場所はサウスバンクのナショナル・シアター。
とにかく、私にとってのオセロはなんといってもローレンス・フィッシュバーンだ。
彼のカッコ良さが脳裏に焼き付いているので、今回のこのオセロがエイドリアン・レスターと知った時にちょっと考えてしまったが、評判がとても高いので興味を持ったワケだった。
彼はずっとイギリスのテレビドラマで活躍しているらしいが、一時期は初の黒人ジェームズ・ボンドになるかとまで騒がれていたらしいほど人気だという。それはまだダニエル・クレイグがそのポストにつく前の話だが。
彼の出ている作品で私が知っているのはたった一つ、映画『Primary Colors』。
ジョン・トラボルタ演じる主人公が大統領を目指して選挙活動をする話で、妻がエマ・トンプソン、脇にキャシー・ベイツとあっては面白くないワケがなく、そこにお手伝い役として出ているのがこのエイドリアン・レスターだった。
クリントンをモデルにして書かれているらしく、1998年映画だけれど今観ても充分に楽しめる映画&何回観ても面白い映画なのでDVDを持っている私はいまだに何度も観ている。
しかし先日、なんと初めて監督がマイク・ニコルズだと気が付いた。
そりゃ〜面白いハズだわ〜!!と感心してしまった。
やはり監督が全てだという良い例だ。
とにかく、エイドリアン・レスター君に話を戻すと、顔は横に置いといて、声が私の好みでは全くない。
声は役者の命だとも思っている私だから、その点で彼はガクンと評価が下がるのだ。
だから、ジェームズ・ボンドと言われて、顔よりも、背よりも、人種よりも、演技力よりも(あ、演技力はボンドには関係ないとおっしゃるか?)、
え? あの声で??
としか思わなかった。
あれから何年も経っているとはいうものの、人間の声は変わらない。
だからあの声でオセロ様だと思ったら、なんかな〜だったのだった。
しかし結論。
エイドリアン君のオセロ、感動したよ良かったよ!!
最後なんて泣けたわ。
つい、ダメーーーーーッ!! 早まらないでーーーっ!!と叫びたくなったくらい感情移入してしまった。
それで、いつもはしないスタンディング・オベーションも盛大な拍手も惜しむことなく出来たのだった。
他にもなにか気が付いたことは、、というと、
1;今回のオセロは設定が軍隊だったので、疲れた雰囲気が味。
2;イアーゴはボンド映画に出ていたRory Kinnearという人。やはりローレンス・フィッシュバーン映画のイアーゴ俳優ケネス・ブラナーの方が気に入っているが、まあOKかな。
3;銃の音が耳にかなり痛かったが他の観客は大丈夫だったのだろうか?
4;ロドリゴもカシオも奇をてらった感がありありだったがそれはそれで良く楽しめた。
5;デズデモーナが出てくると、あ!ユニクロ!と思い、ビアンカが出てくると、あ!ZARA!と、思っていたのだった。
ところでデズデモーナには???だった。とても可愛い子だったのだが、ベネチアの女というよりは、ブロンドさらさらの髪のせいか、いかにもイギリスのフツーの大学生で演劇勉強しています、といった風だった。
そして、一番悪いのはイアーゴじゃなく、エミリアだよね!??と相変わらず確認したくなったオセロの感想。
後味の悪さで言ったら東野圭吾作品の読後感とちょっと共通しているんだよな〜とも思う。
帰り道、駅で発見したこの人。
お願いして撮らせてもらい、毎度のように、私のブログに載せてもいいかと訊いたらとっても嬉しそうな顔をしたので逆に申し訳なくなり、「すいません、実は誰も見ていないようなものなんですがね、、、」と言い訳しようと思ったが、タイをククッと直している彼を見たら言えなくなってしまった。
ま〜、そんなに喜んでもらえるなら、、と、いろいろな箇所をクローズアップして撮ることも頼みたかったがそれはすんでのところで止めておいた。
でも、いざカメラを向けたら笑顔は引っ込んでしまったよ。。。
笑い顔がベッカム笑顔に似て眼がちょっとフニッと垂れて、良かったのにな。残念☆
しかし、その格好で待っているのは、女じゃないよね?! 男だよね?!と思いたい私。
いや〜、女が待ち合わせの場所に着いたらこんな格好で男が待っているなんて、プレッシャーばりばりなんである。
少なくとも、私が彼の待ち人で改札を通って出る前に彼を見たとして、まずは立ち止まって自分の服装を確認してしまい、そしたらそのまま回れ右であろう。。。と思ったのだった。
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