大丸の後ろらへん、錦市場の横っちょにある、町屋仕立ての店構え。
中に入るととても広くて綺麗でラーメン屋さんだとは思えないわ~!、と見るとやっぱりデート使いしてるお客さんもちらほら。
中に入るととても広くて綺麗でラーメン屋さんだとは思えないわ~!、と見るとやっぱりデート使いしてるお客さんもちらほら。
ラーメンは”焦がし醤油味”をヨシのお勧めでオーダーした。
運ばれてきたラーメンに違和感を感じて見つめることしばし、あれれ?何か変だわ★と思ってると、何と湯気が出ていない!!
あ~~~~!だからヨシも店員さんもさっきから何回も、「熱くなさそうに見えるけど熱いから気をつけて」って繰り返してるんだ~!
何とここのラーメンは油が表面に膜を作っているからっていうことらしい。
面白い!! 頭の中は熱い=湯気ってなってるんだなぁ。。。とラーメン食べる前にちょっと感動してしまった。
でも食べてまた感動、美味しいの!
2階の私達が通された1室は掘りごたつになっていて、あちらこちらに生花がゴージャスに飾ってあって、やっぱり広々していて、おまけに感じの良い店員さんがお茶を何回も入れてくれたから、ついつい12時までと長居してしまった。
なかなか新しいお店を開拓できないニックと私には嬉しい外食、
明日からGWだぞ~~~!!って感じの夜になった。
ヨシ、ご馳走までしてくれてありがとー!!!
店員さんが語るには、そこはモルガンお雪という芸妓さんが住んでいたお家らしい。
アメリカ人のジョージ・モルガンに当時4万円という莫大な身請け金で引き取られて結婚してモルガンお雪となり、後パリに渡り社交界で評判となるも、1915年に夫が死んでその一族との遺産相続争いに勝ち、莫大な遺産を得てヨーロッパで悠々自適な生活を送ることになる。
が、第2次世界大戦のため帰国、京都に戻る。
戦後はカトリック信者となり静かに余生を送ったとされ、カトリック衣笠教会の建立も彼女の寄付によるものという。
そんな人がいたなんて知らんかったわ~~~☆★☆
なんでも彼女は莫大な財産を得るもヨーロッパの恋人の研究に寄付して残り少なく、また再婚すると夫の家族に財産を没収される可能性があったためそれも出来ず、アメリカへの帰化は許されず、日本に帰ってきたらきたで金に目が眩んだ女として色々言われた、、
というとても波乱万丈な人生だったがためにミュージカルにまでなっているという。
ほぉ~~~~~!!