ニックと宇治氷あんみつ

日曜日に山元麺蔵へ行った帰り。

ちょっとモネっぽい！

って夕日が水面に映っているだけか。そーか。

京はやしやへ。

私が頼んだのはほうじ茶氷。

季節もので、前から気になっていたからやっと頼んでみたけど。。。

ほうじ茶のインパクトがちと薄いかな？だった。

ところでニックはものすごく大きな宇治氷あんみつを無言で黙々と食べていた。

途中、私がスプーンですくって取ると氷が少しお盆にこぼれ落ちて、なんだかすごく嫌そう、

紙ナプキンでササッと拭いた。

私が、「お盆の上だからいいじゃない」って言うと、

「プール（液体の溜まり）が出来るから嫌なんだよ」

って。

はいはい、そうですか、わかりました、ニックの大切な氷をもうこぼしません、って茶化して言ってみたけど、聞いているのかいないのかウンともスンとも言わず、それからもニックは無言で食べ続けていた。

その姿があんまりに可笑しいので、”この外人、頭ちょっといかれてると違うか？”と思いつつ、

「ねーねー、ジャンガってゲームに似てるね」って言うと、

ニックはやっとこっちを向いて、

「うん、真剣なんだ」と言った。

ぷはは！　笑っちまうぜ！★！★！

そんなこと、言わなくても明らかですってば！！

そして氷がやっとなくなるとあんみつだけが残ったお皿を少しわきに押しやって、ごそごそバッグを触リ出し、コンピューターを取り出した。

私がジーーーッとその様子を見てると、私の視線に気が付いて少々バツが悪そうに、

「ほら、今落ち着いて、これからゆっくりあんみつだけを食べれるからさ。。。」

だって。

どんだけよ？！！