カーナビー・ストリート |
今年はロビンだらけになっていた。
ロビン、大好き。
一番好きな鳥。
だけど、なぜに今カーナビーでロビンなのか??
ロビンに一体何かあったのか?!
11月なので、ロンドンバスもポピー柄。 |
11月はイギリスでは戦死した人達を思い出す月。
そして今日はまさに11月11日で、’’英霊記念日’’という日。
日本では第2次世界大戦をとって、8月15日が終戦記念日とされているが、
イギリスでは第1次世界大戦をとって、11月11日が終戦記念日のように扱われている。
そして、戦場にポピーが咲き乱れていたことからこの日を’’ポピーの日’’と呼んでいる。
知りあいのイギリス人は一斉に、感動した様子でその事を語るが、
戦場跡に赤い花が咲き乱れていた、、、って、まるで曼珠沙華が死体のそばに咲き乱れていた、、、みたいな怖さがあると常々思っている私。
しかも、最近の’’ポピーを胸に付けなきゃいけない’’みたいなイベント化しているところがイヤだと感じる私のへそ曲がりが手伝って、
ポピー? ケシの花? アヘン? アヘン戦争?
と、どんどんネガティブに飛躍する私の頭。。。
とにかく紙で作られたポピーのブローチは紙ながらとても可愛い。
それがあちらこちらで募金箱と一緒に置かれ、人々が胸にポピーを飾る11月を私が経験するのもとうとう今回で4回目になったが今年も募金はするも、ポピーは胸に飾らず、家にもって帰って置いている。
というのも、
私の住んでいる地域はお金持ちが住むような場所ではないので、戦争に対する考え方も結構違う。そんな場所で、いくらロンドンで日本人が多いとは言っても、私が呑気にポピーを胸に飾ったら、後ろから頭をガツンとされそうな恐怖がなきにしもあらず。。。
そうニックの母クレアに説明するも、
「今年のポピー、付けた?」
と訊かれるのが毎年の行事のようになっている、11月なのだった。
死者を尊ぶことより、まずは戦争反対、だけどな。
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