2014年4月13日日曜日

風見鶏




春だねぇ。




カムデンマーケットは若者の場所なので、もう若くない私達はマーケットに着いて本屋に寄ったらすぐさま帰る。

本当に、自分でもなんでこの年になってまだカムデンマーケットに行きたくなるのかよく分からないが無性に行きたくなるから仕方ない。


しかしすぐにお家に帰るっていうのもこの天気の良い日にもったいないので長い散歩をしながら帰ることにした。



そしてリージェントパークへ。







ロンドンの空気が最悪なので「大きい公園に行きなさい」とニック母からよく言われているけれど、やっぱり大きい公園いいね。車の音もないし、変な匂いも少ないし。







桜もピークは過ぎたけれどまだ綺麗だった。








ニックと桜











先日、ニックが、’’塔の上に見かけるもの’’の話をし始めた。もしかしてまさか風見鶏のこと?とおそるおそる訊いてみた。すると、「かさ みどり?」とまるで「傘 緑」みたいな発音で言うので、風と書いて、かざって発音するんだと言った。そしてそんなの、あちこちで見かけてるじゃないか、と。すると、「ホント?」と。



これには少々呆れた私。

だって、「風を見て方向を変える風見鶏って小さい頃大好きでね、それで今でも風見鶏って言葉には特別な思いがあるよ、、なんたって機能性もあるんだしね」と話したことも、一回や2回じゃなく、あるのだ。


しかも小さい頃に自分で作って思いのほか難しかった話や、日本では当時避暑地が一つのブームになってペンションが流行った時期なんかに風見鶏はそのシンボルみたいなものだったこととか、そんな話もしているし。


なんていっても、この国には風見鶏が至る所にあるからそれがいいとか言ったり、風見鶏をを見つける度に指を指してニックに「見て、見て!」を繰り返す私には、いまさらそんなことを言ってくるニックてどうよ??だったんである。


まぁ、早い話、私の話なんて聞いていないってことだな、おい。




で、今日こうして風見鶏を見て、「ほらね、あるでしょ」とニックに言うと、「あぁ。。。」だって。なんか反応が悪過ぎて、まったく訳が分からなくなった私だった。



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