2011年10月22日土曜日

ホットドッグと村上春樹

本屋のFoyle'sの扉を開けると目の前に村上春樹の1Q84が並んでいて、

そ~か~、やっとなのか~と眺めていると、後ろから男の人が来てサッと手に取り、そのままレジに持って行った。



早っ☆★☆


でも、そうだよね、私なんかもうとっくに英訳されて売られていたと思っていたくらいだから、

その発売をずっと今か今かと心待ちにしていた人達も多いんだろうな~と思った。

そして本屋のカフェに入ると、

こんな物を発見。


パッと見、

MURAKAMI AT MIDNIGHT

TONIGHT 9:00 ~ 11:45 PM

とあるのが目に入り、

え~~~~~~~~ッ!☆★☆★☆
村上春樹さん来るの~~~~っ?!!☆★☆★☆


やばい、行きたい、

と思って焦ってちゃんと読んだら、

なんだ、本の発売か、しかも昨日の夜じゃないか、、、


と思ってガッカリ&ホッとして嬉しい複雑な心境なファンの私であった。

それにしても、BE THE FIRSTって。。。









一番最初に本を手に取るとなんかいいのかな?

ファン心かな。


でも、あれですよ、英訳ですよ、誰が最初に読んだかって言ったら、

そりゃ日本人が一番最初に読んでるはずですよ、

と思ったら、ファン心はいろいろあって大変だなぁ、、と同病相憐れむような気持ちになった。






店内は今までの村上春樹本の表紙がポスターになって貼られている。


さ~~~すが、村上春樹!!!



でもさ、何回も言うけれど、

英訳本の表紙だよ、英訳本だよ、オリジナルって感じしないよ、

しかも日本の表紙の方が断然いいよ、
 
と思うのであった。

でも、きっとそんなこと、村上春樹さんは”それは自分の仕事じゃないし”と言うんだろうし、

結局のところ、どっちでも、なんでも、いいんだろな。

ところで英語版の表紙はいつも決まって白が基調とされてきたけれど、

今回の1Q84はちょっと違う感じ。

最初の写真で分かるように、月と、左下にある枝に蝶がとまっている図柄で、黒基調になっている。

そして右の半分から下に向かって、

三本線が引いてある。

これはなんだろう、、、とジッと見つめて分かった、

漢字の一、二だった。

それが、点なしに一二と縦に続いているから、真ん中の棒が短い変な三に見える。

ふむ、、、非常に面白い。。。。。。。。

それにしても、上下一緒なのは、別冊があんまり好きじゃない私には羨ましい限りだ。


Sadler's Wellの近くの、以前から食べてみたかったホットドッグ屋さん。

平日昼間、人が列を作って並んでいるのをバスから何度も眺めるばかりだったけれど、

今回こうしてやっと実現。



たっぷりケチャップとたっぷりマスタードを頼んで、

付け合わせは焼いた玉ねぎにしてもらった。

これがもう、大満足な味!

特大なソーセージがプリッと美味しく香ばしく炭で焼けていて、

玉ねぎはめちゃくちゃ甘くてた~~~~っぷり。

それが軽く焼いたイタリアのチアバタパンに挟まれて、美味しいマスタードとケチャップがかかっていて、

ガブッと口に頬張って食べると、もう本当に美味。

こんなファストフードがここまで美味しくなれるのか!てな感じ。

村上春樹さんもこういうの絶対好きに違いない。

それとももうそういうアメリカンな食べ物は卒業したのかしら??

春樹さ~~~ん、アメリカだけじゃなく、信じられないことにロンドンにこんなものありましたよぉ~~!!


と教えたいくらい、旨い。



4ポンドでお腹一杯にもなれるし、

肥満が恐くなかったら、週3で食べたいわ!と心底思った。

本当にもうずーーーーーーっと長いこと、

美味しいホットドッグが食べたい、

と願ってきたのだけれど、

苦節ウン年、 ようやっと叶いました!

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