ヒューとクレアとサウスケンジントン駅で別れた後の長い散歩の途中、
ハイドパークの前で。
ヒューとクレアはこれから友人宅でパーティなので、別れ際に、
「あんまり飲みすぎないようにね!」とニックと二人で言うと、
ちょっと恥ずかしそうに目を伏せたヒューとクレアは、
「あなたたちも、ね。。。」とつぶやいた。
どっちが若いかわからんわ!!
あの様子だと今夜は夜更けまで飲むんだろうね、と私達はクスクス笑いながら今年最後の散歩を楽しんだ。
それにしても、、、、、、
大きな羽飾りのついたカチューシャをクレアが見せてくれながら、
「今日はファンシードレスパーティのようにして、男の人達はボウタイで、女の人達はこんな感じかしらね、良かったわ、見つけることが出来て」と言ったその様子がなんとも恥ずかしそうで楽しそうで嬉しそうで、可愛かった。
そして私はと言えば、こんな、安っぽいのに6,7ポンドもする小さな子供が買うようなお飾りをこのイギリスではあちらこちらで見かけるけれど、
そーか、こういう時のために、大人も買うのか、、、
と思って感心していた。
2011年12月31日土曜日
2011年12月26日月曜日
2011年12月20日火曜日
まだ20日だけれどノースベリック
去年の事があるからと、
去年に比べてかなり暖かいにもかかわらず、
早々とノースベリックに到着。
クリスマスまでまだ5日。
こうなるとトラウマ入ってるな。。。
キッチンにはいい匂いがしていて、
何だろうと思っているとその内にヒューがまな板の上でゴロゴロ何かを転がしているから、
期待に胸高々すること20分、
こんな物が出来上がった。
熱々だからね、力入れてつまんだら粉々になるからね、と言われながら、
そーか、ビスケットか、、、とどこか釈然としないまま口に放り込んだら、
とてつもない美味しさだった!!!!!!!
ビスケットだけれど甘くない、お酒のおつまみ用のチーズビスケット、
本当にたまらない美味しさで、誰か止めてくれないとパクパクパクパク食べちゃいそうで怖くなるくらいの味。
小さい頃に野菜だと思って食べた煮物が甘くて騙された気分になって以来、煮物が大嫌いになったのを思い出したけれど、これはその逆バージョンのようなもんだな。
前回見た時にとても気に入っていたから、今年もまた会えたね!と思ったこのクリスマス用の飾りもの。
クレアがチャリティーショップで見つけたもので、だからどこにでもあるわよ、、と彼女は言うけれど、
私が普段見るのはもっと、ちゃっちい感じのものばかり。
まぁ、クリスマス用のものは毎年一つ一つ、記念になるものをゆっくり増やしていけたらいいなと思うから、そのうちこんな可愛いものとの出会いがあるでしょう、、と焦らずいこうと思う。
そして、バスロック。
やっぱり今は白くない。
みんなは、バスロックの大半はガニットの糞で白いのだと言ったけれど、
やっぱりガニットが去った後はこうして灰色なんだから、
やっぱりガニットの白さなんだ。
去年に比べてかなり暖かいにもかかわらず、
早々とノースベリックに到着。
クリスマスまでまだ5日。
こうなるとトラウマ入ってるな。。。
キッチンにはいい匂いがしていて、
何だろうと思っているとその内にヒューがまな板の上でゴロゴロ何かを転がしているから、
期待に胸高々すること20分、
こんな物が出来上がった。
熱々だからね、力入れてつまんだら粉々になるからね、と言われながら、
そーか、ビスケットか、、、とどこか釈然としないまま口に放り込んだら、
とてつもない美味しさだった!!!!!!!
ビスケットだけれど甘くない、お酒のおつまみ用のチーズビスケット、
本当にたまらない美味しさで、誰か止めてくれないとパクパクパクパク食べちゃいそうで怖くなるくらいの味。
小さい頃に野菜だと思って食べた煮物が甘くて騙された気分になって以来、煮物が大嫌いになったのを思い出したけれど、これはその逆バージョンのようなもんだな。
前回見た時にとても気に入っていたから、今年もまた会えたね!と思ったこのクリスマス用の飾りもの。
クレアがチャリティーショップで見つけたもので、だからどこにでもあるわよ、、と彼女は言うけれど、
私が普段見るのはもっと、ちゃっちい感じのものばかり。
まぁ、クリスマス用のものは毎年一つ一つ、記念になるものをゆっくり増やしていけたらいいなと思うから、そのうちこんな可愛いものとの出会いがあるでしょう、、と焦らずいこうと思う。
そして、バスロック。
やっぱり今は白くない。
みんなは、バスロックの大半はガニットの糞で白いのだと言ったけれど、
やっぱりガニットが去った後はこうして灰色なんだから、
やっぱりガニットの白さなんだ。
毛糸のポンチョの穴
お気に入りのポンチョに虫食いがあるのを発見した。
それまでのんびり電車の窓の外の風景を眺めていたのが急遽一転してこんな状態になった。
ヒマだったら編み物でもしようかと思って持ってきた毛糸がまさかこんな風に早速必要となるなんて予測もしていなかったけれど、
茶のモヘアで編み物針を使って穴を塞いでみると、不細工ながら、なんとかなったのを見て、
こういうのが出来るってのが、手編みが出来る甲斐があるってことだよね~、と1人ニマニマ、満足だった!!
しかし見て、この必死さ。
小さい穴だったってゆーのに、さすが不器用、髪ぐしゃぐしゃに上にあげてお猿の身づくろいのように真剣さ全開で自分で見ても微笑ましいというかなんというか。。。
それまでのんびり電車の窓の外の風景を眺めていたのが急遽一転してこんな状態になった。
ヒマだったら編み物でもしようかと思って持ってきた毛糸がまさかこんな風に早速必要となるなんて予測もしていなかったけれど、
茶のモヘアで編み物針を使って穴を塞いでみると、不細工ながら、なんとかなったのを見て、
こういうのが出来るってのが、手編みが出来る甲斐があるってことだよね~、と1人ニマニマ、満足だった!!
しかし見て、この必死さ。
小さい穴だったってゆーのに、さすが不器用、髪ぐしゃぐしゃに上にあげてお猿の身づくろいのように真剣さ全開で自分で見ても微笑ましいというかなんというか。。。
2011年12月19日月曜日
カフェ「KIPFERL」のグラシュ
クリスマスが近づいたこの日は外から見ても超ギシギシの人気カフェに怖じ気づくこともなく、何故かすんなりと入店して、待ち列の最後尾にしっかり並んだ。
しかも、結構長い長い時間を狭い店内で立って待っていたのだから、本当に自分でもどうしたのか分からない、これがクリスマスというものなのか?
そして食べたのがこのグラシュ!!
手作り感たっぷ~~~りのこのグラシュ、お肉派ではない私は牛肉のゴロゴロっぷりに引き気味になりながらもそれでももう一口後一口とついつい食べてしまう素朴な美味しさだった。
しかも付け合わせのパスタがものすごく美味しくて、今思い出してもまた食べたくなる味だった。
ところでKIPFERLって何ですか?とお店の人に聞いたら、「待ってて、見せてあげる」と言って、持ってきてくれたのがこの上の写真の右上端に乗ってるカシューナッツのような形のお菓子だった。
ショートブレッドのような味の、不思議なお菓子。
今回はグラシュでお腹がパンパンになったからデザートまで辿り着けれなかったけれど、
次回は普通にここの人気メニューらしいホットアップルパイとかもいいかな。
コベント・ガーデンのクリスマス
2011年12月14日水曜日
BBC Frozen Planet ねつ造騒ぎ
この問題が発覚する前の数週間、何故かニックが見ろ見ろと誘ってきていたこの番組。
ハイハイとこっちも2回返事でのらりくらり避けていたのだけれど、
そのワケは私がBBC嫌いということでは別になく、単に、テレビ放送は作りものだから、いくらネイチャー番組とはいえ、完全に手放しで称賛しながら見ることが出来ないという私の小さい頃からの性格によるもので、
だから別に見てもいいし、見なくてもいいし、見たら見たで面白いし、見なかったら見なかったで別にいいくらいの、大して他のテレビドラマと変わらない位置にあったわけで、だったらDVDで映画観る方が先という精神ゆえからだった。
まぁ、Sex and the City見ようかな、ネイチャ―番組も面白そうだけれど、キャリーのナレーションよりアッテンボロ―のナレーションの方がウザいからな、くらいの違いだったワケで。
そんなことで、一向にFrozen Planetを見る気配のない私にがっかりした様子だったニックに悪いな~と思いつつあったそんな矢先に起こった事件。
それをねつ造と言うのかどうかはともかくも、
「視聴者の質は向上していますし、なぜ野生で撮影することができなかったのか、理解してくれる と思います」
↑一番笑ったのはコレ。
”視聴者の質は向上していますし”だって。
おいおいおい、である。
そもそも、なぜ野生で撮影することができなかったのか、なんてことが問題になっているワケではないのだ。大した論理のすり替えである。
その上、理解できない質が良くない視聴者なんて、あなた、そう思われたくないでしょう?でしょう?!という脅迫的圧力まで感じさせる。
さすがBBC、前からこんなだったけど、しかし弁解はもうちょっとマシだったような記憶が。。。
そして一番笑ったのが1人の日本人のコメント、
「まぁ、トップギアを放送するBBCだし、しょうがない」。
ぷぷぷ☆
確かにね~!
日本人オモロ!!とケテケテ笑ってこの件も終わりかと思いきや、、、
ニックの実家・ミラー家でそれは起こった。
とにかく、ニックを抜かして全員が、
BBCは素晴らしい!!
BBCのネイチャー番組に対してそんなことを言うなんて!!
てな姿勢なのだ。
あんなのがねつ造の内に入るわけがない!!
ちゃんと番組を見ていたら、分かるはずだ!!
しまいには、
私達視聴者は動物達をカメラで撮ることの大変さを理解してるハズでしょう!!
と言った。
しっかりBBCの口車に乗せられてるやんけ。。。。。
そこで聞いてみた、
じゃ、小さなキャプションなりなんなりを付けて事実を伝える大切さは必要だと思わないのか?
すると、思わない、と言う。そんなことは問題ではないくらい素晴らしい番組なのだから、と。
そこには全く嘘はない、と。
ミキはそう思わないの?と聞かれて、
私はBBCのネイチャー番組がどんなに素晴らしいかを大げさに語った後、
例えばですよ、あの素晴らしい番組と比べたらいけませんが、と断った上で、
シルバージュエリーの話をした。
例えば私がシルバージュエリーの話をしながら売っているとします。
そこにはほとんどごシルバーなのだけれど、ほんの僅かにそうじゃないのがあって、
1人のお客さんはそれを買ったとします。
後日、そのお客さんは怒ってやって来て、
「コレはシルバーじゃないじゃない! 騙されたわ!!」
と言う。
私は、
「いや、ほとんどがシルバーだったのだけれど、僅かにそうじゃないのがあっただけです」と言う。
騙す気などなく、しかもあなたは賢いので分かってくれるでしょう、と。
そして交換をするのだけれど、そのお客さんはきっと言うでしょう、
「次回から紛らわしいことしないでよ!!」と。
それとも、
”結局は騙す気だったんだわ”と思ってもう2度と店には来ないか。
どっちにしろ、そういう面倒を避けるために、明確にしておかなきゃならない事柄があって、
それは面倒くさいが結構重要なことだと思うし、
騙す気がないのなら尚更気を付けなければいけない。
それを良心的ともいう、と言った。
だから今回のBBC騒動は、結局のところBBCのような大きな会社で(騙す気がなかったにせよ)そういうことをいい加減にしたのが問題だと思うと、柔らかく言ってみた。
大体、「子供のいる母熊の巣穴にカメラを持ち込んだら小熊かカメラマンが殺される」と開き直るなら、最初からそんな番組進行にしなきゃいいだけの話なのだけれど、
そ
んなことをBBCネイチャー番組信奉者の彼らに言ったら、どんな反撃を食らうかたまったもんじゃないので、ちょこっと軽~く意見したぐらいで終わりたかったのである。
けれど彼らは猛反発。
ああいう番組を作るのは本当に大変なんだ!!と大した騒ぎになってしまったあげく、
ジュエリー売りと一緒にすることがおかしい、とフンと鼻息荒い。
とうとう、
動物園の部分なんてほんの少しなんだから!!
自然の映像と混ぜて、上手に作ったのよ!!
とクレア母が言ったので、
「だから、それを”やらせ”と呼びます」
と私が言い放ち、
一同、
シ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ン。
あ、またやってもうた☆と思った瞬間だった。
クリスマスなのにな。。。。。
ところでこのアイス食べてみたいな。
追記;
少し経って、80年代の映画で(古っ!)ブロードキャスト・ニューズというホリー・ハンターとウィリアム・ハート主演の話がこんな内容だったと思いだした。
ミラー家はすっかりウィリアム・ハート側ということか?
と、いうことは。。。。。。。。。。。
う~~~むむむ、、ムズカシイ問題だ、、、と悩んでしまった。
2011年12月9日金曜日
Angelにある小さなマーケット
あんまり盛況とは言えないマーケットに行くと、
ニックがリンゴと梨の前で足をとめた。
1キロの袋が1ポンド。
悪くない。
しかも違う種類のものでも同じ袋に入れていいという。
私は他に見たいものがあったので、「味見してから買ってね」とだけニックに頼んでそこを離れた。
チラと後ろを振り向いてみると、「うん!」と元気に答えながら彼はすでに種類選びに没頭していた。
再びニックの所へ戻ると、まだ迷っていたニック。
こんなにたっぷりあっても仕方ないよね~と言う彼に、今日は寒いし豚か鳥と一緒に煮込んでキャセロールにしようよ、と提案すると、じゃぁ、と3袋購入することに決定。
そこでまた「味見はしたんだよね?」と聞くと、
うんもちろん!と言って、店の前に並んだ箱を指差した。
見ると、そこにはプラスチックの箱が5個ほど並べてあって、薄く切られた味見用が種類別にされていた。
あぁそう、と答えながらもちょっと不安になったところへニックがその箱の1つに手を延ばし、
この梨美味しいと思うんだけど と差し出してきた。
食べたら美味しかったので、まぁ美味しいよね大丈夫だよね、と思っている間にニックが支払いを済ませた。
そしていざ家に帰って食べてみると。。。
リンゴはともかく、梨はまぁまぁか味が全くしないか、という代物だった。
ガッカリ☆
見事に不安的中、
味見用でやられてしまったのである。
そりゃーそうだよな、
味見用に切って、自分達が食べて、マズかったらそれは味見用の箱に入れないもんな。
まぁでも彼らも騙すとかのつもりでやったわけじゃなくて、
実際問題、
あんまり美味しい果物がイギリスでは採れないし、
3個に1個当たりがあればそれで良し、
それどころか大当たり!みたいな文化だから文句も言えないよな。
それにしてもこのAngelにあるマーケットはなかなかショボイにもかかわらず、
つい私の足を運ばせてしまう魅力があるのは何故かしら??
ニックがリンゴと梨の前で足をとめた。
1キロの袋が1ポンド。
悪くない。
しかも違う種類のものでも同じ袋に入れていいという。
私は他に見たいものがあったので、「味見してから買ってね」とだけニックに頼んでそこを離れた。
チラと後ろを振り向いてみると、「うん!」と元気に答えながら彼はすでに種類選びに没頭していた。
再びニックの所へ戻ると、まだ迷っていたニック。
こんなにたっぷりあっても仕方ないよね~と言う彼に、今日は寒いし豚か鳥と一緒に煮込んでキャセロールにしようよ、と提案すると、じゃぁ、と3袋購入することに決定。
そこでまた「味見はしたんだよね?」と聞くと、
うんもちろん!と言って、店の前に並んだ箱を指差した。
見ると、そこにはプラスチックの箱が5個ほど並べてあって、薄く切られた味見用が種類別にされていた。
あぁそう、と答えながらもちょっと不安になったところへニックがその箱の1つに手を延ばし、
この梨美味しいと思うんだけど と差し出してきた。
食べたら美味しかったので、まぁ美味しいよね大丈夫だよね、と思っている間にニックが支払いを済ませた。
そしていざ家に帰って食べてみると。。。
リンゴはともかく、梨はまぁまぁか味が全くしないか、という代物だった。
ガッカリ☆
見事に不安的中、
味見用でやられてしまったのである。
そりゃーそうだよな、
味見用に切って、自分達が食べて、マズかったらそれは味見用の箱に入れないもんな。
まぁでも彼らも騙すとかのつもりでやったわけじゃなくて、
実際問題、
あんまり美味しい果物がイギリスでは採れないし、
3個に1個当たりがあればそれで良し、
それどころか大当たり!みたいな文化だから文句も言えないよな。
それにしてもこのAngelにあるマーケットはなかなかショボイにもかかわらず、
つい私の足を運ばせてしまう魅力があるのは何故かしら??
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