2011年2月4日金曜日

Stratford: シェイクスピアの家

ストラットフォードと言えば、、、

シェイクスピア!!!!!!!!!!


そしてここはシェイクスピアの生まれた家。
お父さんのジョン・シェイクスピアは市長でありながら手袋を売る商人でもあり、ウィリアムが脚本家として成功する前からかなりの資産家だった。

向かって一番右下の部屋の窓べりに手袋を吊るして、そこから売っていたという。


ところで父ジョンが亡くなってから、ウィリアムはここには住んでいなかったので、ここをなんとPubに変えて商売を始めたという。
父親に似てかなりの商売人だったらしいウィリアム。それで文才もあったなんて、
sooooooo hot!!!  笑




家の前の通りはこんな感じで結構広い。
ストラッドフォードでは一番広いらしく、当時そのままの形で残っていて、保存地区に登録されている。

家の中に入って、ジョンが手袋を売っていた窓辺からこの通りを眺めていると、当時の情景が目に浮かぶような、不思議な感じがした。
この日はとても寒くてたまたま人通りが少なかったけど、多分普段はもっと活気があるはずで、しかもウィリアムの時代はこの通りがメイン通りだったから色んな事が起こっていたんだろうな、、と想像しやすい雰囲気がまだそこにはあった。

いつもだったら英語だと聞き流しているのに、そこにいたガイドの人が話し方がとても上手で、彼の話を聞いてるうちにスッと体ごと引き込まれてしまって、そのまま見事に1500年代にタイムスリップ。
通り過ぎる牛や馬や、物売りのこまごまとした日用品や野菜や果物が実際に窓の外に見えるみたいだった。
そう言うと、「そうだよね、そうなんだ、本当に不思議な感じがするしとても興味深いよね、本当に当時と変わってないからだよね」と、その優しい語り口からしてどことなくケネス・ブラナ―を彷彿とさせるようなそのガイドがそうつぶやきながら遠い目をして窓からの景色を眺めた。それを見てたら、きっと今までウィリアムシェイクスピアに人生の大きな部分を捧げてきた人なんだろうなと思った。



部屋に残されている物で当時そのままの物はダイニングルームの石畳。
シェイクスピアが歩いていたなんて!!!
もしかしたら、今からでもちょっとは頭良くなるかもと思ってつま先でしつこいほどスリスリしてきた。

ただなんとなく。
シェイクスピアの雰囲気にぴったりと思った木。



小さい時からストラットフォードの街のことは聞いていたから、なんだか、”とうとう来ちゃってるのか~!”という感が強すぎてあんまりピンとこない。
ただ、一日中さざ波のような静かなハイさが体中にみなぎっているのが自分でも分かって、1人でちょっと恥ずかしくなったりしていた日だった。

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