さて、これがどなたかお分かりか?
なんと、このクール・ハンサム、
ジャジャ~~~~ン!!
今年のアカデミー賞助演男優賞のChritpher Plummerでした。
とうとう取ったか!!!という思いで一杯。
映画『Dolores Claiborne』の彼が特にお気に入りの私はとっても嬉しい。
今年で84回目のアカデミー賞、彼は82歳で取った。
まさに映画史と共に生きてきた男なんであって、
スピーチも素晴らしいものだった。
「君は僕よりたった2つしか年上じゃないのに、いったい今までどこに行っていたんだい?」。
最近はショボイ俳優ばっかりだし、こういう人が貫録ださなきゃそろそろアカデミーも箔に問題が出てくる頃である。
今年はオスカーをライブ中継で観ようと心に決め、全く興味のないニックを脅すも同然に調べさせると、
数ヶ月前に加入していたSky Movieで中継されることが分かった。
オスカーをライブで観るなんて実に久し振りの事で、気分も高揚、準備も万端、
真夜中の12時過ぎに始まるレッドカーペットから楽しもうとテレビをつけようとすると、
「本当にアカデミー賞ライブで観るつもり?」
とニックが聞いてきた。
何をいまさら!と、「ニックは先に寝れば? うるさかったらドア閉めるから」と言うと、
「いいよ、僕も観るよ」、と言う。
こういうのに興味ない人には面白くもなんともないと思うよ、先に寝ればいいじゃないと言うと、
「いいよ、僕も観たくなったし。でも。。。」
と言うから、でも、何?と言うと、
「朝になるよ。。。」とニック。
だから?と冷たく聞くと、
「再放送観ればいいじゃない。」。。。
再放送じゃ、ヤなのーーーーーっっっ!!
ライブで観たいのーーーーーっっっ!!
久し振りで、楽しみにしてたのーーーっっっ!!
先に寝てーーーーーーーっっっ!!
と発狂すると、ニックは慌てて、
「分かった、分かった、観ればいいじゃない」と言った。
言われんでも観るわ!!!!!!!!
そうしてレッドカーペットが始まると、つくづく思った、
アカデミー賞はアメリカの物である、と。
日本で観ていた時は、何回も何回も、中継地点である日本のスタジオが映しだされ、
ワケ分からん男女の進行役が、それこそ何回も何回も意味不明な笑顔を振りまくからだんだんイラッとしてきて、”お前は誰だ??!!!”と思うことしばし。
しかしここ、ロンドンでも中継地点であるロンドンのスタジオが何回も映し出されるのは全く同じ。
何回も何回も何回も、映像はロンドンに戻り、ここでもコメンテーターがやはりああでもないこうでもないと言い合っていてうるさいことこの上ない。
まぁそれでも、日本のように、まったく関係ないにもかかわらず、レッドカーペットに登場するかのようなドレスやらタキシードやらをきてやたらものものしく、”優雅”ぶってはいないだけマシなのだろう。。。
と思って見ていた。
しかも結局のところ、イギリス人にとってはアメリカの賞だから、どうでもいいっていう感じがありありで、コメントもソファにだらっと座ってスナック食べながら飲みながらのあくまでお気楽なものであった。
こういうイギリスを見ていると、やはりこういう大きなイベントは、
エンターテイメント大国アメリカに住んで一度味わってみたい!!
というのが本音だ。
まぁ、アメリカといってもあくまでロスアンジェルス辺りじゃなけれオスカーで浮かれてはいないのだろうけれど。。。
そんなことを思っていると、画面にこんな女の子が。
あれれ、この女の子、映画『About a Boy』のあの可愛い子じゃないか?!!
そーだ、声が同じだ、あの子だ!!!!!
とニックに言ったら即調べてくれ、やっぱり同じ人だと分かった。
今までどちらに??と思っていると、ニックがネット見ながら教えてくれたには、ハリーポッターに出ていたらしい。
ハリーポッターか、、、そりゃ分らんかったわ。。。。
しかしもうあれから10年。 10年なんである。
『About a Boy』からもう10年。
そりゃあのエリ―もこんなに成長しますよね。。。
しかし彼女のファンキーなキュートさは相変わらず健在で、嬉しかった。
バンドもやっていて、ボーカル+なんと、アコーディオンというから、是非チェックしなければ。
そしてアンジェリーナジョリー。
私の全然全く好みじゃない、アンジェリーナジョリー様。
彼女は映画『GIA』で終わったと思っている私。
なぜにこの立ち姿?
笑いを取ろうとしたけれどお笑いのセンスがないから別の方に行ってしまった例? 何??
ファンではない私が擁護するのもなんだけれど、べつに見せびらかしたかったわけではなく、セクシーさをアピールしたかったわけでもなかったと思う。だってこんなに世界で圧勝しているその存在なんだから、今更そんなことするわけないと思う。
多分、賭けでもしたか??
ブラッドと子供かなんかにけしかけられて、
「ママって普段あんまり面白くないけど、笑いとるとかそういうことできる?」
「もちろん出来るわよ!!」
「ほんと? アカデミーのステージでとかでも??」
「いいわ! やって見せるわ!!」
というような、裏事情があったのではないか??と思わせる、何とも不思議~な動きだったアンジェリーナ。
本当に謎な人だわ。。。。。
でも多分フツーの人なんだろう。。。。。。
そして、第84回アカデミー賞、話題をかっさらったのがこのお方、Jim Rash。
映画『Decsendants』の脚本賞で壇上に上がってこの通り、
アンジェリーナの真似をして見せた。
すごい、早い、頭の回転!!と大笑いしてしまった。
髪の毛ないのに、アンジェリーナのロングヘアーを自分もなびかせるかのように何回も首と頭を振ったところがモロ受けた。
それにしても、その時に大笑いしているアンジェリーナが映るかと思えば、
全く映らなかった。
あぁ、ここで大笑いしている彼女の顔がアップにでもなれば良かったのにね、
せっかくのチャンスなのにどこにいるんだアンジェリーナよ!!と思った。
ところでフツーの人といえば、このブラッドピットが一番フツーの人だと思う。
きっととてもいい人なんだね、彼。。。
ところでこれはプレゼンターする前のワンショットなんだけど、
もうこんな脚出しポージングしてるんだよね。。。
てことは、ステージでのあれは、笑いを取るためではなかったのかしら・・?
レッドカーペットで一番気に入ったドレス。
ロンドンのジバンシーで作ったという。
ジバンシーと知る前から見てすぐ好きだったので、やっぱりまだ私はジバンシーが一番好きなんだな~と思った。
全てが終わって朝5時、こんなにテレビを見て楽しんでリラックス出来たと感じたのは久し振りのことだった。
やっぱりアカデミー賞観なきゃね~、満足満足、とソファから立ち上がってベッドに向かおうとしたその時、ニックが言った。
「初めてアカデミー授賞式見たけど、良かった~!」。
えっっっっっっっ、初めてだったの???!!!!!
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