2011年11月12日土曜日
映画『ミッドナイト・イン・パリ』
ウッディの最新映画はとてもとてもとても良かった。
何よりも、私と同じ想像をしていたことに、やっぱりウッディもなのね~!!、と思って本当に嬉しくなったけれど、
嬉しくなりすぎて切なくなってしまい、涙が出てきた。
そうしてぽつんぽつんと涙を流しながら、ウッディアレンも76歳になってしまったね、キャリアのこの時点でこういう映画を作れて良かったね、と思った。
なぜか上の立場っぽいんだけれど。笑
とにかく私がずっとずっと思い描いていたその時代のパリがそのままスクリーンに飛び出して来たような、そんな夢のような映画だったので、映画館を出てからずっと夢心地のまま、現実と映画の世界がごっちゃになったままロンドンの街をぶらぶらした。
あぁ、わたしもあの場所にワープしたいな。
羨ましいな、オーウェン・ウィルソン。。。(←今だに現実と映画がごっちゃになっている)
しかし、主役のオ―ウェン・ウィルソンは全く好みではないのだけれど、2001年に『エナミ―ライン』=(Behind Enemy Lines)という映画はなかなか私のツボにハマり、
コイツ誰やねんな。。。と思いながらも何回も繰り返し見るくらいに好きな映画だったので、弟の潔に薦めたところ、後日に電話が来た。
「あの主役、ニックさんにそっくりだ!!」と言う。
え~~~~~っっ、やだ~~~~っ!!!
オーウェン・ウィルソンなんて好みじゃないよ~~~っっ!!
と言って電話を切ったが、よく考えてみるとニックも別に好みじゃなかったんだ、そういえば。爆笑
しかしこの俳優がその後になんとケイトハドソンと付き合いだした時は、
マジか?!! あなたっていったい何者なの?!!
とものすごくびっくりした。
そうしてしばらくしたら今度は薬の過剰摂取やら手首を切るやらして自殺を図る騒ぎを起こした。
そんなこんなでなかなかハリウッドで目立っているのだけれど、その彼が今回のウッディ映画の主役と知って、想像もつかなかったコンビにまたびっくり。
どうなのかしら~と映画が始まるその瞬間まで不安に思って恐る恐る見始めたら、
なかなかやっぱり彼は悪くない。
そして観終わった今、事あるごとに色んなシーンを断片的に思いだし、
するとオーウェン・ウィルソンの顔も浮かび上がってくるけれど、
そうしているうちにますます彼が映画に馴染んでいくような感じがする。
まるで皮のようだわ。
本当に、不思議~な俳優さんだなぁと思う。
追記:
先日彼が『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』の脚本を手掛けていたことを知って、私のびっくりも最高潮となった。
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