2011年8月31日水曜日
フランスのバゲット
一ヶ月の滞在予定でパリに到着。
今回は、列車の窓から景色眺めてこれから見るパリに思いを馳せる、、、なんてこともなく爆睡し、
周りのざわざわ感で初めて目が覚めた時に時間を確認したら発車から約2時間ちょっと、
じゃぁ、あと1時間は眠れるぞと思ってまた眼を閉じようとしたら、横でニックが、
「ミキ、着いたよ」
と無情の声。
え~~~! もう?? もっと寝かせてよ~!!
と思いながらなんとか身支度をし始めた。
2時間強でロンドンからパリか~、4年前とは違うなぁ。
それでも列車を降りると、途端にパ――――――ッと強い日差しが降り注いできて、
うわぁ~~~~っっ!! パリだぞ!!
ロンドンじゃないぞ!!
と、まだ半分ボーーッとしながらニンマリ。
遅ればせながら、夏をやっと感じることができた。
今回滞在するアパルトマンのオーナーさんに会った後、簡単なアンパッキングをして早速お散歩に出かけた。
目的はもちろん、バゲットとタルト!
予想通り、季節通りのリンゴのタルトが美味しい。
ロンドンにはない文化だ。。。(←はい、もちろんそれは食文化。。。)
左端に見えるのは薔薇。
そう、実はロンドンのフラットのバルコニーから持ってきたのだ。
だって、花が咲く所がどうしても見たかったから!
このバラ”レマン”は姿も香りも素晴らしいだけあって棘がものすごく鋭いから、底に湿らせたテーブル布巾を敷いて、アルミフォイルを幾重にも巻いて、ピロンヌの袋に入れて、そっと運んで持ってきた。
それが一枚目の写真。
苦労の甲斐あって、初日から食卓に花があるのがとても嬉しい。
ユーロスターのセキュリティーチェックの人には不審がられたみたいだけど。。。
ということで、夕飯。
”トム”のチーズ、生ハムにトマトサラダに、ペペロンチーノ、そしてデザートはリンゴのタルト、という、何とも手間いらずのメニュー。
でもそれもみんな、この美味しいバゲットがあるからこそ、最高のご馳走になる。
本当に、ロンドンのあの不味いパンは何とかならないものかと、つくづく思った第一日目の夜だった。
2011年8月30日火曜日
チャイナ・タウンの豚まん
2011年8月28日日曜日
天気と根比べでガーデニング
最近は雨ばっかり。
しかも朝からずっと降ってくれるんだったら家の中でじっくり過ごせるのに、そこはロンドン、そうはいかない。
降って晴れて降って晴れて降って晴れて、、、の繰り返し。
しかもちょこっと晴れるんだったら分かるけど、キラッキラの太陽が出てきちゃうからこっちも期待してしまう。
今日は天気と根比べ。
そのキラッキラの太陽が出てきたら即ベランダに出て庭仕事、雨が降ったらサッと中に避難する、、ってのを繰り返した。
あんまりはかどったとは言えないけれど。。。
こんなにトマトが出来ていて嬉しい。
しかも朝からずっと降ってくれるんだったら家の中でじっくり過ごせるのに、そこはロンドン、そうはいかない。
降って晴れて降って晴れて降って晴れて、、、の繰り返し。
しかもちょこっと晴れるんだったら分かるけど、キラッキラの太陽が出てきちゃうからこっちも期待してしまう。
今日は天気と根比べ。
そのキラッキラの太陽が出てきたら即ベランダに出て庭仕事、雨が降ったらサッと中に避難する、、ってのを繰り返した。
あんまりはかどったとは言えないけれど。。。
こんなにトマトが出来ていて嬉しい。
収穫、収穫。
これより上はどうしたらいいんだろう。。。。?
てっぺんに棒をちょこんと足すか?
バンザ――――イ!!!!!!
でももうすぐパリ旅行。
早く咲け早く咲け!!と唱えてみる。
ここロンドンでは珍しくもないのだろう、誰も、「あ~! 虹だ~!!」なんて言わない。
私もそうなるのかな~?
でも、今のところはまだ、「あ~! 虹だ~!!」と叫んでいる。
2011年8月22日月曜日
大英博物館で避難命令
入館して1,2分後、
ピーーーーーーーーーーーッ
ピーーーーーーーーーーーッ
ピーーーーーーーーーーーッ
と鳴り出した警報機。
何があったのか分からないまま、避難命令に従ってみんなでこうしてぞろぞろと出口へ向かう。
思わず映画『トーマス・クラウン・アフェア』を思い出した。
それにしても、もし何かヤバいことがあったら、実は避難なんて無理なんだろうなぁ、と思う。
出口に向かってパニック起こしても困るし、
だからゆっくりゆっくり、まずは右から、そして左から、次は階段から、という風に順繰りに人々を外に出すんだけど、
でもこんな風にしてたら、何かあった時は遅いわな。
ソーホーだし、1人は確実に”女の子”だったけど、あと1人はそうでもなさそうだった。
でも店内はゲイ御用達な音楽がガンガンかかっていて、ストレートで何時間もあの曲は大変だろうなと思った。
夜は初めて作ってみたサマープディング。
これが大失敗だったのよォ~~~☆ ぐっすん☆
次回に期待したい。
ピーーーーーーーーーーーッ
ピーーーーーーーーーーーッ
ピーーーーーーーーーーーッ
と鳴り出した警報機。
何があったのか分からないまま、避難命令に従ってみんなでこうしてぞろぞろと出口へ向かう。
思わず映画『トーマス・クラウン・アフェア』を思い出した。
それにしても、もし何かヤバいことがあったら、実は避難なんて無理なんだろうなぁ、と思う。
出口に向かってパニック起こしても困るし、
だからゆっくりゆっくり、まずは右から、そして左から、次は階段から、という風に順繰りに人々を外に出すんだけど、
でもこんな風にしてたら、何かあった時は遅いわな。
しかしみんな、の~んびり。
慣れてるんだろね。
ソーホーだし、1人は確実に”女の子”だったけど、あと1人はそうでもなさそうだった。
でも店内はゲイ御用達な音楽がガンガンかかっていて、ストレートで何時間もあの曲は大変だろうなと思った。
夜は初めて作ってみたサマープディング。
これが大失敗だったのよォ~~~☆ ぐっすん☆
次回に期待したい。
2011年8月21日日曜日
テイト・モダン
最近で一番吹き出した光景。
ラ―ラだ~~~~~~~~~!!
通り過ぎた後、振り返って見てみると、また、、、、、、
ぷっっっ☆★☆★☆★
笑いがこみ上げてきた。
哀愁が漂いすぎちゃってるよ。
ところでこの日はモダン・テイトまでお散歩した。
透明人間の前では、優雅に音楽演奏。
大好きなタンゴ曲が何曲も流れて、なかなかその場から離れにくかった。
途中で、キックボードに乗った女の子が通り過ぎる、と思ったら、そのままピタリと動かなくなった。
その姿が可愛くて、一体何を考えているのかなぁ、、と思っていると、、、
キックボードに乗った男の子登場。
そしてやっぱり真ん前まで来ると、、ピタリと止まってそのまま動かなくなった。
テイトに到着して、私、モダンって苦手なのよ~!と言っていると、
このピカソ。
すごい~~~~~~~~~。
マリー・テレーズだけがいつも例外なく綺麗に描かれていると、相変わらず思う。
いいなーーーーーーーー、こんなに綺麗に描かれちゃって。
顔の右半分、よく見ると、左半分の正面を向いた顔にキスしている横顔。
本当にいいなぁ、この絵。
ニックはこっちが好きだって。
マチス。
ジャコメッティ。
ミロの特別展をやっていて、でもミロはあんまり好きじゃないから、
特別展はパスしたら、やっぱりこの美術館もタダで入れる。
グラウンドフロアには良い美術本が山ほどあるショップが入っているし、
今度はお弁当持ってゆっくり来ようと思った。
2011年8月20日土曜日
先進発展途上国で検査手術
手術を受ける人は朝の7時に一斉に集合して各自のベッドに通されて時間が来るのを待つ。
私が手術室に入るためにその隣の部屋で麻酔医と一緒に待機し始めたのは9時25分過ぎ。
意外や意外、着々と進んでるわ~、、、と思っていると、
ため息をつきながら外科医が手術室から出てきた。
どうしたの?と麻酔医が聞くと、
首を振りながら外科医が答えた、
「電気の問題で、ライトが点かないんだよ~!」
へっ??!
ラ・イ・ト・が・点・か・な・い?
で・ん・き・の・も・ん・だ・い?
おいっ~~~~~~~~!!!!!!
「今、エンジニア直してるから、ここでまだ待機だ」。
エンジニアが直してるぅ~~~~~??!!!!
「そう、じゃ、仕方ないわね~、お喋りでもしましょ、いいかしら?」、と最後の言葉はこっち向いて麻酔医が言う。
いや~~~、美人の麻酔医と喋るのはいいけど。。。。
いったい、どんな国なのよ。。。。。。。。。。。
良かった、手術中じゃなくって。。。。。。
ここは先進国と呼ばれる発展途上国、
ここは先進国と呼ばれる発展途上国、
ここは先進国と呼ばれる発展途上国、
と唱えて、時が過ぎるのを待った。
私が手術室に入るためにその隣の部屋で麻酔医と一緒に待機し始めたのは9時25分過ぎ。
意外や意外、着々と進んでるわ~、、、と思っていると、
ため息をつきながら外科医が手術室から出てきた。
どうしたの?と麻酔医が聞くと、
首を振りながら外科医が答えた、
「電気の問題で、ライトが点かないんだよ~!」
へっ??!
ラ・イ・ト・が・点・か・な・い?
で・ん・き・の・も・ん・だ・い?
おいっ~~~~~~~~!!!!!!
「今、エンジニア直してるから、ここでまだ待機だ」。
エンジニアが直してるぅ~~~~~??!!!!
「そう、じゃ、仕方ないわね~、お喋りでもしましょ、いいかしら?」、と最後の言葉はこっち向いて麻酔医が言う。
いや~~~、美人の麻酔医と喋るのはいいけど。。。。
いったい、どんな国なのよ。。。。。。。。。。。
良かった、手術中じゃなくって。。。。。。
ここは先進国と呼ばれる発展途上国、
ここは先進国と呼ばれる発展途上国、
ここは先進国と呼ばれる発展途上国、
と唱えて、時が過ぎるのを待った。
2011年8月18日木曜日
Tea at the Ritz :100ポンドのお茶時間
またニックが予約を入れちゃっていた。
今度はリッツ。
キャンセルキャンセル!!と言い放つと、
またもや、
「でも100ポンドキャンセル料払わなきゃいけない」ときた。
100ポンドのキャンセル料~~~~~~??!
そんなの、払うわけにはいかない。
断じて、許されない。
行っても100ポンド、行かなくても100ポンド、
もちろん行くしかない。
でもここでニック母クレアに電話してヘルプを求めた。
そうじゃなきゃ、怒りが私の体から出ていかないことが自分でも分かっているから。
クレア母曰く、
「そーね、ミキ、分かっているわ、ニックは話し合っても聞いていないのよ、私も同じ問題を抱えているから充分承知しているわ、でも、キャンセル料100ポンドじゃ無駄になるから、もうこうなった以上行って来なさい、そして楽しむのよ、口論は今日はもうしないで、この電話を切ったら出かけて、リッツを楽しんでくるのよ!!」
もっともなお言葉。
でも、二人で話し合って決めたことは全くスル―されるから、私はニックに対してもう話す気力も自信もない、こんなことをこの年になってあなたにお願いするのはどうかとも思うが、ニックに対してこれからどうやっていっていいか、分からない
と言うと、
「そうね! 分かるわ!! 私もヒューとそうだから!! でもミキ、今日はとにかく行って楽しむのよ、そして、帰ってきたら、書くのよ!!!!」
へっ??
書くのよ??
何を???
「紙に、ニックに対して言いたいことを大きく書くの。それを貼っておくのよ!!! いつも彼が見える所にね!!!」
いや~~~~~。。。
いつも見える所に、貼りますか、紙?
35、ですよ、相手は?
そして一言、
「私もヒューに対してはいつもそうしてるのよ!!」
私は「。。。。。。。。。。。。。。。。。」。
そーか、、、そーだよな、、、
ヒューはニックに輪をかけた性格だもんな、、、
なんか、気、抜けた一言であった。
しかしもちろんクレア母の言葉は強い!
電話を終えるときっぱり口論はせずに、そのままリッツへ出かけた。
もちろん行ったからには楽しんだことは言うまでもない。
しかし途中で、シャンペンが出てきて、
「ね、これも100ポンドの内に入っているの?」
とびくびくしながら聞いた私。
もちろん大きなスマイルで、
「入ってないよ(ニコッ)」と答えたニックであった。。。
仲良さげでしょ~~~。
クレアのマジックさ。
それにしても、あんなサンドやスコーンやジャム&クリームを、リッツともあろうものが
出しちゃーいかんぜよ!!!!!!!!!!!
100ポンドもとって、雰囲気料だろうが何だろうが、
言い訳にならん!!!!!!!!!!
日本人はバカじゃないから、こういう形だけのお茶じゃなく、他でいくらでも安く美味しく見つけていると思うなぁ、1人も見当たらなかった。
しかしとっても良いことが!!
ここのピアノマンとお近づきになれたのだ!
ティールームに入る前から私の大好きな曲がバンバン流れていて、席に座るとすぐにアイコンタクト、その内に日本の曲をたくさんたくさんメドレーで弾いてくれて、
1時間30分のお茶が終わると(っとに、シケてるよね! 5スターともあろうホテルが、こういうことやったらアカンよ!!)、ピアノの横のソファに座ってリクエストし放題でピアノを聴くことができた。
その時間、なんと2時間強!!!!!!
らっき~~~~~~~~♪♪♪
次に会う時は、なんとピアノコード教えてくれるって!!!
嬉しいなぁ!!
でも本当に実現するのかしらん??
他の人もどんどんリクエストをしてくるようになって、この人も頼んでいたけど、あいにくピアノマン・イアンはその曲を知らなかった。
でも耳コピですぐ弾けるイアンは、「ちょっと歌ってみてよそのメロディー」と言うと、このお兄さんすっかり動揺してしまった。
そりゃそうだよね、動揺するよね、その気持ち分かる。
でも、イアンは純粋に音楽好きで、知りたい気持ちで一杯だから、
「もうちょっと歌ってみて」
と頼むけど、やっぱりお兄さんは動揺したまま去って行った。
こういうのを見ていて思うけど、みんな、ちょっと、緊張しすぎじゃないか?
マナーさえ守れば、後は適当に、フツーにしいれば、いいと思う。(←私が言ってもあまり説得力ない?)
リッツなんていったって、大したことないんだからさ。(←何様? 泊まれないくせに大口叩くなって?)
いやいやいや、あんなサンドイッチとスコーンとジャム&クリームを出すんだから、
本当に大したことないんだって!!(←よほど根に持った証拠)
クレアへの報告で、クレアのスコーンの方が100倍も美味しいと言うと、
「ノ―ノ―ノ―、ミキ、そんなお世辞はいいのよ、恥ずかしいわ、、、」と言っていたけど、
真剣に事実だから仕方ない。
そしてクレア母は繰り返す。
「今日は楽しんだからそのまま寝て、、明日は書くのよ、ミキ!!」と。
今度はリッツ。
キャンセルキャンセル!!と言い放つと、
またもや、
「でも100ポンドキャンセル料払わなきゃいけない」ときた。
100ポンドのキャンセル料~~~~~~??!
そんなの、払うわけにはいかない。
断じて、許されない。
行っても100ポンド、行かなくても100ポンド、
もちろん行くしかない。
でもここでニック母クレアに電話してヘルプを求めた。
そうじゃなきゃ、怒りが私の体から出ていかないことが自分でも分かっているから。
クレア母曰く、
「そーね、ミキ、分かっているわ、ニックは話し合っても聞いていないのよ、私も同じ問題を抱えているから充分承知しているわ、でも、キャンセル料100ポンドじゃ無駄になるから、もうこうなった以上行って来なさい、そして楽しむのよ、口論は今日はもうしないで、この電話を切ったら出かけて、リッツを楽しんでくるのよ!!」
もっともなお言葉。
でも、二人で話し合って決めたことは全くスル―されるから、私はニックに対してもう話す気力も自信もない、こんなことをこの年になってあなたにお願いするのはどうかとも思うが、ニックに対してこれからどうやっていっていいか、分からない
と言うと、
「そうね! 分かるわ!! 私もヒューとそうだから!! でもミキ、今日はとにかく行って楽しむのよ、そして、帰ってきたら、書くのよ!!!!」
へっ??
書くのよ??
何を???
「紙に、ニックに対して言いたいことを大きく書くの。それを貼っておくのよ!!! いつも彼が見える所にね!!!」
いや~~~~~。。。
いつも見える所に、貼りますか、紙?
35、ですよ、相手は?
そして一言、
「私もヒューに対してはいつもそうしてるのよ!!」
私は「。。。。。。。。。。。。。。。。。」。
そーか、、、そーだよな、、、
ヒューはニックに輪をかけた性格だもんな、、、
なんか、気、抜けた一言であった。
しかしもちろんクレア母の言葉は強い!
電話を終えるときっぱり口論はせずに、そのままリッツへ出かけた。
もちろん行ったからには楽しんだことは言うまでもない。
しかし途中で、シャンペンが出てきて、
「ね、これも100ポンドの内に入っているの?」
とびくびくしながら聞いた私。
もちろん大きなスマイルで、
「入ってないよ(ニコッ)」と答えたニックであった。。。
仲良さげでしょ~~~。
クレアのマジックさ。
それにしても、あんなサンドやスコーンやジャム&クリームを、リッツともあろうものが
出しちゃーいかんぜよ!!!!!!!!!!!
100ポンドもとって、雰囲気料だろうが何だろうが、
言い訳にならん!!!!!!!!!!
日本人はバカじゃないから、こういう形だけのお茶じゃなく、他でいくらでも安く美味しく見つけていると思うなぁ、1人も見当たらなかった。
しかしとっても良いことが!!
ここのピアノマンとお近づきになれたのだ!
ティールームに入る前から私の大好きな曲がバンバン流れていて、席に座るとすぐにアイコンタクト、その内に日本の曲をたくさんたくさんメドレーで弾いてくれて、
1時間30分のお茶が終わると(っとに、シケてるよね! 5スターともあろうホテルが、こういうことやったらアカンよ!!)、ピアノの横のソファに座ってリクエストし放題でピアノを聴くことができた。
その時間、なんと2時間強!!!!!!
らっき~~~~~~~~♪♪♪
次に会う時は、なんとピアノコード教えてくれるって!!!
嬉しいなぁ!!
でも本当に実現するのかしらん??
他の人もどんどんリクエストをしてくるようになって、この人も頼んでいたけど、あいにくピアノマン・イアンはその曲を知らなかった。
でも耳コピですぐ弾けるイアンは、「ちょっと歌ってみてよそのメロディー」と言うと、このお兄さんすっかり動揺してしまった。
そりゃそうだよね、動揺するよね、その気持ち分かる。
でも、イアンは純粋に音楽好きで、知りたい気持ちで一杯だから、
「もうちょっと歌ってみて」
と頼むけど、やっぱりお兄さんは動揺したまま去って行った。
こういうのを見ていて思うけど、みんな、ちょっと、緊張しすぎじゃないか?
マナーさえ守れば、後は適当に、フツーにしいれば、いいと思う。(←私が言ってもあまり説得力ない?)
リッツなんていったって、大したことないんだからさ。(←何様? 泊まれないくせに大口叩くなって?)
いやいやいや、あんなサンドイッチとスコーンとジャム&クリームを出すんだから、
本当に大したことないんだって!!(←よほど根に持った証拠)
クレアへの報告で、クレアのスコーンの方が100倍も美味しいと言うと、
「ノ―ノ―ノ―、ミキ、そんなお世辞はいいのよ、恥ずかしいわ、、、」と言っていたけど、
真剣に事実だから仕方ない。
そしてクレア母は繰り返す。
「今日は楽しんだからそのまま寝て、、明日は書くのよ、ミキ!!」と。
2011年8月16日火曜日
8月も真ん中のトラフファルガースクエア
2011年8月14日日曜日
旅行から帰って指輪をもらう
。。。。。。。。。。。。って!!
どんな指輪なんじゃ~~~~~~~~~~~~~~~っっっ!!!
パセリだよ、パセリ!!!!!!!!
またゴソゴソとベランダへ出ていき、
どんな指輪なんじゃ~~~~~~~~~~~~~~~っっっ!!!
パセリだよ、パセリ!!!!!!!!
と、怒り爆発させようとしたその時に、第二弾のこの指輪の出現で、
あら、
あらあら、
なんか、可愛いじゃないの~~~。。。。
と、 気勢を削がれた。
夜。
第二弾でなんかうまーく丸めこまれたような気がしながらも、ふんふん、可愛いわね、なんて鼻歌歌っていた気分も過ぎ去り、、、
また怒りがムクムクと湧き上がって来た。
大体さ、花が萎れちゃうから、本物のお花の指輪もらっても、ずっとできないじゃん、
意味ねェ~~~~~~っっ!!
すると、危険を察知したニック、
またゴソゴソとベランダへ出ていき、
こんなのを作って来た。
下の方に巻かれた白いのが見えるでしょう?
それはティッシュを水に浸して巻いてあって、ニック曰く、
「こうすると、まるで花束みたいだねぇ~♪ すぐに花がダメにならないしねぇ~♪」。
ほんとだーーーーっっ!! 可愛い~~~~~~っ♪♪
「ね? いいでしょ?」とまたニック。
その言葉で、
なんだ、その、僕工夫したでしょ、出来たでしょ、頭使ってるでしょ、みたいなのは??
なんて、ぴきっ☆っときたけど、結局、まぁまぁ、キュートでなかなかいいアイデアね、、、
と思う私。
丸めこまれてるばあいじゃないぞ私ーーーーーーーーっっっ!!。
2011年8月13日土曜日
デボン旅行 :クロッティドクリーム
朝ごはんをサーヴしてくれた二人の女性。
あんまり大して私の好みではないB&Bだったけど、この二人の力でここの雰囲気がよい感じに仕上がっていたと思う。
写真向かって右の女性と話している途中で、ここのオーナーのことをmy boyと呼んだことに気が付いた。
二人いるオーナーどっちかのママ?!
イアン、まさか、お前じゃぁないだろな、こんな美人のかーちゃんがいるのは!!
しかし、この二人がこのB&Bを切り盛りしていることは、もはや疑う余地がなかった。
朝ごはんには、チェダ―たっぷりのオムレツにした。
チェダ―好きな私には美味しく感じた。
しかし、なんだね、この、フライパンに卵を敷いたまましっかり火を通して、それを二つ折りにするっていうオムレツの作り方はここイギリス以外の国であるのかしらね。
いい加減、私もそろそろ慣れてきたけど。
車で帰る途中、パッと目の前を通り過ぎた光景がまるでデジャヴ、
びっくりして、降ろしてくれるようにニックに頼んだ。
するとやっぱりそこはネットで見た毛糸屋さん!!
ちょっと前に、ロンドンの安売り毛糸屋さんをネットで探していたらここが出てきて、
感じのいい店構えだな~と検索すると、そこはデボンだった、そうだった!
ちっ☆ なんだよ、ロンドンって言ってるだろ、そんな遠くのお店出してこられたって、行けねーだろっ。。。、と、ぶちぶち文句言ったんだっけ。
それが今目の前に!!と思ったら、買わずにはいられなかった。
さすが、あの時安売りで検索しただけあって、どれでも25%オフ!!
ロンドンでは買えない値段。
海を見ていこうと、散歩。
本当に気持ちがいい。
ノースベリックのような海より、、海の幸を食べて海辺で遊んで、というような、
しっかり生活に密着しているようなこういう海がいいなぁ。
なんか、懐かしさも感じるような、そんな場所。
こんな所がイギリスにもあるんだな~、
暖かい気候って大切だよな~、
としみじみ思った。
やっぱり人間にとってあんまりずーっと寒いのはイカンと思うのだよ。。。
熱心に腰までどっぷり浸かって釣り。
シーバスが釣れるらしい。
お散歩中、この壁の色の並び具合がいかにも海辺の町って感じ。
そんなところへ、カモメが何やらくちばしで窓を叩いていた。
コツコツ叩いて、しばらくジ―――ッと前を見つめる。
またコツコツ。そして、ジ―――――ッ。
やだ~~~、まるで、誰かを訪ねてきているみたい~~!!
と大爆笑してると、
今度は玄関前へ。
!!!!!!!!
びっくりして目が離せないでいると、
また、コツコツ、ジ――――――ッ。
コツコツ、ジ―――――――ッ。
ちょっと薄気味悪くなって、笑いが消えたところで、家の中から女性が出てきた。
そして私達に挨拶しながら餌を与えだす。
あぁ、そ~か~、お知り合いなのね!と思ってまた笑顔復活させていると、
なんでもその女の人が話すには、まだこのカモメが小さかった時に足を折っていて、彼女がずっと面倒を見てあげていたそう。
以来、やってきているらしい。
すごーーーーい!
ちゃーーんと、分かって、訪ねてきてたんだ―――!!
あんな人間みたいな仕草に見えたのにはワケがあったんだ――――!!
と、驚いた。
カモメって頭いいんだね。
青い、紺碧の海。
イギリスじゃないみたい。
こんな海を見ながら暮らしたいな。
碧い海。
帰りにお茶をしていく計画だったニックに誘われ、最初は断ったものの、デボンのクロッティドクリームにツラれて、行くことにした。
アフターヌーン・ティーにはちと早い時間で、ランチ・ティーになってしまったけれど。
こ―ーーんなにたっぷり!
スコーン自体はともかく、
クロッティドクリーム、旨かったーーーーーー!!!!!
なんじゃなんじゃ、久し振りに食べたぞ、この美味しさは!!
やばい、デブ一直線だ、、、と思いつつ、食べた。
最初は行かないなんて言っていたとは思えないほど、たらふく食べた。
デボンの旅はこうして終わったけれど、この気候に飢えていた私はあまりにも気に入ってしまって、
数日ここでゆっくりしていくわ!!などとニックに宣言していた。
また行きたいなぁ。
今度はひと夏を過ごしたいなぁ。
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