2011年8月13日土曜日

デボン旅行 :クロッティドクリーム


朝ごはんをサーヴしてくれた二人の女性。

あんまり大して私の好みではないB&Bだったけど、この二人の力でここの雰囲気がよい感じに仕上がっていたと思う。

写真向かって右の女性と話している途中で、ここのオーナーのことをmy boyと呼んだことに気が付いた。
二人いるオーナーどっちかのママ?!


イアン、まさか、お前じゃぁないだろな、こんな美人のかーちゃんがいるのは!!

しかし、この二人がこのB&Bを切り盛りしていることは、もはや疑う余地がなかった。




朝ごはんには、チェダ―たっぷりのオムレツにした。

チェダ―好きな私には美味しく感じた。

しかし、なんだね、この、フライパンに卵を敷いたまましっかり火を通して、それを二つ折りにするっていうオムレツの作り方はここイギリス以外の国であるのかしらね。

いい加減、私もそろそろ慣れてきたけど。




車で帰る途中、パッと目の前を通り過ぎた光景がまるでデジャヴ、


びっくりして、降ろしてくれるようにニックに頼んだ。

するとやっぱりそこはネットで見た毛糸屋さん!!




ちょっと前に、ロンドンの安売り毛糸屋さんをネットで探していたらここが出てきて、

感じのいい店構えだな~と検索すると、そこはデボンだった、そうだった!

ちっ☆ なんだよ、ロンドンって言ってるだろ、そんな遠くのお店出してこられたって、行けねーだろっ。。。、と、ぶちぶち文句言ったんだっけ。


それが今目の前に!!と思ったら、買わずにはいられなかった。


さすが、あの時安売りで検索しただけあって、どれでも25%オフ!!

ロンドンでは買えない値段。




海を見ていこうと、散歩。


本当に気持ちがいい。



ノースベリックのような海より、、海の幸を食べて海辺で遊んで、というような、
しっかり生活に密着しているようなこういう海がいいなぁ。


なんか、懐かしさも感じるような、そんな場所。

こんな所がイギリスにもあるんだな~、


暖かい気候って大切だよな~、


としみじみ思った。



やっぱり人間にとってあんまりずーっと寒いのはイカンと思うのだよ。。。





熱心に腰までどっぷり浸かって釣り。

シーバスが釣れるらしい。


お散歩中、この壁の色の並び具合がいかにも海辺の町って感じ。



そんなところへ、カモメが何やらくちばしで窓を叩いていた。


コツコツ叩いて、しばらくジ―――ッと前を見つめる。



またコツコツ。そして、ジ―――――ッ。




やだ~~~、まるで、誰かを訪ねてきているみたい~~!!


と大爆笑してると、



今度は玄関前へ。


!!!!!!!!




びっくりして目が離せないでいると、



また、コツコツ、ジ――――――ッ。



コツコツ、ジ―――――――ッ。



ちょっと薄気味悪くなって、笑いが消えたところで、家の中から女性が出てきた。



そして私達に挨拶しながら餌を与えだす。



あぁ、そ~か~、お知り合いなのね!と思ってまた笑顔復活させていると、






なんでもその女の人が話すには、まだこのカモメが小さかった時に足を折っていて、彼女がずっと面倒を見てあげていたそう。





以来、やってきているらしい。


すごーーーーい!



ちゃーーんと、分かって、訪ねてきてたんだ―――!!


あんな人間みたいな仕草に見えたのにはワケがあったんだ――――!!


と、驚いた。



カモメって頭いいんだね。



青い、紺碧の海。

イギリスじゃないみたい。



こんな海を見ながら暮らしたいな。


碧い海。




帰りにお茶をしていく計画だったニックに誘われ、最初は断ったものの、デボンのクロッティドクリームにツラれて、行くことにした。



アフターヌーン・ティーにはちと早い時間で、ランチ・ティーになってしまったけれど。

こ―ーーんなにたっぷり!



スコーン自体はともかく、


クロッティドクリーム、旨かったーーーーーー!!!!!



なんじゃなんじゃ、久し振りに食べたぞ、この美味しさは!!



やばい、デブ一直線だ、、、と思いつつ、食べた。




最初は行かないなんて言っていたとは思えないほど、たらふく食べた。


デボンの旅はこうして終わったけれど、この気候に飢えていた私はあまりにも気に入ってしまって、


数日ここでゆっくりしていくわ!!などとニックに宣言していた。



また行きたいなぁ。


今度はひと夏を過ごしたいなぁ。



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