2013年5月30日木曜日

バルセロナのコーヒー



いきなりとんでもないカフェイン切れを感じたので、とりあえず、夕ご飯よりコーヒーコーヒーと、どこか適当な場所を探すけれど、そういえばスペインのコーヒーってどうなのよ?と今更ながら思い始めた私。



とにかく、カフェインを体に注入したらいいか、、といかにもカフェです的な、全くスペインらしくない場所を発見。



外から覗いているとまだ若そうな、いかにも英語バリバリ喋ります観光旅行客の相手バッチリですな感じの男の人が一人でやっている店のようだった。



どうしようか、初めてのスペインで、バルセロナで、こういうカフェが最初の経験になっちゃっていいのか?!!と逡巡して少しまた歩き始めたけれど、


どうにもこうにもカフェインが恋しい。



それで結局このお店に入った。














店の中に入るとこじんまりしていて、京都の路地カフェを思い出した。



壁のボードには色々なメニューも書かれていたが、まずはとにかくコーヒーだ、と、ブラックで頼むとこんなふうに出てきたところもおしゃれ感たっぷりで、やはりスペインと言うより京都だ!と思った。


前のツボが気になる。。。オリーブたっぷり入ってんのかな?と思いながらこのコーヒーを飲んでみたら、そうしたら、信じられないくらい美味い!!



なんでこんなにウマいの?!!!



って何回も言わなきゃいられないくらい本当に美味でびっくりした。



スペインはコーヒーがおいしいのか??!


それともここは特別なお店なのか?!!










そんなに旨いコーヒーを出す店ならメニューも旨いだろう、、ということで、試しにサーディンのトマト風味を頼んだら、出てきたのはこんなに綺麗な一皿。


さすがバルセロナ、オシャレなんだね~と思った。


このサーディンはスモークされているのだけれど、新鮮で肉厚なものを軽くスモークしたもので、食感がプリプリしていてトマトをおろしたものとものすごく合う。


驚きの食べ方だ。


ロンドンでも真似出来るかな?!







パン・コン・トマト


パンwith トマトというもの。


シンプルで美味しい!!!!


ずっと食べ続けれそうでコワいくらい。





『el ben Plantat』


聞けば、2か月前に奥さんと二人で開いたという。


見たところ、周りにはこういうカフェがなさそうだしなかなか流行りそう。


次にもしバルセロナへ来る機会があってまたここへ寄っても座る席がないなんてことがあるかもな~と思った。


とにかく滞在中にあと1度くらいはここのコーヒーが飲みたいよ。と思った。











次は本格的に食べようと、ニックが選んだバルのお店、『Bodega l'Electricitat』




白い蛍光灯の下でもう結構店内はギュウギュウ詰めになっていた。




さてさて、なんのタパスを食べましょうか。。とガラスのケースに並べられた料理を眺め、3種類決定。






 タコの酢づけ。






サーディンのチリづけ。




タラの塩とオリーブオイルづけ。


これは塩辛かった!






そしてタラが塩辛すぎたせいでさっきのカフェでも食べたパン・コン・トマトを追加。


頼んだ途端、お店のおじさんが、ほらねほらね!!言ったでしょ!!みたいな感じだったので、??だったが、

そういえば3つ皿を注文した後に遠くの方からこのトマトパンを持ち上げて見せてたっけ。


周りを見ると、すべてのテーブルにこのパン・コン・トマトが置いてあって、みんなそれを片手にむしゃむしゃしながらタパスとお酒で食事を進めている。



そうか、これ、バルセロナでは必ずあるものなのか!









こんな感じのお店。




Carrer de Sant Carles 15



それにしても、このおじさん、陽気を通り越して無茶苦茶騒がしいので、タパスの味が私には塩気が多すぎたけれど、長年頭の中で想像していた通りの典型的なスペインバルをさっそく体験出来て嬉しかった。



最後はこのおじさんに何度も投げキッスをされながら、


それにしても本当にスペイン人は良く飲んでよく食べてよく喋るなぁ、、と実感したのだった。





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