ニックが作ってくれるオムレツにはいつもケチャップでハート形を描いてもらっている。
でも先日、ふと、星形を描いて欲しくなったので、「☆マークにして」とお願いしてみた。
するとグチャグチャなケチャップをのせたオムレツが登場した。
なんで?
ニックに聞くと、「ケチャップがうまく落ちないから」と言う。
次のオムレツにのっかったケチャップもグチャグチャ。
まぁ、別に大した事ではないと言われればそれだけの話なのだけれど、なにか気になる。
またまたお願いした。
でもやっぱりダメ。全然☆になっていない。
あまりにも星形じゃないそのケチャップをジッと見ていたら、
ある事に気が付いた。
どーみても、☆マークじゃないのだ。
どこをどう眺めても、☆を描く時の最初の書き出しの部分が分からないのだ。
もしかして、、、、、、、
「ニック、もしかして、星、描けないんと違う?!」
と嬉しそうに叫んだら。
「いや、もちろん、描けるよ」とニックの答えがあっさりと跳ね返ってきた。
そーか、、描けるのか、、、、、、
しかし、じゃあ、なぜ、☆にちっとも見えないんだ???
またオムレツ登場。「☆に見えないけれど、星にしようとして頑張ったよ」との添え付きで。
それがコレ。↓
少しは星の片鱗が。。。 あるような、ないような。。。 |
「それにしても、ケチャップの量が段々と多くなってきているね〜。」と言うと、
「うん、星は難しいよ。。。」とニック。
そうか?
そんなに難しいか?
ちなみにケチャップの残量が少ないとか、出し口が汚れているとかもきちんとチェックしたけれどそんなこともない。
やはり、、、星が描けないんじゃ???
それでニックに星を紙に書いてくれとお願いした。
↓
37歳男ニックの描く星マーク |
ニックには悪いが、大爆笑させて頂いた。
そりゃ〜、大変だわな、ケチャップでオムレツにこの星を描くのは!と思ったのだった。
というのは、星マークを描いて、と私が言われたらまず真っ先に描くのは、コレ。
一本線の星マーク。 |
しかしそれはただ単なる私の思い込みなだけだったとハタと気が付いた。
これが星マークなんて、そんな決まりないもんな。
そして、もしかしてニックは星を描いてと言われたからああいう星を描いたのであって、
’’星マーク’’という私のワケ分からん英語は通用しなかったということかも。
それか、結構細かいニックのこと、星マークをケチャップで描いちゃったら真ん中にも出来る線のせいで綺麗な星にならないと思ったのかも。
そう考え直したら、いかに自分の思い込みが激しいか、考えさせられた。
なのでニックに、
「次回のオムレツの時は一本線で描こうとしてみてくれる?」
と頼んでみたら、
「一本線????????」
との答えであった。ガックリ。
やっぱり知らなかったんだ!!!
子供達が、’’一本線で描けるよ〜’’と自慢げに練習しながら描けるようになるあの『一本線の星描こう文化』はもしかして日本特有のほのぼの文化なのかしらん。。。と不思議に感じた日だった。
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