2013年12月9日月曜日

料理用の温度計

ラム再び。



先日のラムチョップの成功に有頂天になり、

今度は大きなラム足を買ってきたニック。


温度計を使いたかったらしい。



確かに、こんなにも便利なツールがあって、使わない手はないよな〜、と私もビックリしたからニックの気持ちはよく分かる。とにかく、外から見たら分からないお肉の焼き加減が数字で見えるのは大違いな楽さだ。





ニックの実家では夕食時になるとキッチンでのオーブンチェックに気が抜けなく、なんとも大変そうなので、この温度計の話をして薦めてみたが、なぜかあんまり興味がなさそうなニック母クレア。なんでかな??



いつも、何度も何度もオーブンを開いてはお肉を触ってみたり、ニック父ヒューに「あなたちょっとお肉どんな具合だと思う? 外側がコレぐらい熱いからいいかしら?」なんて言ってはヒューもオーブンを開いたりと、とにかくとっても忙しいから、この温度計は彼らにもパーフェクトだと思うんだけどな。


しかも主婦が嫌う、場所を陣取るような大きなツールではないし、10ポンド程度の低価格だし。



しかし、「いいの、今までこれでやってきたし。」という彼女。

もちろん、私も’’これでやってきたし’’の気持ちは分かる。女だしね。

変化はゆっくり欲しい時も多くある。とくにキッチン周りは。





こういうツール物は断然に男の人の方が使う気満々。じゃ、ヒュー父に、とニックが言ってみたが、やっぱりあんまりそそられないらしい。



なので、電話をかけて、彼らが夕食の用意なんかをしている時にあたると、決まって、「ちょっと待って」と言って送話器から離れ、「ヒュー! オーブンの中をチェックしてお肉の状態を見てちょうだい〜!!」と叫ぶクレアの声を聞くことになる。


そしてまた会話を始めて5分もすると、「ちょっと待ってね。」と言い、「ヒュー!」となる。


それで成功率はどうかというと、「まぁまぁ。」との答え。



結構ギャンブル好きなんである。








ツール好き男、ニック。






ということで、おかげでラムが出来あがり。




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