2012年7月20日金曜日
I Can't Say I Disagree with You
ロンドンオリンピックも開幕目前の今になって、
セキュリティー会社のボスのこの人、
セキュリティー要員が用意できないと言ってきたという。
しかも、金は最初の約束通りのまま欲しいらしい。
そんなことで、この日、彼は政府に呼ばれて尋問されていた。
いやいや、私の英語力では到底細かいところは分からないが、
たまたまテレビをつけたらこのニュースがやっていて、
この顔が、びよ~~~~ん、とあったのである。
なぜか、笑ってしまった。。。。。。。。
髪型か?
眼鏡か?
いかに~もな遊び人ぽい、このいで立ち。
政府はめちゃくちゃしつこく彼に向かって、
「あなたの会社はこの問題により評判が悪くなって動揺してるのでは?」
と繰り返している。
その度に、この顔が、
じーーーーーーーーっと、
前を見て、
そのまま質問者にポカ~~~ンとした表情を向けて、
固まるのである。
この質問も笑える。
知るか!!! そんなこと!!!
キチンと細かいとこまで契約してないお前が悪いんじゃ!!!!!
と言いたい。
かりにも、政府である。
事はオリンピックである。
話がデカいのに、どうよ、このいい加減さ。。。
こんな雰囲気の男の会社と契約するのに、よくそんないい加減に話を運べたな!!
とこっちがびっくりである。
さすがイギリスと思うのである。
私がこの政府の質問者に、
「あなたの国の政府はこれによって信頼が薄れることに動揺してるのでは?」と聞きたい。
そして、とうとう何回も繰り返されたこの質問の後、
このセキュリティー会社の男が言ったのは、
「I can not say I disagree with you」。
"同意しないとは言えない"。
どの国も、どんな人間も、苦し紛れの時は発想が同じだな、
と妙に感心してしまった答えだった。
そしてこのブログに載せたいからなんか写真ないかなぁと探して引っ張り出してきたこの冒頭の写真。
ニュースのタイトルを読むと、まるでこのボスが、
「会社の評判は地に落ちた」
と言っているように書かれているが、実際には前述の尋問的質問の流れがあったのであるから、
ちょっと違うよね??
と思い、
まさに、どの国も、どの社会も、こうやって少しずつ、事実が歪められていく土台があるよね、
と考えずにはいられない一件だった。
あれっ?
ちょっと待てよ、
この人の名前もニック?
素行が悪い人間にニックという名前が多いことについて、
どう思われます?
うちのニックに聞いてみよう。。。
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