2013年3月1日金曜日

映画『ブロークン・シティ』 ;Broken City



3月1日に公開で、3月1日に行っちまった。


そんなにマーク・ウォルバーグ好きか?と自分に呆れましたわ、ワタクシ。。。











公開先駆けインタビューでマークが、


「オールドファッションなストーリーだよ。そういうのが変わらず好きなんだよね、」と言っていたが、


いやいや、私もオールドファッションは大好きだけどもね、


オールドファッションもいいとこだ!と思った映画だった。



少しぐらいはひねろーぜ。






もちろん、それぞれの役者がぶつかって、迫力もそれなりにあったのだけど。。。







ここでギモン。




なぜ、この映画を、今?!!




わからない。。。




何かのオマージュでもなさそうだし。。。







色々とあーでもない、こーでもない、と考えた結果、思ったこと。




それは、多分、ひねひね映画に飽きた人達が、、じゃ、以前のようなオールドファッション直球ストーリー映画を作ろうぜ、となったけれど、


しかし実は今では直球ストーリーのようなそれも、その時は、おぉっ!そーだったのか!と思うひねりストーリーだったに違いないということ。





加えて、その時の役者陣は揃いもそろってギランギランした叩き上げ、


そんな彼らがギランギランした役を演じるからスクリーンにそのオーバーラップが映し出され、


観客に哀愁を感じさせることに成功していたんだと思う。




そうして映画を観終わった観客達は今度は自分の生活とオーバーラップさせて、


これから映画館を出て、白黒つけれない世の中に戻っていくんだぞそして頑張るんだぞみんな踏ん張ってるんだぞ、、、というジンワリしたやるせなさとやる気を同時にもらっていた気がする。



Aクラスの刑事ものや探偵ものの映画はみなそういうクオリティを持っている、だからAクラス。



マーク・ウォルバーグが先のインタビューの続きで、

「セルピコとかね、いいよね。」



なんて言っていたけど、いいねぇ、セルピコ、第一級クラスだねぇ。







そんなわけで、2013年、この顔ぶれの役者陣とこのシナリオをもってきて、さぁオールドファッションの映画を作ってみましたよと差し出されても、 
 

その時にはひねっていたものなんだから、


今に合わせてひねってくれないと、


観ていても一つピンと来ない。





おぉっ! そーだったか!!とか、


そういものなのか!とか、



そーだそーだ!とか、


観客は映画を観ながら進行形で思いたいからな。







ラッセル・クロウもマーク・ウォルバーグもキャサリン・ゼダ・ジョーンズも、そういう意味で、なんとももったいない使われ方をした映画だったと、それぞれが私が好きな俳優だったからこそ思ったのだった。





言いたいことは特に次の3つ!

1;助手の女の子が可愛い。キャラもめっぽう良い。救いの天使。主役にとっても私にとっても。

2;ラッセル・クロウ、CNNに出る顔仕様=オレンジ色の顔と政治家髪型が笑えた。


3;キャサリン・ゼダ・ジョーンズを見る度に思い出す、彼女をマスク・オブ・ゾロで見た時の衝撃を、やはり今回もしっかり思い出した。世界中を湧かせたあの美貌、健在と言っちゃ~健在だが、ここらで一つキュートでボーイッシュな役柄でもこなしてまた世界中を楽しませてほしい。

オーシャンズ13で見せてくれた髪型がむちゃくちゃ可愛かったけどな。
美人はストレートなショートがいいよな。




以上!









願わくば、この映画がむちゃくちゃ好きでした!!っていう人に出会って、この映画について語って欲しいな。



だんだんと、私の英語の理解力が低すぎるせいかもしれない、あらゆることをミスっているかもしれない、なんて気もなんとなくしてきている今だったりする。




しかし、セルピコ級じゃないのは確かだ。









今回も、先日に『世界に一つのプレイブック』で来た時に気に入ったので、Angelにある、vueで観た。

CINEWORLDよりも若干高めだけれど、席が急階段状になっているからスクリーンが見やすい。

シートも広めで前後席との間隔もゆったりしている。


ポップコーンもなかなかおいしかったし。



それにしても、ポップコーンの高すぎる設定は日本だけじゃなかったんだな。


とうもろこしの粒だぜ、おい。








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