最近凝っている、グレープフルーツゼリー作り。
先日ニックの両親が来た時にデザートで出したら特にニック父ヒューに好評だったので、食べ物の評価には厳しいヒューが好きなんてと喜んでいたら、ニックがすかさず横から「うまいっっ!!」と叫ぶではないか。
は?
今まで何回も作っても見向きもしなかったのに~。。
若い人はともかく、少し年齢をいった人を招く場合、招くこちらもも色々と考えなければならない。
お肉出してケーキ出してハッピー、、っていう訳にはいかない。
しかもニックの両親は午後4時過ぎには必ずお茶とケーキでリラックスタイムがあるので、その時に甘いものを出してしまっているから、夕食後のデザートにもケーキというんじゃ、ちょっと胃がもたれてしまう。
加えて旅行中の彼ら、寝る前だし軽めがいい、お口直しがいい、となればもはやフルーツが一番良いのだ。
ただ、毎回私の頭を悩ませていたものはそのフルーツの出し方だった。
皮があるフルーツを剥いたり切ったりしていれば、キッチンで時間が取られることになる。
それがたとえ短時間でも、夕食中からヒートアップした会話の途中で私だけ中座し、
お茶とフルーツの用意に時間をとるというのはあまり感心できる流れではない。
そもそも日本と違って、女性が台所、、というのはここイギリスではいけないイメージもあるから、私がキッチンに行けば自然に周りの方が気を使ってしまうらしい。
うーーーむ。。。
では、どうしようか、、、
と、考えた末に行きついたのが、フルーツ感たっぷりのゼリーだった。
こうして作って冷蔵庫で冷やしておけば、タイミング良く、サッと出すことが出来る。
しかも見た目も華やかだし。
最初は苦心したグレープフルーツの果肉取りも、ここのところ、手早く出来るようになってきたし、慣れればこっちの方が断然早い。
加えて、実が薄い場合でも、きちんと形になってくれるからお得感もある。
大切なのは、よく切れるナイフを手に入れる、それだけ。
寒天が大好きな私。
このAGA AGAを韓国スーパーで見つけ、これは、寒天か??とじっと見つめたが、やはり寒天らしく、試しに買ってみたのをどうしても使ってみたかってことも理由の一つだった。
食べてみたら、このアガアガなるもの、やっぱり寒天らしい。
これを3,4本引き抜いて水に15分以上漬けたら、
沸騰したカップ2杯くらいの水と一緒に火にかけて溶かす。
完全に溶けたらそこへ砂糖かハチミツを好みの甘さに投入し、
綺麗に切り取れなかったグレープフルーツの果肉と搾り取ったジュースを加え、
白ワインを大匙1杯多めに入れて、味を調整したら、荒熱をとってグラスに入れて冷蔵庫へ。
少しして固まってきたら、綺麗に取り出しておいた果肉をその上に並べていき、別にしておいた汁を上からかけて、再度、冷蔵庫へ。
これだけなんである。
カップ3杯でも4杯でも、好みのゼリーの固さに合わせて作ればいいし、
寒天は溶けるまでに結構時間がかかるから水もなくなりやすい。
そしたらまた足せばいいし、砂糖もまずは甘すぎないように気を付けて、もし間違えて少々甘くなったらレモン汁を加えてもいいし、
気を付けるのは冷たくすると、甘さも酸っぱさも抑えられてしまうからそれを考慮すればいいっていうことだけだ。
アガーというものを知っていたヒューはゼリーを口に入れてすぐにゼラチンではないと気付いたというが、多分それは私が漉してないせいじゃないかね?? 手抜きをいつもするもんで。
最後にミントをチョコっと乗せたらもっとお澄ましになるんだろうけれど、それも手抜きして最近はとにかくよく作ってニックと2人で食べている。
0 件のコメント:
コメントを投稿