ハイブリ―近くまで朝から出かけて用事を終えて、さぁ帰ろうかという時になって、天気予報が見事に外れてなかなか良い天気なのに気づいた。
それなら少し歩こうよ、そしてコーヒーショップのNEROで仕事してよとニックに頼んで、エックスマウス・マーケット・ストリートまでの短い散歩、そよ風がとっても気持ちいい。
お目当てのNEROに近づくと、マーケットが開かれていて辺りは人がいっぱいで、
そうだった! ランチ時だった! と、すっかり時間の感覚がなかったのでびっくり☆
周りを見ているうちにすっかりお腹が空いてきたのでさっそく私達も何か食べようかとウロウロと屋台を物色し始めた。
ジャーマン・ソーセージの屋台。
ココは、去年の10月22日のブログ記事、”ホットドッグと村上春樹”にも登場した、この屋台とは全然別の、イタリアン・ソーセージの屋台があったのだけれど、
しばらくしたら何回来ても見かけなくなって、
売り切れでもうお店閉めちゃったんだな~、とか
今日は疲れているんだろーか、とか、
しまいには、あんまりに美味しいからきちんとしたお店でも出したのかな、とか考えて、
とても淋しい思いをしていた。
今年の2月も3月も、ココに戻ってきてはそのソーセージを探したけれど、やっぱりその屋台はない。
意を決して周りの屋台の人にも聞いてみた。
けれど濁った答えが戻ってくるばかりでハッキリしない。
やっぱりお店でも出すようになって、周りに嫉妬とかされてるのかな~、、あのお店のイタリア色丸出しのおにーさん、強烈なキャラだったもんな~と想像を巡らせながら、
そろそろ諦めようと思っていたある夜、ネットしながら適当に色々検索していて、
あっ! あの屋台、かなり美味しかったし、行列が凄かったから、きっとお店だしてたら情報あるかも! なんで気が付かなかったんだろ??!
と喜び勇んで、エクスマウス・マーケット、 ソーセージ屋台、行列と入れてみた。
そしたらなんと、
そのお兄さんが、
死んでいたことが分かった。
むちゃくちゃショックだった。
そんなんで、なんだかもうここに来たくないようになってしまった私達。
今日は何にも考えていなかったからたまたまマーケットに遭遇しちゃったから、良かった。
これでまたココに来れるようになったらいいねと思う。
ちなみにニックはこの屋台のソーセージは一目見て却下していた。
ほんとうにねぇ。。。こんなんじゃなくて、その屋台にはものすごい人の列が出来ていて、売り切れ続出状態だったんだよねぇ。。。。
あぁ、あのソーセージが恋しい。。。。
ニックはいつもと違い、あんまり迷わずにこの屋台に決めた。
スパイスの良い香りがしてくる。
5ポンドで全ての鍋から少しずつご飯の上に載せてくれる。
しかもペットボトルの水付き!
冷たい水もサービスね~とくれたそのペットボトルは冷たい水どころかコッチコチに丸ごと凍っていて、
全く水が流れてくれないっつーの!!
おっちゃん達、やり過ぎですょ。。。。。。。☆★☆
屋台の後方にあるテーブル席で食べてもよいということなので、リラックスしてランチタイムする事が出来た。
いつもはベンチだから、鳩がいっぱい来て落ち着いて食べれないから、これだけでお得感が大幅にアップした!
どこ見てるの?
どこに行ってるの?
食べている最中、時折こういう顔をするニック。
その時の彼の心情はいまだもって謎。
私はポルチーニのリゾットにした。
おいし~んだよ、これが。
シンプルながら、しっかりポルチーニの味で、最後にパルメザンを削って上からたっぷりかけてくれて、横に添えてくれる苦味のあるロケットの葉っぱがリゾットの熱さでちょっとだけクタッとしたとこなんか大好き♪
レギュラーサイズで5ポンド、ラージで7ポンドだけどレギュラーで十分おなかいっぱいで、
最後は満腹満足になれる。
しかしそれにしても今日は火曜日、
あの、半ちゃん兄ーちゃん集団は何の種族だろうか。。。
ここら辺からして、クリエイターなのかしらん?
かなり機嫌が好さそうな様子で、楽しそうだった。
英語ではEXMOUTHと書くこのマーケット、
初めはEXマウス~~~~~?!!と面白がったけれど、その名の通り、このマーケットは食べ物だけです。
平日のランチ時だけオープン、、、とはいっても結構長い間なので、
行ってみるべし!
:追悼:
これがその、イタリアン・ソーセージのホットドッグ。
美味しかったなぁ。。。
やっと理想のソーセージ・ドッグを見つけたと思ったのになぁ。。。
炭でじっくり焼いてくれるので余計な脂が落ちる上に、中に練りこまれた色んなスパイスが絶妙だった。
焼いた甘い玉ねぎもたっぷり添えて、大好きだったのになぁ。。
このパワフルで個性的なお兄さんももうこの世にいないなんて、信じがたい。。。
村上春樹さん、ごめんよ、、、
お勧めしたお店はもうないよ。。。。。。。
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