前回観た映画『TED』が始まる前に流れたトレイラ―で心惹かれたのがこの映画。
えぇーーーーーっ! あのボーン・シリーズなのに、なかなか良さげじゃないかと、
そのスピードアクションぶりにトレイラ―だけでノリノリになった私はびっくりしたのだった。
なぜなら今までのボーンもの、ストーリーが面白そうだからと観ようとDVD流す度に10分もしないうちに飽きてしまい、挫折している。
そんなんで、いまだ観たことがないままのこのシリーズだったから、
今度のは観たいと思った自分に驚いたのだった。
結果、
モノっすごーーーーく楽しんだ。
主役の彼、まるでダニエルクレイグをダンゴっ鼻にしたような顔でしかもその動きがジェームズボンドを思い出させ、
ヒロイン役のレイチェル・ワイズと結婚したのはダニエル・クレイグだったから、
ちょっと不可思議な感じもしたけれど、
全体的に成功していたと思う。
このシリーズを全く見てなくても話にはついていけたし、
CGとかを使い過ぎているわけじゃないし、私好みのアクション映画だった。
ところで全然カッコよくない主役だけれど、この写真のシーン、すごいよ。
実はこのシーンをトレイラ―で観て、この映画観たい!と思ったんだけど、
予想をはるかに超えて、色んな意味ですごいよ。
胸どきゅどきゅどきゅんだよ。
ときめくよ。
一瞬、惚れちゃうよ。
そしてその瞬間のレイチェル・ワイズが見せる表情に、
世界中の女性はなっちゃうよ。
行った映画館はマズウェル・ヒル。
MUSWELL HILLLと書く。
この映画館、ロンドンに引っ越してきたばっかりの時に、映画『ブラック・スワン』をアダムと観たんだけれど、
季節は冬真っただ中、特に寒い冬だったのに、なんと映画館の暖房が壊れていた。
なので客席の人全員が、ぶ厚いコートや帽子や手袋をしたまま、
ナタリー・ポートマンの踊る姿を見つめていたのだった。
どんなんよ、イギリス??
と、先進発展途上国の強みを思い知らされた出来事だったのだけれど、
それから1年余り、全くその暖房は直される様子も見せず、
「暖房が壊れています、それでもよければ入ってください」
という張り紙がドアの外に貼られていたのを見る度に、
どーせ、直す気がないだけの話でしょ?!!とぼやきながら前を通っていた私。
そんな映画館のスクリーンは、
こんなんです。
小さいです。
こんなに小さかったっけ、、とまごついたほどのサイズです。。。
アクション見るのに、どうしよう、、、、と思っていると、横でニックが、
「今時のテレビもちょっとだけ大きくしたらすぐこのサイズだね~」
などとノンキに構えています。。。。。。
だ~か~ら~!!
今日はアクションなの!!
しかしいざ映画が始まったらこれよりは少し広がったのでホッとした。
マズウェル・ヒルの目印の教会。
帰りは前から食べたいと思っていたフィッシュ&チップスのお店TOFF'Sへ。
いつもは1ポンドでチップスだけ買って食べ歩きするから、
今日もテイクアウェイで魚も買って歩きながら食べてもいいね!と思っていたけれど、
今夜のロンドンはすっかり秋を通りこして初冬のような風が吹いていた。
だから店内で食べることにした。。。
らしい。。。ニックが。。。。。。。
というのは、ただ単なる揚げ魚を何千円も出して店内で食べるのはいささか気が引ける、、という私のいつもの貧乏性がムクムクと顔を出し、ニックと話し合っていたところ、
何とニックが話の途中でそそくさと店内に入っていってしまわれたのですよ。。。
そしてスタッフに向かってにこやかに、「二人!」と言ってしまったんですよ。。。
でっかいサイズの魚が運ばれてきて、
ニックと口論中だった私もさすがにダンマリ。
ま、いっか、
私にとってはなんと生まれて初めて(!)の本番イギリスのフィッシュ&チップス、
それをレストランで食べる機会なんてもうそうそうないだろう、
せいぜい楽しもう、、と気分を変えたのだった。
私はハドック、ニックはヒラメ。
魚はとても新鮮で、全く臭みがなかったから嬉しい。
でも、やっぱり日本人にはこの衣がちと重たい。重たすぎる。。。
これが噂のフィッシュ&チップスか~~~!!と感激した。
店ではもちろんグリルもやっていて、それはオリーヴオイルで焼いたものだから、オーダー前に少し迷ったけれど、やっぱりフライにしたフィッシュを食べて見たかったの満足度は満点!
しかし結局3分の1食べたくらいでニックに食べてもらった。
こんなに美味しい魚なら、鍋に入れてポン酢で食べたいな、、、と思ってしまう民族な私だった。
ところで今回観たトレーラーの中のジェームズボンドの新作、
ダニエルクレイグがかな~り年を取っていた。
あと何作くらい行けるんだろう、、とちょっと心配になった。
髪がキンキンのブロンドになっていたせいだけだといいんだけれど。。。
なにせ最近は画質が良すぎて、俳優たちも大変だわ。。。
男の俳優も女優並みにお直しに奔走しなきゃいけないのかしらね。。。
エドワード・ノートンも年取っちゃって淋しい。。。
と、そういう私は歯が欠けてしまって目下悩み中。
気が重い中。。。。。。。
追記:
結局、チップも含めて御代金は35ポンド。
エスプレッソ一つ、ビール1本、ミネラルウォーター1本も含めているとはいえ、
揚げ魚のくせにやっぱり高い~~~☆
と思うのは私だけなのだろうーか。。。。
追記2:
今回の映画を楽しんだことで、やっぱり私はそれほどマット・デイモンが苦手なんだろうか、、、と自分でもワケがわからなかった。
映画『グッドウィルハンティング』や『レインメーカー』のような青春ものは大好きでそれこそ何回も観たし、オーシャンズシリーズのおちょくられ方なんて最高だと思ったけれど、
アクション系のマット・デイモンが苦手なのかな??
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