家から街まで初めて歩いてみた。
ここは途中のAngelにある小さな公園。
ロンドンはもう桜があちらこちらで咲いているけれど、とても花見っていう感じじゃないなぁ。。。
それはこの季節はまだ寒いせいで、もし4月頃に咲いていたらここにも花見の文化が栄えたのか??
本当に、日本人がどれだけ桜好きか、つくづく身に沁みて思うのがこのロンドンの桜シーズン。
街に着いたらBritish Museumに行った。
目的はミイラ。
英語ではMummy。
ミイラはポルトガル語、漢字ではオランダ語mummieの漢訳語で木乃伊と書く。ふむふむ。
ところで、”ミイラ取りがミイラになる”という諺はカタカナが入っているせいか小さい頃の私にはインパクトが強かったらしく、大人がそれを言う度に、なんて変な諺だと思っていたけれど、それから今まで自分では一度も使ったことがなく今まで来て、長いことそんな言い回しも忘れていた。
けれどこうしてミイラを目の前にしたら、
「ミイラ取りがミイラになる」
と声を出して言ってしまった。つい確認したくて。何を?音か??
ところでもっと強烈なむき出しのミイラが何体かあり、周りでは写真を撮る人で一杯だったのだけれど、
写真を撮るのは止めておいた。
死んじゃって、こんなに何千年もの後にこうして晒されて、これからもずっと晒されていくから、なんか大変だな~と思ったら、ちょっと止めておこうと思った、ただなんとなく。
ところで、これ!
ローマの影響が見れる、この絵。
なんといっても漫画的ハンサムさんに描かれていて、日本の人気時代物コミックそのままで、昔の物という感じがしない。
するとニックが説明してくれた。
最近のX線で中に入っているミイラの顔を検査したら、実はもっとゴツイ顔だったという。
それがこの顔。
頬の辺りが確かにちょっとゴツっとしてる、ちょっと団子っ鼻、目がギョロメ、と。。。
余計なお世話じゃ!!!!!!
っっっとに、X線、いい迷惑だわ~~~!!
何千年も経って、「や~い、お前、本当はゴッツかってんなー!」と言われるなんて、
まったくもって死者にとって大迷惑な話だ。。。
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