映画館「CINEWORLD」で今日に限り2人で11ポンドで映画を観れるということで、
らっき~!!とばかり、じゃ、何観に行く?
となったのだけれど、
CINEWORLDでは大したものもこの日上映しておらず。。。
これがセールスよね、、、と盛り下がるも、
『Safe House』ならやってるよ、と、
あんまり観る気がなかったこの映画を観に行くことにした。
しかし幸いにもそこまでつまらなくはなく、何のひねりもない脚本と演出ながら、
デンゼルワシントンンは出来る限りのことはしたぞ、、と思わせて満足な映画だった。
(↑ ちょっと微妙な批評??)
とりあえず、昨日サイモンが来て彼の結婚式について話しているうちに結構なバトル的会話となり、
なんとなく気分が盛り下がっていたせいなのかなんなのか、
思ったよりもずっと映画を楽しんだな~というのが感想。
それにしても、なぜに、ライアン・レイノルズのような男とスカーレットは短い間にせよ恋に落ちたのか??
摩訶不思議さを感じながら観たこの映画は、
そういう意味では彼の実生活のなんとなくミジメっぽそうなところと人良さげなキャラが活かされた大成功なキャスティングだったと思う。
ところで、今日はニックが色々な所へ連れて行ってくれた日だった。
最近のニックはこういうことをしてくれるから、
嬉しい反面、
ちょっと調子が狂う。
まず街まで歩くことに決め、
長い散歩の途中で、ニックが案内してくれたカフェ『Prufrock』に。
コーヒーに綺麗なクレマがぴかぴか光って金色な液体になっているから、
ニックは再びここでも、「まるでチョコレート飲んでるみたい」だと。
そんなの、コーヒーじゃないやい☆
邪道じゃわい☆
と、不貞腐れるしかない。
店の人に聞くと、ブレンドされていることが分かった。
私、ブレンドなんか嫌いだ。
次は他の客が飲んでいて美味しそうに見えた「エアロコーヒー」なるものに挑戦してみよう。
そしてそのカフェを出てすぐ、同じ通りに見つけた別のカフェ、『Department of Coffee and Social Affairs』。
ここは今まで見たどの店よりも美味しそうな、サンドイッチがズラリとあった。
レアなビーフがたっぷりとはさんであったり、おいしそうなハムがぎっしりと詰まっていたり、それと一緒にチーズやらホースラディッシュのソースやらが加えてあって、
もうこうなるとサンドを超えたサンドイッチ。
見るだけでいい?とお店の人に聞いて眺めているうちに、食べたくなってしまったので1つ買った。
裏切られなかったどころか、
予想をはるかに超えて、
美味。
以前は時折り食べる機会のあった、赤身の柔らかなビーフの薄切りローストビーフ。
イギリスに来てから1年半、全く食す機会はなく、
もう存在しないのだろう、、と思っていながら、
ある日、あぁそーか、あれはこっちでも高級食材なのかと気付き、
頑張ってTESCOの赤くても硬い肉を食べていた私。
久し振りの再会に感動。
こんな所にいたんだね!
5ポンドだけれど、絶対、価値あり。
どちらも場所は、Leather Lane、 Clerkenwellにある。
なんて素晴らしい通りなんだ!!
日本スーパー「らいすわいん」に米を買いにピカデリ―へ。
ついでに、時折眺めていたいなりずしもつい買ってしまった。
いつもは我慢できるのに、もうあと数日で日本という時に限って、こういうものを買ってしまう心理はなんだろう??
そしてまた映画の話。
なにがびっくりしたかって、この二人、Vera FarmigaとSam Shepard。
Veraの方は、スコセッシ映画『Departed』でその儚げな姿を気に入っていたから、
その年の取り方に驚いた。
役作りもあるのだろうけれど、それにしたって、、、な感があるのである。
そりゃ、最新カメラにさらされるハリウッド女優、お直しに日々奔走するよね。
一方、Sam Shepardの方は、カタカナでサム・シェパードと書いた方が分かるであろう、日本でも馴染みの深い俳優で、まぁ、だからもういい年なのだが、その面影はほんの僅かであった。
、、、って、
映画観ながらそんな所に目が行く私も、もう相当に年だ。
そんな中で、キラリと精彩を放っていたのがこの人、Ruben Blades。
僅かなシーンだけれど、存在感があって、さすが。
"You'll know, when you have more past than future..."とかなんとか、そんなセリフも、この人が言うからカッコ良かった。
そしてこの人、Nora Arnezeder。
初めて見たけれど、
フランス人らしい綺麗さをもった女優さん。
2008年の『幸せはシャンソニア劇場から』という、そういえばそんなかなり話題にもなった映画があったけど、それに出ていたらしい。
そしてゲランの香水ミューズでもあるらしい。
とにかくこの映画の中ではたった1人で可憐な姿を披露していた。
そしてそして、最後に夕食でSTRADAへ。
40ポンドのタダ券もらったので、初めて来た。
まずはスターター、
カプレーゼとアンチョビトマトソースパン。
まずまず、だけれど、、、
カプレーゼのトマトがまさにイギリスのトマト、土ではなく、太陽の光も浴びれない部屋で、水だけ吸って育ちましたよ~っていう味。
ただでさえイギリスのトマトは美味しくないのに、特に冬は生のトマトなんてわざわざ食べなくてもいいなじゃないか?と思わせる味だった。
私の頼んだナッツとパンチェッタとカボチャのリゾット。
なぜか、色々な食材が混じっているのに何の味もしなかった。
多分きちんとダシから作っていない味。水しかいれてないだろ~!!
それをこんなにも3人前分くらいの量を盛られて目の前に置かれて食べるのは、
苦痛の一言、それしかない。
まるっきり残したらお皿を下げられる時に、
私を見て、
「あなたにはちょっと量が多すぎるわよね!」と笑って言ったウェイトレス。
違うわぃ!!
マズいんじゃ!!
ニックの頼んだトマトのパスタ、リコッタチーズ添え。
まぁ、フツー。
オリーブオイルの味もニンニクの香りもしない、
無味無臭の味。ニックがテーブルの塩をかけて食べてるくらいだった。
そんなわけで、初STRADAは、
シェフはド素人か!!
とも思える味だったが、
ここは全国展開チェーン店、
もしかすると支店ハズレだったのだろうか。。。
でももう、タダ券貰ってもここには来ないだろうな、、、と思った。
いや、でも支店ハズレだったら、悪いから、念のため、
ここはピカデリ―のSTRADAということを覚えておこうと思う。
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