2012年3月12日月曜日

映画『The Raven』




前回映画を見に行った時に、予告映画の宣伝ポスターの、『The Raven』という文字が目に飛び込んできて、



Raven?


Ravenというと、エドガー・アラン・ポー??



と思ってポスターに近づいたら、ジョン・キューザックがエドガー・アラン・ポーを演じるとわかった。





最近どこにいるんだジョン・キューザックと思ったら、

そんな映画を撮ってましたか~!!と嬉しい驚きだった。



エドガー・アラン・ポー + ジョン・キューザックという組み合わせは、映画の出来に関係なく、

絶対観たい。。。と思ったけれど、


横のニックはあんまり反応していない。



この分じゃ、日本に帰る時の飛行機で観れるのを待つことになるな、、もし観れたらだけど。。。


と思っていた。



そして今日。

映画『Help』を観ようとニックが誘ってきた。

映画館に着くと、なんとHelpのチケットは完売という。


即、「じゃ、Raven2枚」と言うニックの声が聞こえてきて、


結局諦めていたその映画を観ることになった。



感想は、


「う~~~~~むむ、こりゃシャーロックホームズが売れてることに便乗したような、ゴシック仕立ての映画だな」


ということ。


要は、第一にも第二にも売れ線を意識した作りということ。


作り手売り手はゴシックスリラーというジャンルに入れたいらしいが、”ゴシックなぞなぞ”くらいのレベル、子供だましもいいとこだ。



まぁね、いいんだけどね、最初から期待はちっともしてなかったから。









それにしても、ジョン・キューザックに非はない。

相変わらずの演技で魅了してくれて、ポーの詩を語るところなんか最高だった。

彼の演技のすごさは、、どんなに変な話で何を演じても、ついそのキャラクターに引き込まれてしまうような魅力的な人物を作り出すところ。







エドガー・アラン・ポー。


1809年生まれ1849年没。


私の年までに何とたくさんの作品を生んだことか!

彼について語り始めたら止まらなくなるので止めておこう。。。



しかし、こうして見ると、ディッケンズに似ている。。。

そういえば晩年にディッケンズに会ったというけれど。


このスタイルはその時の流行だったのか?
















そして、ジョン・キューザックと言えば、、、



もちろんこれでしょう。



『Say Anything』。



青春だ。






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