Raven?
Ravenというと、エドガー・アラン・ポー??
と思ってポスターに近づいたら、ジョン・キューザックがエドガー・アラン・ポーを演じるとわかった。
最近どこにいるんだジョン・キューザックと思ったら、
そんな映画を撮ってましたか~!!と嬉しい驚きだった。
エドガー・アラン・ポー + ジョン・キューザックという組み合わせは、映画の出来に関係なく、
絶対観たい。。。と思ったけれど、
横のニックはあんまり反応していない。
この分じゃ、日本に帰る時の飛行機で観れるのを待つことになるな、、もし観れたらだけど。。。
と思っていた。
そして今日。
映画『Help』を観ようとニックが誘ってきた。
映画館に着くと、なんとHelpのチケットは完売という。
即、「じゃ、Raven2枚」と言うニックの声が聞こえてきて、
結局諦めていたその映画を観ることになった。
感想は、
「う~~~~~むむ、こりゃシャーロックホームズが売れてることに便乗したような、ゴシック仕立ての映画だな」
ということ。
要は、第一にも第二にも売れ線を意識した作りということ。
作り手売り手はゴシックスリラーというジャンルに入れたいらしいが、”ゴシックなぞなぞ”くらいのレベル、子供だましもいいとこだ。
まぁね、いいんだけどね、最初から期待はちっともしてなかったから。
それにしても、ジョン・キューザックに非はない。
相変わらずの演技で魅了してくれて、ポーの詩を語るところなんか最高だった。
彼の演技のすごさは、、どんなに変な話で何を演じても、ついそのキャラクターに引き込まれてしまうような魅力的な人物を作り出すところ。
1809年生まれ1849年没。
私の年までに何とたくさんの作品を生んだことか!
彼について語り始めたら止まらなくなるので止めておこう。。。
しかし、こうして見ると、ディッケンズに似ている。。。
そういえば晩年にディッケンズに会ったというけれど。
このスタイルはその時の流行だったのか?
そして、ジョン・キューザックと言えば、、、
もちろんこれでしょう。
『Say Anything』。
青春だ。
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