初めてこのポスターがロンドンバスの横にでかでかと貼られていたのをみた時、
へぇ~~~!! ディカプリオがフーバーやるのか!!
クリント・イーストウッドが監督か!!!
とびっくりして、
そ~か~、、とうとうクリント・イーストウッドもフーバー作るところまで来たのか~~。。。
と思った。
しかしどうなのよ、ディカプリオ、最近は前より少しは老けてきたかなとは思うけれど、フーバー、大丈夫かいな???
と映画館に行って、最初に見たシーンで、
かなりワラけた。
メイク、おかしいだろ??
お~~~~い、メイク係!!!!!
だいたいにおいて、ここまでメイク技術発展してきましたっていうそのハリウッドメイクを私は以前から好きじゃない。
まぁ、でもこれを見て、すごい!!と思う人もいるのだろう、、、、、、。。。
いるのだろうか???
ところでこの映画で何がすごいかって、フーバーと40年間ランチを共にした男Clyde Tolson役の俳優、Armie Hammer 。
誰、これ?
すごい、顔。
昔、セックスと嘘とビデオテープで強烈な印象を世界に与えたジェームズ・スペイダーのような感じ。
言ってみれば一昔前の顔。
それにしても、なに、その雰囲気。。
こ奴はかなりのバックグラウンドの持ち主に違いない、、、と思わせる顔だった。
どこのボンボンだ??
しかしその彼も、、、こんなになってしまった。。。。。。
ホント、頼むよ、勘弁してくれ。。。。
これじゃまるで、スティーブン・キング映画の『痩せゆく男』だ。
それかタランティーノ映画の『フロム・ダスク・ティル・ドーン』か。
かなり真剣に、映画の途中でこれはホラー仕立てなのかと思ったほど。
秘書役のナオミ・ワッツ、
とても綺麗だけれど、私はすぐに忘れてしまう、印象がとてつもなく薄いと常々思っていたナオミ・ワッツ。
彼女は今回とてもよかった。
彼女の老けメイクはそんなに違和感なかったしホラーじゃなかったし。
やはりオーストラリア俳優はウマいなと思わせる演技だった。
と、そんな感想だけれども、
ストーリー自体に関して言えば、クリント・イーストウッドらしい切れ込みの入った彼特有の匂いのする作品になっていて、そういうフーバー解釈もありだよね、と思わせる映画だと思う。
なにはともあれ、クリント・イーストウッドの過去の人物に対する解釈を垣間見れるという点で、
わたしにとってはとってもオイシイ映画なのだ。
リアルタイムでビッグスクリーンで、っていうのもまた必須。
それにしても、ディカプリオも演技巧いよな。
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