上映時間が2時間45分と聞いて、
でも今回のタランティーノ映画、なぜか、「途中でトイレに行きたくなって席を立ってもまぁいいかな、、」なんて、私の中のタブーを取っ払ったようなことを思って出かけて行ったのだけど、
そんなことを最後までチラとも思い出させないでくれたまま、
2時間45分があっとゆー間に過ぎ去った。
とにかく、タランティーノは相変わらず俳優の使い方が上手い。これに尽きる。
なので鑑賞中、「この映画はそこまで好きじゃないな」なんて思っていても、
観終わってから時間が経つにつれて、
あのシーンあったな、、とか、あの時のあの顔が、、とか、ヒョイと頭に浮かんでくる。
決してそれは、あのシーン良かったな、、とか、あの時のあの俳優の顔がすごかったな、、とかではなく、本当に、ヒョイと、ところどころ顔を出してくる、というか。
それで結局、どうやらもう一度観たい気がするな、、と思ってしまうのだ。
「その役が永遠に生きるようなそんな俳優選びをしている、だからずっと、その役は生きていくんだ。」
オスカーの授賞式で彼が言ったのは、そんなことだったけど、多分、そのタランティーノ・マジックのせいなんだろうと思う。
すごい監督だなと思う。
彼のおかげで映画界はまだ面白さを残している。活性剤というか。
これからもずっと、こんな映画もあっていいんじゃないの、という映画を作っていって欲しい、
もっともっとタランティーノ作品見たいからね。
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