やって来ました、ヨークミンスター!!!
よーく見んスター、、じゃないよ、
41だからってこんなクダラナイこと考えつかないよ、
今変換したらそんなん出てきたってことよ、どんな変換だ?
雨の中、いっそう静謐な感じが伝わってきて、入る前から期待が膨らむ。
おぉ~~~っ!! そのまま中世絵画の中に飛び込んだようだ。
あそこに見える、一番上のステンドグラスが有名なものらしい。
ローズ戦争である、ヨークとカンタベリーの戦いが一応の幕を閉じたことの印として2つの家紋を合わせて作ったものという。
ローズ戦争を学校で勉強した時に、まずはその名前”ローズ”に大感激したもんだった。
なんてイギリス的なのか!!と。
日本だったら菊戦争、とか、桜戦争なんてか?
日本にはそんな名前の戦争ないなぁ。
ステンドグラスのことなんて全く知らないけれど、これ彩色がすごいな~!と思った。
深い赤色がなんともいい。
上部にハートが見えるでしょう?
”ハートオブヨークシャー”というのが呼び名らしい。
綺麗だねぇ。。
ステンドグラスの可愛いテーブルランプが欲しくなってきたよ。。。
バカバカしいくらいに小さいのがいいな。
これ系統になると、パリのサン・シャペルのほうが好みになってくるな。
音楽のお部屋というが、なんて豪華!
あれってパイプオルガン?
どんなに響くのだろう?
合唱団はここで歌うらしい。
本がこうしてそのまま置いてあるし、頻繁に使われているのが分かるが、なんともモノモノしい荘厳な雰囲気がこうして誰もいない場所からでも伝わってくるから実際にミサなんかが行われたら、さぞかし圧倒的威圧感を発しまくりだろう。
ちょっと宗教コワいよね。。と思わせる部屋の一つだった。
ちょっと本を一冊失敬して、、、てな人はいないのだろうか、
それとも誰かが本に触ったとたん、
びーーびーーびーーーっっっ!!!!!
とか音がするんだろうか。。。
そんな無粋な音は似合わないだろうし、もしかすると録音された合唱団の歌声がちょうどフォルテッシモになったところを流すとか、、
だったら面白いな。
にょき~と生えているから面白い。
シンプルな祭壇。
あのクロス、可愛いな。
もらいもの、、って書いてあったよ。
この幼い子が言葉を教わっている図という。ラテン語か?
でも、おかーさんみたいな横の人、あらぬ方を向いているし、子供もあっちを見ているし、
もしかすると、子供は勉強に飽きて、おかーさんらしき人ももうこの子には教えても先が見えているし、、なんて思っていたりしている図かもしれない。
なんとも暗い部屋だよな~と先の勉強中の子供と大人の石造を見た後に首をくるっと回すと、
そこからは外の光が燦然と入ってきて、ますますまるでここが牢屋のように思えてきた。
と、こんなものが。
なんと、地獄図。
窯に入った人間を茹で上げている図、という。
こわいから。。。。。。。
ローマ時代に使っていた部屋も残っていた。
みんなコイン投げ込んでいるし。
日本でもどこでも、こういう場所があれば10円玉ほどを投げ入れるのは人間の習性だろうか。。。
まだ若くして死んだ王子。
痛いし。
ここで奥の部屋に入ると、籠のような形でぐるっとステンドグラスが嵌まった部屋だった。
修繕作業は途切れることなくされているに違いないが、それでも古さが伝わってくる。
それもそのはず、近寄ると、こんな、パリのノートルダムのような彫り物が見えてきた。
すごい。
一つ一つの顔が違うし動作もまちまちで、全く飽きずにじっくり見ることが出来る。
左手を顎に当てているあの人。
口に手を突っ込んでいるこんな人。
目を食べられちゃってるこの人の口元を見るとそのむごさに引く。
祭壇はやはり至ってシンプル。
上を見上げたりも。
するとこんなのまで見てしまい。。。
一瞬にして目が覚めた。 ハリークリシュナかと思ったじゃないか。
一番気に入ったのがコレ。
天使が泣いていてもしら~んぷり、、としか見えないこの図。
あ~あ、むちゃくちゃ顔をぶちゃいくにしてダラダラ泣いちゃっているよ、、、
と、結構長い間見入ってしまった、今回もあんまり勉学的に進歩がない私の見学だったりする。
いや、でも、リチャード3世の風はたっぷりと受けたよ!!!
そしてなんとここは、一度チケットを買ったら、1年間何回でも出入りが自由というから、またぜひ来ようと思ったのだった。
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