ハトよけの針が頭に突き刺さっていて、 ツボ治療を思い出して笑った。
そ~か~、パリもハト対策頑張ってるね~、
前回はハトの糞だらけだったもんね~、、、
と思っていると、、、
おや?
向こうに見える像の頭にハトがちょこんといるではないか!
あっちは大切じゃないってことなのかなぁ、、、と???だった。
とあった。
そっかーーーーー!
これかーーーーー!!
小さい店内には人がいっぱい。
外から眺めていると、ニックが、ショーウィンドウを指差して、コレ、食べてみたい!という。
いーですよ、
想定外の出費ですが、
2ユーロちょいもしますが、
旅行期間財務省の私がいいと言ってるから、
いいですよ、
でも、これはガイドなんかで日本人にお勧めされている商品じゃないですよ、
と答えた。
でも、ミキも食べるでしょう?と聞くから、私はタルトの方が好きで、今はパン気分じゃない、後でタルト見つけたら買うから、今はいらないと答えた。
ニックは、「でも、僕、食べてみたい」。
そして、買ったのがコレ。
リンゴがローストしてあるようにぷっくりしていてまるでポテトみたいだ。
それを見て、
なぜリンゴがポムで、ジャガイモがポムドテールなのか、
初めて分かった気がした。
そしてニック、
「あんまり、おいしくない」 と。
「いつも食べるリンゴのタルトの方が美味しい」と。
はぁ~~~~~~~っ??????
いやいやいや、
だから、あれは、リンゴのタルト、”タルト”なのよ。
これとはそもそも、違うものなのよ。
するとニック、
「うん、分かっているけど、いつもの酸味があるタルトの方が好きなんだ」と。
いやいやいや、
だから、
あれは、
タ・ル・ト!!
見て分かるでしょーが!!
それとも、あれをタルトだと思った、とでも??!
「タルトじゃないって分かっていたけど、想像しているのと違ったんだ」とニック。
ミキはどう思った?と。
リンゴがそのままローストされている素朴な味で、私が想像していた通りだったと言うと、
「僕の想像とは違ったんだ」とニック。
もっと酸っぱいのが好きだからさ、と。
でも、タルトはレモンジュース使うでしょ、だから酸っぱさ増すでしょ、しかも、このパンはジュースを使っていない分、べっちゃりしてないし、パン生地がまださっくりしていて、とても美味しいと思うよ、リンゴとパン生地の本当の味が味わえるっていうかさ、
タルトはタルト、これはこれで、最高の1つのパンとして出来上がっているよ、
だから、好みじゃないとは言えるけど、おいしくないとは言えないよ、
と、長々答えると、
「分かってるけどぉ~、いつものタルトの方が酸味があっておいしいよ~」 と、ニック。
まだ言うか?!!
以前インド人の二リーマが京都に来て、緑色のアイスクリームに目が釘付けになり、
「ミキ、あれは何? なんなの?!」
と聞くから、
抹茶を使ったアイスクリームだ、と言うと、
「どんな味?」 と聞くから、
お茶の味だ、と答えた。(当たり前だ)
すると、食べてみたいわ、と彼女。
まぁ、いいけど。。。と。、オーダー。
一口食べて、二リーマはこう言った。
「チョコレートアイスが好きなのよね。」
だ~~か~~ら~~!!!!!
これは、お茶だって言ってるだろーーーが――――!!!!!
と、内心叫んだのを思いだし、
ニック、次回から、タルトが食べたいなら、タルトを買ってください、
と財務長官はお願いした。
そんな無駄金を使っている余裕はないのだ。
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