2011年9月13日火曜日

サンジェルマンデプレと夜のケバブ

あ、あそこにジョージ・クルーニーが!!

と大きなポスターを見付けた途端、彼がまた新たなガールフレンドを連れてパーティに出没し始めたという最近のゴシップ記事を思い出した。 そしてその直後のちょっとした事件も。


なんでも、インタビュー会場で新しい彼女の存在を揶揄するような質問をした記者を、他の大勢のいる記者達の前でズタズタにしたらしい。

そしてその時の応戦振りから、彼の頭の回転の速さに世界中から賛辞が寄せられた、、、

という記事である。


しかし私は思う。


用意周到だな、ジョージ!!

と。


いつも通り新しい女を作って、
一定期間お披露目し、
いつも通りまた別れ、
一定の期間を経た後は、
いつも通りまた新しい女を作って、
一定期間お披露目し、
そしていつも通りまた別れる、

を繰り返し繰り返ししている彼のこと、

いつもどおりにまた新しい女作ったとの噂が流れ、
すこししてまたお披露目が始まったばかりの今回のこの記者会見なんだから、そういう質問されることなんて想定内。

もちろんシナリオだって作ってあったに違いないじゃないか!!!

こう言われたらこう、そしてこう言ってああ言って、
そしたら他の記者に対しても牽制できるし、、、なんて、まるでそこはチェスのように作戦を練っていたに違いない。


「君の名前はなんていうんだ?」
「君の勇気には敬服するよ」
「社に帰って報告するといいよ、その質問をちゃんとしましたって」
などなど、天下のジョージに嫌味たっぷりに公の場で血祭りにあげられたかのようなその記者にちょっと同情もしたけれど、その記者も名前がこれで売れたと喜んでいるかもしれないのでそれはいいとして、でも、それにしてもジョージ・クルーニー、


やっぱりカウンセリングも必要じゃないか??





このPAUL、サンジェルマンデプル教会の大通りを渡ってずんずん行くとあるんだけれど、


他店より安いの~~~!!!




その上、持ち帰りでも店内で食べても同額だし!!!

ということで、今回初・私の好物のエクレアは、地味ながら、PAULにあっけなく決定したのであった。
そうして食べてみると、



おーーーいーーーーしーーーーーーーー!!!!!!!

中のチョコクリームがひんやり冷たくてあんまり甘くなくて、シュー皮は固くてサクッとして美味しいし、

もんのすごいスピードで食べちゃった☆こわい。。。


あんまりにもおいしくて、よっしゃ、次はモカ味、、というすんでの事でハッと我に帰り、我慢することができた。(本当にこわい☆★☆)



何回見ても、本当に美しいサンジェルマンデプレ教会。



ありふれた言葉しかないけれど、本当に本当にただ美しいな、、、と思っていると、



「僕はあんまり綺麗とは思わないんだよね~」と、横でニックがぼそっと呟いて、



それこそびっくりした。



そうか、そうか!!





綺麗と思わないか!!!



まさか、綺麗と思わない人がいるなんて、全く思っていなかったから、そのニックの言葉に心底驚いてしまった。



そーか、、、


サンジェルマンデプレ、綺麗と思わないか。。。


私の場合、サガン読み過ぎて靄がかかっているのは否めないとして、

でも、美しい、よな???



と思いながらまた見つめ直し、あぁやっぱり美しい、、、と確認したけれど、同時に、”このくらい美しいならば他の人も美しいと思うはず”という思い込みがあったことに反省した。


そうだよね、自分が思うからって事実じゃないもんね、


そんな当たり前のことはいつもは戒めているはずなのに、このサンジェルマンデプレ教会に関してはちょっと盲目なのかしら、、とも。


あぶないあぶない☆


帰りにケバブサンドを食べた。


期待しないで食べたらこれが大当たり、珍しくスパイスがキリッと効いた、おいしいケバブだった。


しかもポテトフライはホックリしてたっぷりある!



これで4,50ユーロなんて、すごいなぁ。
ケバブも負けたか、ロンドンよ。。。



写真の後ろにいるおっちゃんが私に売ってくれた人。




すごく面倒見がよく、ナプキンくれたり、フォークくれたりと、なかなか仕事熱心。




しかも、「君の家は震災で大丈夫だったの?」と日本の震災について心を痛めている様子で、


そんな彼と、そのスパイスの効いたケバブから、



え、もしかして、このひとインド系??!


と思った私だった。



なんでか、イマイチ説明出来ないけれど。

0 件のコメント: