今日9月4日はビヨンセの誕生日だった。
彼女がなんと、30!!
信じられんわ~!!!!!
そりゃー私も年とるわ!!!
としみじみ思う。
Destiny's...でやっていた時のグラミー賞授賞式。
3人が手をつないで壇上に上がってくる時に超ミニドレスがひらっひらするからそれを抑えながらそれでも手をつないで超ハイヒールでトコトコ歩いていた。
それを、いつもの、家族だけが知っている、なんともいえない嬉しいようなからかうような表情でジ―――――ッと見ていた父。
すると、
「ってぇ、どーで、この3人は?! とんでもないのが出てきたじゃん!!」
と叫ぶと、また、
ジ―――――――――――ッ。
本当に、女をジ―――――ッと見る人だった。。。
その時のビヨンセを思いだして、彼女が赤ちゃんか~!!と、私は思うわけである。
でも、ナタリーポーとマンも、アリシア・キースも赤ちゃんだもんね、
本当に年を感じるわ。。。
それにしても、賛否両論あるビヨンセのすっぴん顔。
私はこっちの方が断然好き!!!!!!!
絶対ノーメイクの方が可愛い!!!!!!!
可愛いわ~~~~~~、ビヨンセ!!!!!!
あ、でも、こういうのだったら好きだな。
ショートも似合うね、当たり前だけど。
美人はなんていってもショートがいい。
美が引き立つ。
そこら辺の女と一緒になってはいけない。
私も美人だったら絶対ショートにしていたな~。
でも、ビヨンセの場合はあのクレイジーで見惚れるダンスの振付には絶対必要な小道具だと思うから、ロングなのも仕方がないな。
それにしても、、、
アメリカすごいな、と、この年になってアメリカのショービズ界に再び感動する。
大体、ビヨンセだよ、トップにいるのが。
あんなに高いバーがあったら、そこを簡単に超えるのなんてムリじゃね??とか思う。
なんちゃってシンガーやらなんちゃってダンサーみたいなのは恥ずかしくって、パフォーマンス出来ないと思う。
簡単に、「私踊れます」 とか 「私歌えます」 なんて、言えないと思う。
よく聞く、
「私、3歳からダンスを習っていて、踊るのが好きなんです」
って言う歌えない&踊れないタレント自称アーティストみたいなのって、ビヨンセ見たことないのかなぁ~??と不思議に思ったりもする。
見たことないのかな、やっぱり??
ところで髪関係で、ちょっと前になるが、哀しいことがあった。
ニックの弟サイモンと彼女ナダ、その友人のジェイミーがディナーに来た時のこと。
話がどこからどうなったのかよく分からないけれど、サイモンが、
「黒人て、髪の毛ちりちりなんだな、知らなかったよ!」と言った。
ナダが、「そーよ。ちりちり、だからセレブな黒人なんてみんなカツラなんだから」と答えた。
「黒人の女性はカツラなんて、本当にびっくりだよ」とサイモン。
「そーよ、黒人は本当に大変よね、でもそうじゃないと、黒人はちりちりのくるくる髪なんだから」と、ナダ。
私がびっくりしていると、何か思い違いしたサイモンがこっちを向いて、
「そうなんだよ、ミキ、黒人の髪の話してるんだけれど、彼らの髪はなんとちりちりなんだよ、びっくりだろ?」
と言った。
あんたたち、さっきから黒人黒人て、こっちの方がびっくりだわ!と思っていると、
ナダが追い打ちをかけるように、
「ホントーに、そうなのよ!」と信じてちょうだいというように私に言った。
それでも、話がオプラのトークショーに出ていたタイラ・バンクスがカツラを取ってちりちり頭を見せたことに及び、
「でも、タイラは綺麗だからね~」
というナダの発言がオチになったところで私も内心ホッ。
なんだかイヤ~な予感がしないでもないけれど、
これで話題が変わるだろうと思いきや、
ハッと気が付いた時には今度はユダヤ人の髪の話になっていた。
「こめかみの髪がくるくるしててさ~、」と言っている。
ほんと、変だよね~、妙っていうかさ~、などと言っている。
最初はあまりのことに信じられず、
ウソでしょう? 冗談言ってるんでしょう?
と半信半疑、成り行きを祈るような気持ちで見守っていたけれど、
どうやら、この人達、真面目らしい。
私がショックで無言のままボーーーッとしていると、
”あのヘンテコな、帽子のようなもの”と聞こえてきた。
即座にハッとし、このチャンスを逃してなるものかと、
「あれはね、キパっていうんだよ~!」
と私。
すると、喋っている3人は一瞬会話を中断してさっきからずっと会話には加わらずに食べているニックと一緒に私を見るも、気を取り直したようにまた会話続行。
え、スルー?!!
なんなの? 例えば私にユダヤ人の友達がいるなんて、夢にも想像できないってこと?!
どういうこと??!
怒りが段々湧き上がってくるが、今はニックがホストのディナー中だと思って抑えていた私、
するとまたもやサイモン、こっちを向いて、
「ユダヤ人ていって、ユダヤ宗教の人達で、髪の形が変なんだよ。」と言った。
どうやら無知な私に教えてくれているらしい。
するとナダ、
「見に行って御覧なさいよ、○○の地域に本当にいっぱいいるから! 行ったら絶対見ることができるわよ、面白いから!!」
と、どうやらこいつも無知な私に教えてくれようとしているらしい。
なんとか、
「あなたは、
私に、
ユダヤ人を見るために、
○○の地域に行けと、
本当に、
そう、
言っているの?」
と、怒りで息も切れ切れに言う私に、
「そう! その通り、そう言ったのよ!!」
と、まるで、”よく英語が正しく分かったわね、嬉しいわ”的な返答。
だから行ってみて!と。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
私が怒りで無言のままボーーーッとしていると、まだその話題が続いていく。
だめだめ、爆発するなよ、私、、、
この人達に悪気はないと思え、、、
でもこの得体のしれない人間は一体私の家で何をしているんだ?、、、
だめだめ、ここで言葉を発したら絶対私ヤバい、、、
ばかやろ―、出ていけーーーーーっ!!、、、
いやいやいや、悪意はないはず、、、だから許せ、、、
でもこれからこんな人たちとお付き合いしていきたくない、、、
と、悶々として無言を貫いていると、
ジェイミーが言った、
「こういう髪した(指でこめかみのところをクルクル回しながら)、おかしな人間がウロウロしてるから、すぐにわかるよ」。
ぶちっっ☆!!!!!
切れた―――――――――ーッッ!!!
しかし、やっぱりグッとこらえた。
ニックのために。。。。。。。。。
実際、私がこういう場面で抑えることができたのは、多分これが初めて。
口は災いのもと、口も上手く回らず、頭も早く回らない私がカッとして本心を大きなザルの目からこぼす様に言って、後々ニックが困るのは目に見えている。
しかし、その後は猛烈に落ち込んだ。
私のポリシーとして、あそこで何も言わなかったのが良かったわけがない。
せめてチクリと刺すような、ウィットに富んだ皮肉1つ飛ばせなかったのかと、
そして多分、素晴らしい人間なら、そんなこともサラッと出来て、その上相手を黙らせ、またその上で相手に瞬時に本意をきちんと分かってもらうことが出来た筈なのだと、
そう思うと、
そればかりは自分の拙い英語力だけではなく、
そもそも私の今までの培ってきたと思いこんでいたものは思い込みでしかなかったと思い知らされ、
なんとも哀しかった。
そして、それを皆が帰ってから切々とニックに訴えながら、
それでもなんとか振り切ろうと、
黒人黒人言うなんて、よほど黒人の友達がいなかったんだね~、私の方がびっくりしちゃったよ~
なんて軽く聞こえるように言ってみたけれど、
なのに正直に困った顔を見せられて、
怒りの矛先をニックに向けた私は、
なぜ、あなたはあのディナーの会話中に何も言わなかったのか、
一体本当にあの会話に対して何かを感じたのか、
あなたは困ると下を向いて食べてばかりいる、
と言って責め、
最終的には、
ああいう場面でもしあなたが「今夜はこの辺でお引き取り願いたい」くらい言ったら私はもっとあなたを尊敬さえする!!
などと、とんでもないことまで言って、結局ニックを哀しませた。
もちろん、子供じみた八つ当たりである。
今もナダとサイモンとはたまに話すし、これからずっと付き合いもあるはずなのだから、
あの時に自分を抑えることが出来て良かったとは思う。
なんといっても、ニックの両親を困らせることもしなかったし。
だから思う。
もうちょっと、ちゃんとしっかり日々精進しろよ、私!!と。
きちんと頭に引き出しを作って、
その中に毎日培ったものを丁寧に畳んで入れて、
必要な時にはきちんと出せる人になるように。
そして思う。
ジェイミー、あなたは大学で勉学を教えていて偉い人だと聞いたけれど、
だからこそ、
これから一生あなたを尊敬することはないでしょう、と。
そしてナダ、
あなたはイスラムでしょう、なにを寝ぼけたこと言っているの!!と。
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