2013年1月8日火曜日
初めてのレース編みのモヘアスカーフ
風邪をこじらせてずっと体調が悪かったこの1か月、ゆっくりゆっくり編んでいたレース編みのスカーフが出来上がった。
名前は『Peony Lace Scarf』。
75%がモヘアスーパーキッド、25%がシルクというKid Silk yarnを25g×2玉使って4.5mmの棒編みレース。
初めてなので、最初の何十段はモノっすごく緊張した。
練習を兼ねているので少しでも気に入らない所があれば即ほどいてやり直し、モヘアの糸性を少し痛ませてもまぁ仕方がないだろう、、という気持ちで丁寧にやったつもり。
しかしそれでもやっぱり糸の引き具合とかが難しく、模様を綺麗に浮き出すのが思ったより全然うまくいかなかった。
モヘアという糸のせいというよりも、もともと私の表編みと裏編みの目が揃わない程度の腕前なので、そりゃモヘアになったらなおさら難しいよね。
モヘアは毛足が長いから、そんな腕前さえもカバーしてくれるだろうと安易に考えた私がやはり初心者というもので、
レース編みになったら尚更その揃わない目が強調されるだけの結果となった。
それでもまだ、今から水通しするんだから、そしたら少しは目が揃って模様が綺麗になるかも、、なんて思っているのだけど。
でも、すごくすごく柔らかくて軽いから、肌が弱くてしかも肩がすぐ痛くなる私にでさえ、
巻き心地がとても良いスカーフ。
苦労しただけあって嬉しいなぁ。
この2年ほどは赤色にハマっていて、持ち物にも赤い物が増えたけれど、こんなオレンジ系の赤色はまだ身に着けたことなんてかつて一度もないからちょっとドキドキだな。
ロンドンのこのどんよりした曇り空の冬にはパンチが効いていいかも。
早く水通ししなきゃ。
レース編みってクモの巣のようで、とても面白い。
出来上がりは本当に羽根のような軽さで、こうして持ち上げて左右に振ってみると、
ふわ~りふわ~り、
漂ってくれる。
こんなだったら夏にも使えるな。
高熱とアスピリンのボーーーッととした頭で英語の記号ととっくみながら、かけ目がかかっていなかったり一段読み間違えたりと、いろいろあったけれど、作ってみてよかった!
とにかく初心者だろうがなんだろうが、私にとって一番大切なのは糸の質、と改めて思った編み物なのでした。
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