日曜日のスペインはみんなリラックスモード、
人もたくさんいるのにバカ騒ぎもなく、友達同士家族同士でくつろいでいるような静かな雰囲気が漂っていたのだった。
天気がよくて、6月の風まで吹いていて気持ちがいい。
ロンドンとは大違いだな!!
日曜日のマーケットも。
これは、市庁舎?
何?
今回ガウディにだけ気を入れているので、他のことは下調べする気も全くなかった私はこの建物が何かはいまだに分からず。。。
彼らはいったい何をしているんだろうか?
スーパーマリオブラザーズのお祭り、、、じゃないよね。。。
スペイン広場、というのか?
ここにはガウディ作のガス灯があると聞いてやってきたのだが、これなのかな??
噴水の周りには男達がいっぱい。
ここはロンドンのSOHOか??と一瞬思った。
しかしやはりここでもバカうるさい騒ぎはない。
ミロの絵もモザイクになっていた。
私はちょっとミロが苦手。。。
キングスクロスの図書館にあるミロのト音記号の絵は好きだけど、それがミロの中では唯一好きな物じゃないか、、、と思う。
ただ、ウッディ・アレンの映画『それでも恋するバルセロナ』で出てくるミロは可愛いな、
次回があったら今度は見に行ってみようかな、とは思っている程度。
ところで邦題はやはりすごいものがあるな。
コロンブス。
後で行ってみようとニックと話す。
これ、海に向かって指を指しているらしいが、発見した大陸の方に向かって指がさされているのか、ぜひ知りたい。
そうして今日絶対見なければいけない!!と言い張ってやって来たのがここ、
『PALAU GUELL』、グエル邸。
うわ〜、やはりすごい列が出来ている〜。。。
やはりタダ日だしな、そりゃそうだな。。。と長時間待ちを覚悟で並んだが、
紙だけをもらい、そこには4時半とかかれていて、
「じゃ、この時間に戻ってきてね」
と言われた。
す〜ば〜ら〜し〜い〜〜〜〜〜〜!!!
なんという良いシステムなの!!
ぜひ、京都の美術館も見習うといいと思う。
観光客の時間がとっても助かるに違いない!
あれ、でも、もうとっくに取り入れてるのかな?
そういえば、日本では長蛇の列になんて並んだことなかったから知らなかったんだった。。。
と、いうことで、無駄な時間を過ごすことから免除され、代わりに街をブラブラすることにした。
綺麗な花だね〜、と思って見ると、
あれ?????
マキちゃん??
妹がこんなところにいたので、ハロー久しぶり〜と挨拶。
よく、昔は、ミツバチマーヤに似ていると言ってからかったものだったが、やはりミツバチに似ていると改めて思った私の妹なのだった。
ずっとランブラ通りを下っていくと、何かやっていた。
やっぱりサッカー絡みらしい。
バルセロナにある別のチームのサポーターか?
お! これこれ!!
この水を飲むと、再びバルセロナに戻ってこられるという、いかにもな場所だが、
いや、私はぜひぜひバルセロナに戻って来たい、
いかにもだろうがなんだろーが、絶対に飲むぞ!!と決めていた水。
なにせ5泊6日の旅なんて慣れていものだから気持ちにそれほどの余裕がなく、
時間もないし、もうあの水は飲めないだろう、、と半分は諦めていたから、
こうしてその水に辿り着けてとっても嬉しかった!
これも、そもそもグエル邸で並ばなくても良かったおかげだ!!
システム万歳!!
しかし蛇口が固く、握力がめっぽうない私は奮闘。
どうしよう、、まさか壊れているんじゃあるまいな、ここまで来て飲めないんじゃあるまいな、、と半べそのところに、
この黄色い服の男の人やその友達さん達が現れた。
私の焦るその姿に笑いながら、こうだよ、、と手伝ってくれて一件落着。
有り難すぎてつい、
「ありがとー! ありがとー!」の連発をしてしまった。
そうして彼らも飲み始めた。
あれ、
彼らもバルセロナに戻ってきたいのかな?
バルセロナの人達じゃないのかな??
さっきのサッカーサポーターの集まりと同じような服を彼らは着ているけれど、
ということは、バルセロナチームじゃなかったのかな?
それはともかく。
まずいから水道水の水はバルセロナではみんな飲まないのよ、と最初の日にアパートのオーナーのマリッサが教えてくれて、
試しに飲んでみたキッチンの水道水はそりゃマズかったのだが、
暑い日だったということも手伝ってか、この水はとても美味しく感じた。
旅行中の水は怖いので、実は内心ビビりながらだったのだが。
それでも美味しさにつられて、しつこく飲む飲む!
これで、バルセロナに再訪あり!だな。
あれ、まだ飲んでるよ、この人は。。。
スペインの落書きも見物だった。
ここは夕方から開く甘い物やさんというが、ディスプレイするためのこの空間も、お店があくまではこうして閉じていて、代わりにこんな絵が見えた。
スペインが粋だということを今回の旅で初めて知った私。
バルセロナはミシュラン店がとても多いとは分かっていたが、こういうのを見ると、歴史的なプライドをひしひしと感じる。
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