2011年10月28日金曜日

10月30日と31日



一般的にはハロウィーンの騒がしい時期、

私にとっては、

10月の30日はJCの誕生日、31日はケイン君の誕生日というとても大切な時期である。



JCには電話、ケイン君にはプレゼントというのをずっと続けてきて、
もうすっかり私のイベントになっている。



今年はイギリスからこのイベントを遂行するわけで、時差の事もあり、
ミスるわけにはいかんと、10月に入ってからずっと落ち着かない。


ケイン君には余裕を持って既に贈り物を郵便局に持って行ったからいいとして、
JCには電話をタイミングよく見計らってかけなければいけないので、それを考えて心はもうヘトヘトである。


けれどそれは実に楽しいヘトヘト感で、

よく考えてみるとこのイベントがもう今年で10年を迎えるんだなぁ、
と、とても感慨深い。



10年前の夏、いつが誕生日なの?と軽い話が始まり、
実は今年で30なんだよね、、、えーーっ?! 同級生?!! 私もなのーーーっ!!



と、途端に近くなったような感じがお互いして話が弾み、

その2ヶ月後の10月30日に「お誕生日おめでと―――っ!」と私がJCに電話したのがきっかけで始まった。






そして去年の10月30日。

「39歳おめでとーー!!」と電話して1年分の近況報告をしながら、あと1日で日本を去ると伝えた途端、

「じゃ、電話は? 来年は、でもイギリスから電話だよね?」とJC。


その時は、私がイギリス行く、日本離れるって言ってもそれだけ? そこ? その反応ですか?と,
笑ってしまったけれど、、、。



そっか~~~~~~~~、
そーだよね、これからも続くよね、このMyイベント、、、

思って嬉しくなった。




そうして今年もやってきて、
今回は40歳のバースデイコール。


絶対忘れてなるものか~~~!




PS;ケイン君への贈り物はもう届いたのかな、、、

と、郵便の方がイマイチ心配なイギリスのサービス事情だったりするんだけれど。。。


2011年10月22日土曜日

ホットドッグと村上春樹

本屋のFoyle'sの扉を開けると目の前に村上春樹の1Q84が並んでいて、

そ~か~、やっとなのか~と眺めていると、後ろから男の人が来てサッと手に取り、そのままレジに持って行った。



早っ☆★☆


でも、そうだよね、私なんかもうとっくに英訳されて売られていたと思っていたくらいだから、

その発売をずっと今か今かと心待ちにしていた人達も多いんだろうな~と思った。

そして本屋のカフェに入ると、

こんな物を発見。


パッと見、

MURAKAMI AT MIDNIGHT

TONIGHT 9:00 ~ 11:45 PM

とあるのが目に入り、

え~~~~~~~~ッ!☆★☆★☆
村上春樹さん来るの~~~~っ?!!☆★☆★☆


やばい、行きたい、

と思って焦ってちゃんと読んだら、

なんだ、本の発売か、しかも昨日の夜じゃないか、、、


と思ってガッカリ&ホッとして嬉しい複雑な心境なファンの私であった。

それにしても、BE THE FIRSTって。。。









一番最初に本を手に取るとなんかいいのかな?

ファン心かな。


でも、あれですよ、英訳ですよ、誰が最初に読んだかって言ったら、

そりゃ日本人が一番最初に読んでるはずですよ、

と思ったら、ファン心はいろいろあって大変だなぁ、、と同病相憐れむような気持ちになった。






店内は今までの村上春樹本の表紙がポスターになって貼られている。


さ~~~すが、村上春樹!!!



でもさ、何回も言うけれど、

英訳本の表紙だよ、英訳本だよ、オリジナルって感じしないよ、

しかも日本の表紙の方が断然いいよ、
 
と思うのであった。

でも、きっとそんなこと、村上春樹さんは”それは自分の仕事じゃないし”と言うんだろうし、

結局のところ、どっちでも、なんでも、いいんだろな。

ところで英語版の表紙はいつも決まって白が基調とされてきたけれど、

今回の1Q84はちょっと違う感じ。

最初の写真で分かるように、月と、左下にある枝に蝶がとまっている図柄で、黒基調になっている。

そして右の半分から下に向かって、

三本線が引いてある。

これはなんだろう、、、とジッと見つめて分かった、

漢字の一、二だった。

それが、点なしに一二と縦に続いているから、真ん中の棒が短い変な三に見える。

ふむ、、、非常に面白い。。。。。。。。

それにしても、上下一緒なのは、別冊があんまり好きじゃない私には羨ましい限りだ。


Sadler's Wellの近くの、以前から食べてみたかったホットドッグ屋さん。

平日昼間、人が列を作って並んでいるのをバスから何度も眺めるばかりだったけれど、

今回こうしてやっと実現。



たっぷりケチャップとたっぷりマスタードを頼んで、

付け合わせは焼いた玉ねぎにしてもらった。

これがもう、大満足な味!

特大なソーセージがプリッと美味しく香ばしく炭で焼けていて、

玉ねぎはめちゃくちゃ甘くてた~~~~っぷり。

それが軽く焼いたイタリアのチアバタパンに挟まれて、美味しいマスタードとケチャップがかかっていて、

ガブッと口に頬張って食べると、もう本当に美味。

こんなファストフードがここまで美味しくなれるのか!てな感じ。

村上春樹さんもこういうの絶対好きに違いない。

それとももうそういうアメリカンな食べ物は卒業したのかしら??

春樹さ~~~ん、アメリカだけじゃなく、信じられないことにロンドンにこんなものありましたよぉ~~!!


と教えたいくらい、旨い。



4ポンドでお腹一杯にもなれるし、

肥満が恐くなかったら、週3で食べたいわ!と心底思った。

本当にもうずーーーーーーっと長いこと、

美味しいホットドッグが食べたい、

と願ってきたのだけれど、

苦節ウン年、 ようやっと叶いました!

2011年10月15日土曜日

もんぶらん ~William Curley


ニックが時間が取れることになり、

気になっているショコラティエのモンブランを食べに行った。

評判が良いモンブランなので、売り切れ覚悟で出向いたのだけれど、ちゃんと3個、ショーケースの中にあった。


良かったね~、これでニックと半分個しなくて済むね~、そんなんじゃ哀しすぎるもんね~、

と2個のモンブランにショコラのマカロンをオーダーした。


感想は。。。



持ち帰ったわけでもないモンブランなのに、どこかにかすってるのは何故!?というのはさておき、


そうか。。。こんなもんか。。。という感じ。

イギリス一美味しいという触れ込みでその気になっていたけれど、

でもそうだった、イギリス一って、、、、、、、、なのだった!!!!!!


大体、栗の味が全く全然しないじゃないか。。。

クリーム、冷蔵庫の味がするじゃないか。。。


日本人が褒めているから食べてみたけれど、

でもそうだった、ロンドン在住の日本人だった!!!!!!

どーしたんかな、、

やっぱり皆、ロンドン長過ぎて、舌ブレたのかな??

あぁ、本物のモンブランが食べたい。。。。。。。。


日本のケーキ屋さんの質の高さをまざまざと実感。


でもマカロンは普通に美味しかった。3ポンドだし!

やっぱりショコラティエだから、チョコを食べなきゃダメよね。
その証拠に、モンブランに乗っかっていた細いチョコレートは美味しかったもん!

と思っていると、そこに若い夫婦が赤ちゃん連れて来店。

ロンドンなまりの流暢な英語を話す日本人男性と、とっても魅力的な日本人女性のカップルで、

赤ちゃんのお祝いのケーキをオーダーしにきたという。


高級住宅地というこの辺にはこういう素敵なきちんとした日本人家族がごろごろいるのかしら、、、

それとも私達のフィンズベリーパークにもいるのかしら、、、

どちらにしろ、出会う機会ゼロだわさ。。。

とぶつぶつ1人でしていると、その家族が私達の横の席に座り、ショコラが女性の前に置かれた。

飲んで一口、


「あぁ、おいし。」

と言った。

おいしって言ったーーーーーーーっ!

おいしって言ったーーーーーーーっ!!

と私は心の中で大絶叫、

そーだよね、モンブラン頼んでる場合じゃないよね、

今度は絶対に絶対に、ホットチョコを頼むんだ!!と固く心に誓った。




ちなみにモンブランは店内用で6,50ポンド。高いだろ?

でもお茶がその分安くてとても良心的。しかもティーバッグじゃない。

近くにこんなお店があったら頻繁に出かけて行って、マカロンかチョコ一粒二粒と一緒にお茶をしながら午後を過ごしたいなぁと思えるお店だった。

ただしモンブランはナシで!!

2011年10月14日金曜日

お祝い

バーツ病院に行って、シトネ先生と面談。

これで放免という。

「喜びなさい。5年が経って、とても喜ばしいことなんだから。今夜はシャンペンでも飲んでお祝いするのね」

と言ってくれたので、

じゃ、いつもは我慢しているモエを飲もう!と、1人用の小さな小さなボトルを探しまくった。

写真でも瓶にしっかり張り付いているのが分かる通り、11,49ポンドなり!









ピザは夕食。


これもお祝いの内。

1人シャンペンに1人ピザなんて、独り者の王道じゃないか~!

2011年10月13日木曜日

10月の満月

9月の15やお月さんはパリにいて、
お団子もススキもなかったけれど、
しっかりお月見した。

今月はまたこうして満月をきちんとロンドンで見ることが出来た。

とても幸せなことだと思って、ジ~~~ンとした。

こういう感謝の気持ちをすぐちゃっかり忘れるからいけないのよね。。。






2011年10月12日水曜日

あっぷる

久し振りにロンドンの街に出た。

アップル社の前を通りかかるとそこは人がいっぱいで、若い人達の多くは力尽きたように座り込んで哀しんでいた様子が印象的だった。

人の死は全てがそうだけれど、彼の死もまた色々なことを考えさせられる出来事だった。

2011年10月8日土曜日

Home Sweet Home

パリから帰った次の日の朝、
恐る恐るベランダの扉を開けてみた。


はぁ~~~~~~~~~~。。。。。



でもまぁ、思ったより、悪くないか、、、、、。。。

しかもまだ新しくトマトが出てきているしね、、、。。。。。


と、落ちているトマトを拾いながら、思った。






そして2日は日曜日とあって、もちろんこの光景。




アーセナルの試合があるということか、、、と、私達もテレビを付けた。