2012年8月29日水曜日

石持浅海『水の迷宮』 





今読み終わったばかり。


ページ数が残り僅かになるにつれ、


まさかまさかまさか、そーゆー終わり方しちゃうのか????!!!



と思いながら読み進めたら、



本当にそーゆー終わり方だった。。。。。。



という物語だった。




感想は一言で言うと、”コワい”。




ミステリーとしてということではなく、

登場人物全ての思考回路がおそろしかった、ということ。


言ってみれば、日本人社会がコワいよ~。。。と思わせられる終わり方で、


終章ではゾゾゾとなるから。





イギリス社会では絶対に成り立たないな~、

エルキュール・ポワロも怒っちゃうよ、絶対。






そうしてそれを美しい感動話としてまとめているのか、それともこの作者は私のように怖がることを意図してこんな終わり方にしたのか、


そこがまた恐怖だ。








石持浅海のものは、『扉は閉ざされたまま』を読んだだけなのだけれど、とても好きだった。

なによりも、彼の書き方には赤川次郎バリの読みやすさがあって、それこそあんまり色々考えたくない時や疲れて何かに集中したい時にはサラッと一気読み出来る面白さがある。


なので他にも読んでみたいとはずっと思っていながらも、しかしこの人の本のタイトルには何故かカタカナが多く、カタカナじゃないものにもどことなく私の興味を削がせるものがあった。


そのせいでなんとなく敬遠しながら、


もしかしたら、『扉は閉ざされたまま』よりも面白いものはこの人は書いていないんじゃないかという気もしていた。



それが今年4月の日本帰り、体調を崩しまくっていた私はロンドンに戻る日が近づくにつれてまだ何の本も買っていないことに焦りを感じ、熱に浮かされたまま家の近くのブックオフでせいぜい10分を自分に与えてミステリーものを漁ったときに、手に取ったのがこの『水の迷宮』。



以前から本屋で見かけてはいたけれど、必ずといってその横に並んでいるのが『月の扉』なのでそこでまたなんとなく買わないでいたのがこの本だった。



しかし39度近くの熱がある私には躊躇しているヒマなどない!


やはりそこでも隣にしっかり並んでいた『月の扉』と共にサッと買ったのだった。







そんな経緯で読んだので、やっと、、、という感もあるが、


やっぱり嗅覚が当たっていたと言うべきか当たり前というべきか、『扉は閉ざされたまま』よりは私向けではない。


が、水族館が舞台というちょっと苦手な感がある舞台もすんなり入り込めたし思ってたよりは全然イケた。


推理の展開の流れもまずまずで、ミステリーとしても普通に娯楽的に楽しめたし、


ブックオフで350円払って良かった! 笑




そしてなんといっても、あと2,3冊はこの人の本を読みたいなと思ったから、私の好きな作家にちゃんとランクインしたのだと思うと嬉しい。


読む作家が増えるのはとても嬉しい。


カタカナもんも、読むぞ、読んでやるぞ。










ところで、私が買ったのは光文社文庫のもので、こんな感じで表紙も綺麗なのだけど、



裏表紙のストーリー略には、



「全ての謎が解き明かされたとき、胸を打つ感動があなたを襲う。ミステリー界の旗手が放つ奇跡の傑作!」




とあった。


しかし”胸を打つ感動”ではなく、あくまでも”胸を打つ恐怖”であり、

そして”奇跡の傑作”ではないのであしからず。








それにしてもこうしていちいち書き出してみると、素人じゃないのにこういう所に使うボキャブラリーやばいね。




”胸を打つ感動”に”奇跡の傑作”だって。



うぷぷ。



作者はイヤじゃないのかね??????





さて、次は『月の扉』にいくとしよう。





2012年8月28日火曜日

エックスマウス・マーケット




ハイブリ―近くまで朝から出かけて用事を終えて、さぁ帰ろうかという時になって、天気予報が見事に外れてなかなか良い天気なのに気づいた。

それなら少し歩こうよ、そしてコーヒーショップのNEROで仕事してよとニックに頼んで、エックスマウス・マーケット・ストリートまでの短い散歩、そよ風がとっても気持ちいい。


お目当てのNEROに近づくと、マーケットが開かれていて辺りは人がいっぱいで、


そうだった! ランチ時だった! と、すっかり時間の感覚がなかったのでびっくり☆

周りを見ているうちにすっかりお腹が空いてきたのでさっそく私達も何か食べようかとウロウロと屋台を物色し始めた。









ジャーマン・ソーセージの屋台。



ココは、去年の10月22日のブログ記事、”ホットドッグと村上春樹”にも登場した、この屋台とは全然別の、イタリアン・ソーセージの屋台があったのだけれど、


しばらくしたら何回来ても見かけなくなって、


売り切れでもうお店閉めちゃったんだな~、とか


今日は疲れているんだろーか、とか、


しまいには、あんまりに美味しいからきちんとしたお店でも出したのかな、とか考えて、


とても淋しい思いをしていた。


今年の2月も3月も、ココに戻ってきてはそのソーセージを探したけれど、やっぱりその屋台はない。


意を決して周りの屋台の人にも聞いてみた。


けれど濁った答えが戻ってくるばかりでハッキリしない。


やっぱりお店でも出すようになって、周りに嫉妬とかされてるのかな~、、あのお店のイタリア色丸出しのおにーさん、強烈なキャラだったもんな~と想像を巡らせながら、


そろそろ諦めようと思っていたある夜、ネットしながら適当に色々検索していて、


あっ! あの屋台、かなり美味しかったし、行列が凄かったから、きっとお店だしてたら情報あるかも! なんで気が付かなかったんだろ??!



と喜び勇んで、エクスマウス・マーケット、 ソーセージ屋台、行列と入れてみた。



そしたらなんと、


そのお兄さんが、



死んでいたことが分かった。



むちゃくちゃショックだった。





そんなんで、なんだかもうここに来たくないようになってしまった私達。


今日は何にも考えていなかったからたまたまマーケットに遭遇しちゃったから、良かった。


これでまたココに来れるようになったらいいねと思う。




ちなみにニックはこの屋台のソーセージは一目見て却下していた。


ほんとうにねぇ。。。こんなんじゃなくて、その屋台にはものすごい人の列が出来ていて、売り切れ続出状態だったんだよねぇ。。。。



あぁ、あのソーセージが恋しい。。。。






ニックはいつもと違い、あんまり迷わずにこの屋台に決めた。


スパイスの良い香りがしてくる。








5ポンドで全ての鍋から少しずつご飯の上に載せてくれる。


しかもペットボトルの水付き!


冷たい水もサービスね~とくれたそのペットボトルは冷たい水どころかコッチコチに丸ごと凍っていて、


全く水が流れてくれないっつーの!!



おっちゃん達、やり過ぎですょ。。。。。。。☆★☆





屋台の後方にあるテーブル席で食べてもよいということなので、リラックスしてランチタイムする事が出来た。


いつもはベンチだから、鳩がいっぱい来て落ち着いて食べれないから、これだけでお得感が大幅にアップした!











どこ見てるの?


どこに行ってるの?





食べている最中、時折こういう顔をするニック。

その時の彼の心情はいまだもって謎。














私はポルチーニのリゾットにした。


おいし~んだよ、これが。


シンプルながら、しっかりポルチーニの味で、最後にパルメザンを削って上からたっぷりかけてくれて、横に添えてくれる苦味のあるロケットの葉っぱがリゾットの熱さでちょっとだけクタッとしたとこなんか大好き♪


レギュラーサイズで5ポンド、ラージで7ポンドだけどレギュラーで十分おなかいっぱいで、

最後は満腹満足になれる。








しかしそれにしても今日は火曜日、


あの、半ちゃん兄ーちゃん集団は何の種族だろうか。。。


ここら辺からして、クリエイターなのかしらん?


かなり機嫌が好さそうな様子で、楽しそうだった。




英語ではEXMOUTHと書くこのマーケット、


初めはEXマウス~~~~~?!!と面白がったけれど、その名の通り、このマーケットは食べ物だけです。





平日のランチ時だけオープン、、、とはいっても結構長い間なので、


行ってみるべし!








:追悼:


これがその、イタリアン・ソーセージのホットドッグ。


美味しかったなぁ。。。


やっと理想のソーセージ・ドッグを見つけたと思ったのになぁ。。。








炭でじっくり焼いてくれるので余計な脂が落ちる上に、中に練りこまれた色んなスパイスが絶妙だった。




焼いた甘い玉ねぎもたっぷり添えて、大好きだったのになぁ。。




このパワフルで個性的なお兄さんももうこの世にいないなんて、信じがたい。。。






村上春樹さん、ごめんよ、、、


お勧めしたお店はもうないよ。。。。。。。






2012年8月27日月曜日

ガガンボって何の為に生きている?



昨夜キッチンの壁にとまっていたガガンボを見て、いつものよりも大きいから記念撮影をした。


でもこうして写真見ると、比較対象が悪くてイマイチ分からないな~、ペンじゃだめだね☆




それにしても、いつもやる気なさそうに生きていそうなこのガガンボ。

しかしほんのわずかに開いていたキッチンの窓から入ってきたらしいからやる気はあるのか?

いや、多分ただ単に光に反応してふわ~んふわ~んと泳いできたのだろう。。。

やる気なしと見た。



子供の時は、「あしながおじさん」のあしながおじさんはこのガガンボだと勝手に思っていたんだけれど、

大人になってからは、

こいつはあしながおじさんでは決してないぞと思い直したほどのこの虫の脱力生態。


こんなやる気なさそうなのが、”少女を陰から支える素敵な男性”、なワケ、ないもんな、と。






そんな、餌さえも真面目に捕っていなさそうに見えてしまうガガンボだけれど、


いったいこの虫、何の為に生きているんだ?


なにが面白くて生きているんだ?


毎日何を目的にして生きているんだ?


と思うのはあくまで私の勝手、生態系とはそういうものではないのだろう。。。





あれ? 私だってガガンボのことは言えないぞ、


いったい何の為に生きているんだ?


何が面白くて生きているんだ?


毎日何を目的にして生きているんだ?


同じ質問を自分にしてみたら、



ガガンボとおんなじ?!!というしかない。


人から見たら、さぞかし人生やる気もなさそうに見える生活を送っていることだろうし。





いや、でも、私も生態系に必要だから、、といってみたところで、本当か??

もしかしてガガンボより存在の意味がない存在が私なのかもしれない。。。

そしてそんなことをガガンボ見ながらつらつら自分で考える私は、「余計な御世話じゃ!!」と自分に言える力がある、だって、41さいだからさ。

ガガンボだって、「余計な御世話じゃ!!こうして生きてるんじゃ!!」と思っているかもしれない。








けれど、世界には、たくさんの悩める子どもたちがいて、そういう子供たちが思い詰めて行き着くところまで行ってしまい、自殺する。



先日サンシャイン60から飛び降り自殺した日本の高校生の男の子のニュースを読んだ。

意を決して脇目も振らず、警備員をすり抜けて240メートルの所から飛び降りた、

その時の彼の頭の中と心の中はどんなに無の状態だったのかと思う。







そうしてつくづく、人間は自分で命を失くすことのできる不思議な生き物だと思った。


ガガンボは自殺なんて考えないだろうしな。
















2012年8月26日日曜日

アーセナル: エミレ―ツスタジアムまで散歩


ロンドンは月曜日がバンクホリデーなので3連休の真ん中の日曜日の今日、

昨日の激しい雨で肌寒かった一日とはうって変わって穏やかな天気だったので、

いつも地下鉄チューブで通り過ぎるアーセナルスタジアムを一目見ておこうと散歩に出かけた。




そして、まず向かったのがアーセナル駅。


おぉ~~~、アーセナル駅よ~~~!!!と別にアーセナルファンでもないけれど、見れて嬉しかったこの駅。


今日ゲームがあるけれど、相手チームのストークの所でやっているので、辺りはとても静まっていた。


まるで、ここら辺の住人全員がアーセナルの熱狂的ファンでみんな一緒に試合見に行ってしまったかのよう。。。。。










猫はっけん。



すごい人慣れしていて、どんどん近寄ってくるから写真撮るのが大変だった。

何回も近寄られて逃げてを繰り返していたら、

やっと離れたまま、今度はこんなカッコをして見せる猫。







3連休だから。








チューブのロゴが緑に映える。。。。。。。



この道は左右に連なるこじんまりとした閑静な佇まいの家々で、雰囲気が良かった。


いいね~、ここら辺に住みたいね~、とニックと話したけど、


多分とても高いんだろうな。





元スタジアムはこの通り、アパートになった。この右をどんどん進んでいくと、赤と白のちょっとした団地住宅みたいになっていた。












そして6年前に出来た現在のアーセナルスタジアム、エミレイツスタジアムが見えてきた。









がら~~~~~んとして、


誰もいない。



すごいねー、お金かけてるね―、お金あるねー、とひとしきり感心。


夏はここでコンサートが開かれて、その声がココからあまり遠くない私たちのアパートまで聞こえてくる。


7月にはコールドプレイが3日間ライブを行い、らっき~だね、聞こえるね、と最初は喜んでいたら、


なんとリハーサルの聞きたくない声まで聞こえてくる有様で、


しかも3日も同じ曲を何度も聞かなければならないハメになり、最後は窓を閉めた。


やれやれ、、、やっと終わったね、、、、と思っていたその数日後、今度はひどい歌声が聞こえてきて、


これ誰よ??!



と思ったらジャスティン・ビーバー。



なんかさ、JayZとかさ、エミネムとかさ、ローリングストーンズとかじゃ、ライブしてくれないのかね。。。



と思った日々だった。



でも、もしローリングストーンズだったらスタジアムにいなくて部屋にいる自分を呪うんだろうな。


そんな会場の観客収容数は60361人という。















誰?






ハーバート・チャプマン。


まだプレミアがなく、ファーストディビジョンと呼ばれている時代、初めて勝ったマネージャーという。









一度くらいはゲームを見に来るチャンスはあるのかな?

人の多さを想像するとちょっと怖いけどな。





これはトニー・アダムズ。


彼がキャプテンの時に(は)、何回も優勝した。



映画『フィーバー・ピッチ』も彼がキャプテンの時のことという。


(ところでコリン・ファースは『フィーバーピッチ』の演技こそがアカデミー賞モノだと思う!)







ファンからのメッセージが彫られた足元。


3人ほどのまだ若い男の人が一生懸命下を見ていて、そのうちの1人が電話をしながら、


「おい、右側の角の・・・・・・・・にあるって!」


と2人に叫んで、すると2人が、「じゃ、こっちじゃなくて、あっちの方か!」と言いながら真剣な顔つきで下をずっと見ながら移動したから、アーセナルファンの知り合いでも亡くしてしまった人達がその人のメッセージでも探しているのかな、と思った。











アーセナルのトレードマークも見れて、満足な散歩だった。



ミュージアムなるものが中に併設されているけれど入場料が7ポンドなのでファンではない私はもちろん入るのをやめたけれど、


この雰囲気といい、ショップといい、ファンの人にはたまらない場所だと思う。














2012年8月24日金曜日

映画『BOURNE LEGACY』とフィッシュ&チップス店『TOFF'S』



前回観た映画『TED』が始まる前に流れたトレイラ―で心惹かれたのがこの映画。


えぇーーーーーっ! あのボーン・シリーズなのに、なかなか良さげじゃないかと、


そのスピードアクションぶりにトレイラ―だけでノリノリになった私はびっくりしたのだった。


なぜなら今までのボーンもの、ストーリーが面白そうだからと観ようとDVD流す度に10分もしないうちに飽きてしまい、挫折している。


そんなんで、いまだ観たことがないままのこのシリーズだったから、


今度のは観たいと思った自分に驚いたのだった。







結果、



モノっすごーーーーく楽しんだ。


主役の彼、まるでダニエルクレイグをダンゴっ鼻にしたような顔でしかもその動きがジェームズボンドを思い出させ、


ヒロイン役のレイチェル・ワイズと結婚したのはダニエル・クレイグだったから、


ちょっと不可思議な感じもしたけれど、


全体的に成功していたと思う。




このシリーズを全く見てなくても話にはついていけたし、

CGとかを使い過ぎているわけじゃないし、私好みのアクション映画だった。




ところで全然カッコよくない主役だけれど、この写真のシーン、すごいよ。


実はこのシーンをトレイラ―で観て、この映画観たい!と思ったんだけど、


予想をはるかに超えて、色んな意味ですごいよ。




胸どきゅどきゅどきゅんだよ。

ときめくよ。



一瞬、惚れちゃうよ。




そしてその瞬間のレイチェル・ワイズが見せる表情に、


世界中の女性はなっちゃうよ。












行った映画館はマズウェル・ヒル。


MUSWELL HILLLと書く。


この映画館、ロンドンに引っ越してきたばっかりの時に、映画『ブラック・スワン』をアダムと観たんだけれど、

季節は冬真っただ中、特に寒い冬だったのに、なんと映画館の暖房が壊れていた。


なので客席の人全員が、ぶ厚いコートや帽子や手袋をしたまま、


ナタリー・ポートマンの踊る姿を見つめていたのだった。


どんなんよ、イギリス??


と、先進発展途上国の強みを思い知らされた出来事だったのだけれど、


それから1年余り、全くその暖房は直される様子も見せず、


「暖房が壊れています、それでもよければ入ってください」



という張り紙がドアの外に貼られていたのを見る度に、


どーせ、直す気がないだけの話でしょ?!!とぼやきながら前を通っていた私。










そんな映画館のスクリーンは、








こんなんです。



小さいです。


こんなに小さかったっけ、、とまごついたほどのサイズです。。。



アクション見るのに、どうしよう、、、、と思っていると、横でニックが、


「今時のテレビもちょっとだけ大きくしたらすぐこのサイズだね~」


などとノンキに構えています。。。。。。





だ~か~ら~!!


今日はアクションなの!!





しかしいざ映画が始まったらこれよりは少し広がったのでホッとした。








マズウェル・ヒルの目印の教会。





帰りは前から食べたいと思っていたフィッシュ&チップスのお店TOFF'Sへ。

いつもは1ポンドでチップスだけ買って食べ歩きするから、

今日もテイクアウェイで魚も買って歩きながら食べてもいいね!と思っていたけれど、


今夜のロンドンはすっかり秋を通りこして初冬のような風が吹いていた。


だから店内で食べることにした。。。



らしい。。。ニックが。。。。。。。






というのは、ただ単なる揚げ魚を何千円も出して店内で食べるのはいささか気が引ける、、という私のいつもの貧乏性がムクムクと顔を出し、ニックと話し合っていたところ、


何とニックが話の途中でそそくさと店内に入っていってしまわれたのですよ。。。


そしてスタッフに向かってにこやかに、「二人!」と言ってしまったんですよ。。。














でっかいサイズの魚が運ばれてきて、

ニックと口論中だった私もさすがにダンマリ。



ま、いっか、


私にとってはなんと生まれて初めて(!)の本番イギリスのフィッシュ&チップス、

それをレストランで食べる機会なんてもうそうそうないだろう、


せいぜい楽しもう、、と気分を変えたのだった。




私はハドック、ニックはヒラメ。




魚はとても新鮮で、全く臭みがなかったから嬉しい。


でも、やっぱり日本人にはこの衣がちと重たい。重たすぎる。。。

これが噂のフィッシュ&チップスか~~~!!と感激した。



店ではもちろんグリルもやっていて、それはオリーヴオイルで焼いたものだから、オーダー前に少し迷ったけれど、やっぱりフライにしたフィッシュを食べて見たかったの満足度は満点!



しかし結局3分の1食べたくらいでニックに食べてもらった。




こんなに美味しい魚なら、鍋に入れてポン酢で食べたいな、、、と思ってしまう民族な私だった。










ところで今回観たトレーラーの中のジェームズボンドの新作、

ダニエルクレイグがかな~り年を取っていた。


あと何作くらい行けるんだろう、、とちょっと心配になった。


髪がキンキンのブロンドになっていたせいだけだといいんだけれど。。。




なにせ最近は画質が良すぎて、俳優たちも大変だわ。。。



男の俳優も女優並みにお直しに奔走しなきゃいけないのかしらね。。。

エドワード・ノートンも年取っちゃって淋しい。。。



と、そういう私は歯が欠けてしまって目下悩み中。


気が重い中。。。。。。。






追記:


結局、チップも含めて御代金は35ポンド。

エスプレッソ一つ、ビール1本、ミネラルウォーター1本も含めているとはいえ、

揚げ魚のくせにやっぱり高い~~~☆


と思うのは私だけなのだろうーか。。。。




追記2:


今回の映画を楽しんだことで、やっぱり私はそれほどマット・デイモンが苦手なんだろうか、、、と自分でもワケがわからなかった。



映画『グッドウィルハンティング』や『レインメーカー』のような青春ものは大好きでそれこそ何回も観たし、オーシャンズシリーズのおちょくられ方なんて最高だと思ったけれど、



アクション系のマット・デイモンが苦手なのかな??





2012年8月22日水曜日

41歳の誕生日

そういえば、アップしようと思ってそのままになっていた誕生日のプレゼント達を今頃だけどアップする。


これ、妹から誕生日の次の日に届いた日本からの小包。

なかなか重くて、びっくり。


さぞかし送料かかったんだろうな~とスタンプを見ると、、、






3410円とあった。



妹の会社は六本木ヒルズにあるから、そこから送ってくれたのね、

仕事忙しいのに、ありがとうね!!


と、思っていたら、


えっっ??!




7??


8月7日??


それでもう8月10日にロンドンに着いてるの?!!



早くない??!!!!!



私なんて、海外に小包を送る時は早くても1週間から10日はかかっていたのに!!


なんでなんで?


六本木ヒルズだから?????????




うむぅ~~~~~~~~~☆★☆




六本木ヒルズよ、ビバリーヒルズからセコくも名前取ってきやがってやることが安いんだよ、、、などと悪態付いてごめんよ。








まずはかわいいかわいい妹のまきからのカード。


私がそう言っているんじゃなくて、そう書いてあるしね。相変わらずね。笑



で、あら~、絵まで描いてくれちゃって、嬉しいな~なんて思っていたら、


ニックが水玉着てるし、その時点でちょっと怪しい人になっていて、


加えてハートのサングラスなんかしちゃってるよ~。笑










そのハートのサングラスの横には矢印があって、こんなことが書かれていた。


「Nickさんの目 変になっちゃったから見ちゃダメ。」




ニックサンノメ ヘンニナッチャッタカラミチャダメ???






う~~~~~~~む。。。。。。。。





10歳以下の子供以外からそんな注意書きをもらうとは、思わなんだわ。。。


そういう〝かわいい妹のまき”は35さい。


私にとってはいまだに末っ子の甘えん坊の妹が今年で36になるということが受け入れ難かったけど、



もしやまだ精神年齢は10歳以下かもしれない。。。。。。。









「7:2:2:1=夏・春・秋・冬が1年であれば、、、」


とあって、そーだよね、本当にそうだよね、特にロンドンなんかね、と同感しながら、

日本の暑い夏を楽しんで乗り切っていてくれてるんだね、、と読み進めていると、



えっっっ??????



あそこに見える、黄色と赤のシールはいったい、、、、、。。。。。。。




と、しばし固まったのでした。



いや~、やはり、5歳以下かも。。。。。。。。。








姪っ子たちの写真もいっぱい送ってくれた。


こうして並べるととても良いね。


夏の写真、って感じだね。



しかし、デジカメを少しでも長押ししてしまうと、小さな四角い緑の枠が一つ出てきて、一番下の真ん中の写真だけにフォーカスするのがとても面白い。


顔認識ってやつですかね。

確かにこの一番下の真ん中が一番インパクト強いのだろうね。

しかしいったいどんなアングルで撮ったんだ?


魚眼レンズ、妹持っていたっけ?






お馴染みの、大好きなチョコパイも6個入っていて、もう2つはニックと食べちゃった後。


おいしーよな、チョコパイ。


イギリス人食べたらびっくりするぞ。


スーパーで売っているお菓子でこのレベルだぞ。


小箱は京都の『うちわや』の”ちょこまぶし”とあって、

抹茶や小豆や黒チョコやイチゴなどがまぶしてある豆だった。


さっそくニックがおいしいと食べた。











そして、小包が重かったのはこの梅のせいと判明。


わぁ~~~!


梅なんて送ってきてくれちゃったよ!


うれしーな。


4月に日本に帰った時に4キロも梅を持って帰ってきたけれど、


梅はどんだけあっても本当に嬉しい。ちびちび食べなくても済むしね。


梅大好き!


特に塩だけのやつ。


”紀州 実智子漬”なんて、いかにも美味しそうだね。









お礼の電話をすると、仕事が忙しい彼女はもちろん留守電。



少ししたらメールがあり、読んでると、


”ちずこ梅は最近近所で見つけた梅”


とある。



えっっ??
ちずこ梅??


梅のタッパ―箱を見ようと箱に駆け寄ると、


やはりそこには、



「美智子梅」



と、あった。



そーか、、、



ちずこ梅はどこぞに。。。。。と私がつぶやいたのは言うまでもない。。。。。












クレアからはウィリアムモリスの画集と、スコットランドのデザート本と、ティータオル(布きん)。


パフィン鳥を好きな私のためにラッピングペーパーはパフィンだらけで嬉しかった。



ニックからは6月に私が買ったパンの本を書いた同じ人のペイストリー本と、


なんとジェリーサインフィールドのDVD!



41になったけど、プレゼントをもらうのは嬉しいな~と改めて思った。







そして誕生日の夕食はラッセルスクエアにあるイタリア料理やさん『Ciao Bella』へ。


ラッセルスクエアにありながら、安くてカジュアルで、前から行きたいと思っていた所をリクエストしてみた。


とにかく41歳、静かにフツーにしたかった。


去年は40ということでニックにもプレッシャーがかかっていたみたいだし、

その分今年はなるべくリラックスモードでいたかったからすごく嬉しかった。






ミネストローネ。



私には塩辛すぎたよ~☆

せっかく野菜がたっぷりなんだからもったいないな~と思った。




でも、それでも満足なのが、予想通りな、まさに”可もなく不可もなく”という味だったから。


いいね~、カジュアル、いいね~。




気負いがないのはなんという素晴らしいことなのか。

期待がないのはなんという優れたスパイスなのか。





 ニックはキノコのリコッタチーズ揚げ。


 美味しかった!


前菜として、やっぱり可もなく不可もなく、すんばらしい。




ここのお店にくる日本人がここでだけはシーフードを食べるようにしている、とブログに書いていたので、迷いなくこのパスタにした。


スパゲッティ・ al CARTOCCIO。


紙に包まれてサーヴされるというからそれを見たかったのだ。





まったくもって、何も期待していなかったけど、


紙に包まれたそれがお店の女のスタッフの手で運ばれてきた時には、


「臭くない!!!!!!」


と、それだけでいきなり期待が膨らんだ。


ホントに紙に包まれている~!とカメラを構えるその時に、


ザザッと彼女はお皿に紙を傾けて、あっけなく終了。



写真を構えたまま、


そーか、別に、紙に包まれていることがエンターテイメント性としては捉えられてないのね、、


と納得した。



味はとってもおいしかった。


大味のようで、でも、シーフードのうまみとニンニクがしっかり出ているというカジュアルイタリアンの本質を忘れていない味でとても好きだった。


途中で大アサリから石さえ出てこなければ、パーフェクトだったな。











二ックはナスとトマトのペンネ。


私は好きだったけど、ニックは盛り下がっていたなぁ。


おいしかったけどな。


これも、わぁ~お!ということはないけれど、家庭的イタリアンな味だったけどな。


どこがいけなかったんだろう?


やはりニックは少しは”わぁ~お!”を期待していたのかな。





まだオリンピック最中だったこともあって、お客さんはテレビを見ながらご飯を食べていた。

こんなテレビが設置されている所こそ、カジュアルなお店と言える。

スタッフ達は時折仕事の手を休めては画面を見てイタリア語で言い合う、という図が背後で展開されているところもなんとも良い。


このレストランを一言で評価するなら



”まっとう。”



さて、再訪はあるのかな。


この程度のイタリアンは家の近くにも街中にもあるけれど、


シーフードが良かったっていうのはこのロンドンでは強いな。


再訪、あり、ということで。







そんな感じで今年の誕生日は大きなイベントもなしで緊張もすることなく、何気に淡々と過ぎて行ったのでした。


こういうのもいいね。



というか、



こういうのがいいな。







2012年8月20日月曜日

トニースコット命絶つ







自殺してしまいやがった。。。。



ひどい、、、と思うのは、ファンの勝手さ故なのか?



一言叫びたい。




ふーーざーーけーーんーーなーーーっっ!!!!!!!







夜8時半。


陽が落ちるのが毎日5分ずつ早くなっているような気がする。


もう夏はそろそろ終わりだな。











ところで、あんまりに悔しいから、

追悼というよりも、怒りが籠もるようで今は見れないが、


トニースコットと言えば映画『トゥルー・ロマンス』。




最高傑作。


彼の、ではなく、映画史上で。 絶対に。




1993年のものだけれど、観返す度にいまだにハートがぎゅる~んとなる。

ハンス・ジマーの音楽もぎゅる~ん。








そして映画『スパイ・ゲーム』、2001年。



男の友情物語。



男でも女でも痺れるぞ。







そうか、、、


こんな素晴らしい映画達を作っても、自ら命絶つのか、、、



シカタナイ、冥福を祈ってやる。