2011年12月31日土曜日

大晦日のハイドパーク

ヒューとクレアとサウスケンジントン駅で別れた後の長い散歩の途中、
ハイドパークの前で。


ヒューとクレアはこれから友人宅でパーティなので、別れ際に、

「あんまり飲みすぎないようにね!」とニックと二人で言うと、

ちょっと恥ずかしそうに目を伏せたヒューとクレアは、

「あなたたちも、ね。。。」とつぶやいた。


どっちが若いかわからんわ!!




あの様子だと今夜は夜更けまで飲むんだろうね、と私達はクスクス笑いながら今年最後の散歩を楽しんだ。



それにしても、、、、、、



大きな羽飾りのついたカチューシャをクレアが見せてくれながら、

「今日はファンシードレスパーティのようにして、男の人達はボウタイで、女の人達はこんな感じかしらね、良かったわ、見つけることが出来て」と言ったその様子がなんとも恥ずかしそうで楽しそうで嬉しそうで、可愛かった。

そして私はと言えば、こんな、安っぽいのに6,7ポンドもする小さな子供が買うようなお飾りをこのイギリスではあちらこちらで見かけるけれど、


そーか、こういう時のために、大人も買うのか、、、


と思って感心していた。

2011年12月26日月曜日

散歩

散歩に出かけた時。




光柱。




カオリ探し。


後でニックがこの写真見せてくれた時は、二人があんまりに同じ姿勢なもんで、可笑しかった。

2011年12月20日火曜日

赤いスープ

ニックのクリスマスストッキングも背負って、



どっぷりとクリスマス気分。



とってもクリスマシィ~~~な、色が綺麗なスープ。



しかも美味しかった。

ビートルーツにもかかわらず!!

まだ20日だけれどノースベリック

去年の事があるからと、
去年に比べてかなり暖かいにもかかわらず、
早々とノースベリックに到着。
クリスマスまでまだ5日。

こうなるとトラウマ入ってるな。。。




キッチンにはいい匂いがしていて、
何だろうと思っているとその内にヒューがまな板の上でゴロゴロ何かを転がしているから、
期待に胸高々すること20分、

こんな物が出来上がった。

熱々だからね、力入れてつまんだら粉々になるからね、と言われながら、

そーか、ビスケットか、、、とどこか釈然としないまま口に放り込んだら、


とてつもない美味しさだった!!!!!!!


ビスケットだけれど甘くない、お酒のおつまみ用のチーズビスケット、

本当にたまらない美味しさで、誰か止めてくれないとパクパクパクパク食べちゃいそうで怖くなるくらいの味。

小さい頃に野菜だと思って食べた煮物が甘くて騙された気分になって以来、煮物が大嫌いになったのを思い出したけれど、これはその逆バージョンのようなもんだな。













前回見た時にとても気に入っていたから、今年もまた会えたね!と思ったこのクリスマス用の飾りもの。





クレアがチャリティーショップで見つけたもので、だからどこにでもあるわよ、、と彼女は言うけれど、


私が普段見るのはもっと、ちゃっちい感じのものばかり。





まぁ、クリスマス用のものは毎年一つ一つ、記念になるものをゆっくり増やしていけたらいいなと思うから、そのうちこんな可愛いものとの出会いがあるでしょう、、と焦らずいこうと思う。









そして、バスロック。





やっぱり今は白くない。





みんなは、バスロックの大半はガニットの糞で白いのだと言ったけれど、


やっぱりガニットが去った後はこうして灰色なんだから、








やっぱりガニットの白さなんだ。

毛糸のポンチョの穴

お気に入りのポンチョに虫食いがあるのを発見した。

それまでのんびり電車の窓の外の風景を眺めていたのが急遽一転してこんな状態になった。

ヒマだったら編み物でもしようかと思って持ってきた毛糸がまさかこんな風に早速必要となるなんて予測もしていなかったけれど、

茶のモヘアで編み物針を使って穴を塞いでみると、不細工ながら、なんとかなったのを見て、

こういうのが出来るってのが、手編みが出来る甲斐があるってことだよね~、と1人ニマニマ、満足だった!!


しかし見て、この必死さ。

小さい穴だったってゆーのに、さすが不器用、髪ぐしゃぐしゃに上にあげてお猿の身づくろいのように真剣さ全開で自分で見ても微笑ましいというかなんというか。。。



2011年12月19日月曜日

カフェ「KIPFERL」のグラシュ



並ぶの&混んでるのが苦手な私なのに、



クリスマスが近づいたこの日は外から見ても超ギシギシの人気カフェに怖じ気づくこともなく、何故かすんなりと入店して、待ち列の最後尾にしっかり並んだ。



しかも、結構長い長い時間を狭い店内で立って待っていたのだから、本当に自分でもどうしたのか分からない、これがクリスマスというものなのか?


そして食べたのがこのグラシュ!!


手作り感たっぷ~~~りのこのグラシュ、お肉派ではない私は牛肉のゴロゴロっぷりに引き気味になりながらもそれでももう一口後一口とついつい食べてしまう素朴な美味しさだった。

しかも付け合わせのパスタがものすごく美味しくて、今思い出してもまた食べたくなる味だった。



ところでKIPFERLって何ですか?とお店の人に聞いたら、「待ってて、見せてあげる」と言って、持ってきてくれたのがこの上の写真の右上端に乗ってるカシューナッツのような形のお菓子だった。

ショートブレッドのような味の、不思議なお菓子。




今回はグラシュでお腹がパンパンになったからデザートまで辿り着けれなかったけれど、

次回は普通にここの人気メニューらしいホットアップルパイとかもいいかな。







コベント・ガーデンのクリスマス

姪っ子達のクリスマスプレゼント選びにコヴェントガーデンのマーケットまで出かけた。
見るからに安っぽいガラクタもたくさんあるけれど、安くてもなかなかいいものも結構あるので、お金がない私達のプレゼント選びは単にアイデア&発想の転換にかかっている。

とはいってもマーケット内をぐるぐるぐるぐる回っているとだんだん何が良いのいか分からなくなってきて時間がやっぱりかかってしまい、買い物が済む頃には辺りはすっかり薄暗くなっていて、大きなツリーが綺麗だった。

2011年12月14日水曜日

BBC Frozen Planet ねつ造騒ぎ




この問題が発覚する前の数週間、何故かニックが見ろ見ろと誘ってきていたこの番組。




ハイハイとこっちも2回返事でのらりくらり避けていたのだけれど、

そのワケは私がBBC嫌いということでは別になく、単に、テレビ放送は作りものだから、いくらネイチャー番組とはいえ、完全に手放しで称賛しながら見ることが出来ないという私の小さい頃からの性格によるもので、




だから別に見てもいいし、見なくてもいいし、見たら見たで面白いし、見なかったら見なかったで別にいいくらいの、大して他のテレビドラマと変わらない位置にあったわけで、だったらDVDで映画観る方が先という精神ゆえからだった。


まぁ、Sex and the City見ようかな、ネイチャ―番組も面白そうだけれど、キャリーのナレーションよりアッテンボロ―のナレーションの方がウザいからな、くらいの違いだったワケで。



そんなことで、一向にFrozen Planetを見る気配のない私にがっかりした様子だったニックに悪いな~と思いつつあったそんな矢先に起こった事件。



それをねつ造と言うのかどうかはともかくも、



「視聴者の質は向上していますし、なぜ野生で撮影することができなかったのか、理解してくれる と思います」



↑一番笑ったのはコレ。




”視聴者の質は向上していますし”だって。


おいおいおい、である。


そもそも、なぜ野生で撮影することができなかったのか、なんてことが問題になっているワケではないのだ。大した論理のすり替えである。

その上、理解できない質が良くない視聴者なんて、あなた、そう思われたくないでしょう?でしょう?!という脅迫的圧力まで感じさせる。

さすがBBC、前からこんなだったけど、しかし弁解はもうちょっとマシだったような記憶が。。。




そして一番笑ったのが1人の日本人のコメント、





「まぁ、トップギアを放送するBBCだし、しょうがない」。





ぷぷぷ☆



確かにね~!

日本人オモロ!!とケテケテ笑ってこの件も終わりかと思いきや、、、


ニックの実家・ミラー家でそれは起こった。





とにかく、ニックを抜かして全員が、

BBCは素晴らしい!!
BBCのネイチャー番組に対してそんなことを言うなんて!!

てな姿勢なのだ。



あんなのがねつ造の内に入るわけがない!!
ちゃんと番組を見ていたら、分かるはずだ!!

しまいには、


私達視聴者は動物達をカメラで撮ることの大変さを理解してるハズでしょう!!


と言った。


しっかりBBCの口車に乗せられてるやんけ。。。。。




そこで聞いてみた、

じゃ、小さなキャプションなりなんなりを付けて事実を伝える大切さは必要だと思わないのか?


すると、思わない、と言う。そんなことは問題ではないくらい素晴らしい番組なのだから、と。


そこには全く嘘はない、と。


ミキはそう思わないの?と聞かれて、


私はBBCのネイチャー番組がどんなに素晴らしいかを大げさに語った後、


例えばですよ、あの素晴らしい番組と比べたらいけませんが、と断った上で、

シルバージュエリーの話をした。
 


例えば私がシルバージュエリーの話をしながら売っているとします。

そこにはほとんどごシルバーなのだけれど、ほんの僅かにそうじゃないのがあって、

1人のお客さんはそれを買ったとします。

後日、そのお客さんは怒ってやって来て、

「コレはシルバーじゃないじゃない! 騙されたわ!!」

と言う。

私は、

「いや、ほとんどがシルバーだったのだけれど、僅かにそうじゃないのがあっただけです」と言う。

騙す気などなく、しかもあなたは賢いので分かってくれるでしょう、と。

そして交換をするのだけれど、そのお客さんはきっと言うでしょう、

「次回から紛らわしいことしないでよ!!」と。

それとも、

”結局は騙す気だったんだわ”と思ってもう2度と店には来ないか。





どっちにしろ、そういう面倒を避けるために、明確にしておかなきゃならない事柄があって、

それは面倒くさいが結構重要なことだと思うし、

騙す気がないのなら尚更気を付けなければいけない。

それを良心的ともいう、と言った。


だから今回のBBC騒動は、結局のところBBCのような大きな会社で(騙す気がなかったにせよ)そういうことをいい加減にしたのが問題だと思うと、柔らかく言ってみた。

大体、「子供のいる母熊の巣穴にカメラを持ち込んだら小熊かカメラマンが殺される」と開き直るなら、最初からそんな番組進行にしなきゃいいだけの話なのだけれど、


んなことをBBCネイチャー番組信奉者の彼らに言ったら、どんな反撃を食らうかたまったもんじゃないので、ちょこっと軽~く意見したぐらいで終わりたかったのである。


けれど彼らは猛反発。


ああいう番組を作るのは本当に大変なんだ!!と大した騒ぎになってしまったあげく、

ジュエリー売りと一緒にすることがおかしい、とフンと鼻息荒い。



とうとう、


動物園の部分なんてほんの少しなんだから!!
自然の映像と混ぜて、上手に作ったのよ!!


とクレア母が言ったので、


「だから、それを”やらせ”と呼びます」

と私が言い放ち、


一同、


シ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ン。



あ、またやってもうた☆と思った瞬間だった。

クリスマスなのにな。。。。。



ところでこのアイス食べてみたいな。



追記;
少し経って、80年代の映画で(古っ!)ブロードキャスト・ニューズというホリー・ハンターとウィリアム・ハート主演の話がこんな内容だったと思いだした。
ミラー家はすっかりウィリアム・ハート側ということか?

と、いうことは。。。。。。。。。。。



う~~~むむむ、、ムズカシイ問題だ、、、と悩んでしまった。

2011年12月9日金曜日

Angelにある小さなマーケット

あんまり盛況とは言えないマーケットに行くと、
ニックがリンゴと梨の前で足をとめた。

1キロの袋が1ポンド。

悪くない。

しかも違う種類のものでも同じ袋に入れていいという。



私は他に見たいものがあったので、「味見してから買ってね」とだけニックに頼んでそこを離れた。

チラと後ろを振り向いてみると、「うん!」と元気に答えながら彼はすでに種類選びに没頭していた。

再びニックの所へ戻ると、まだ迷っていたニック。

こんなにたっぷりあっても仕方ないよね~と言う彼に、今日は寒いし豚か鳥と一緒に煮込んでキャセロールにしようよ、と提案すると、じゃぁ、と3袋購入することに決定。


そこでまた「味見はしたんだよね?」と聞くと、

うんもちろん!と言って、店の前に並んだ箱を指差した。


見ると、そこにはプラスチックの箱が5個ほど並べてあって、薄く切られた味見用が種類別にされていた。

あぁそう、と答えながらもちょっと不安になったところへニックがその箱の1つに手を延ばし、

この梨美味しいと思うんだけど と差し出してきた。

食べたら美味しかったので、まぁ美味しいよね大丈夫だよね、と思っている間にニックが支払いを済ませた。




そしていざ家に帰って食べてみると。。。



リンゴはともかく、梨はまぁまぁか味が全くしないか、という代物だった。



ガッカリ☆


見事に不安的中、


味見用でやられてしまったのである。


そりゃーそうだよな、

味見用に切って、自分達が食べて、マズかったらそれは味見用の箱に入れないもんな。


まぁでも彼らも騙すとかのつもりでやったわけじゃなくて、

実際問題、

あんまり美味しい果物がイギリスでは採れないし、

3個に1個当たりがあればそれで良し、

それどころか大当たり!みたいな文化だから文句も言えないよな。


それにしてもこのAngelにあるマーケットはなかなかショボイにもかかわらず、

つい私の足を運ばせてしまう魅力があるのは何故かしら??

2011年11月20日日曜日

そんなに小さくないね








こうして見ると、私だってそんなに小さくないよね。

編み物の本

いつも、じ~~~~~~~~っと眺めては何時間も費やすFoyle'sの編み物コーナー。

私のような初心者にはとてもとてもな編み図ばかりの本はとても手が届かないので、

パラパラめくっては、はぁ~~~~~っとため息をつくばかり。

そんなに編めて、いいなぁ。。。と真剣に羨ましがるばかり。


でも一冊ぐらいは英語版を買わないことには、ここから先へは全く進まないことは間違いない。

先日の一日教室のこともあるし、編み方の英語読みくらいは覚えたい。


そんなこの日、見つけたのがこの本。

もちろんまだまだ私には難しいんだけれど、買ってしまったよ。

2011年11月18日金曜日

スープの国、イギリス。

ロンドンの食べ物がいくら美味しくなってきたとは言っても、
ハズレもたくさん、それこそある。


外にいる時にお腹が空いちゃって、でも予算もないし、だからといってお腹がおかしくなるような食べ物はダメだし、、と思うなら、良いアイデアは1つ、


健康食、オーガニック食に走ること。




これはピカデリ―にあるWhole Foods スーパーで買ったカリフラワーのスープ。




ほんの少しのカレー味がして、トロトロしすぎず、サラサラしすぎず、塩っぽくもなく、味気なくもなく、


とても美味しかった。




スープは3種類くらいあって、大で3.30くらいかな、


横に置いてある大のカップに自分でスープをそれこそ大盛りにこぼれないように入れる。(写真はもう既に2口食べちゃった後!)


それに子袋に入ったパンが50Pくらいであるから、これも自分の好きな種類のパンを選び、




会計を済ませたら外のテーブルで食べる。


ニックと二人で結構お腹一杯になるくらいだから、本当にお勧め。


ただしこの時季は寒い!!


お腹はスープが流れ込むにつれて温まっていくけれど、手や顔は冷たい!!




でもそれも楽しさの一つかな。










イギリスってそういえばスープの国で、色んな場所に本日のスープなるものが売られている。


今年の冬はスープの冬にしようと思う。

V&Aのトイレで。



水はねバンバンしそうだけれどしないな~、、、
なんか変な感じだよな~、、、
と思いながら手を洗っていると、

用を終えて出てきた年配の女性が私の左隣に立つなり、


え?え? なにこれ? と言いながらきょろきょろしたから横から手を伸ばして水を出してあげた。


ありがとう! とその女性は言い、手を洗いながら、


コレってテーブルみたいで、こんなところに水を流してもいいのかしらって躊躇しちゃうのは私が年だからよね?と言って笑いかけてきたので、

私も、「ホントそう思っちゃうわよね、でも私の5歳の姪っ子も絶対ここでは手を洗いそうにないんだけれど」、と言うと、

私の右隣に立っていた女性も笑って、きっと誰でもビックリするわよね~、と言った。


そして3人で笑いながら肩をすくめた。



女性の、あの共犯的な小さな親近感がトイレで生まれるのって、女性特有なのかな?

男性にもあるのかな?

2011年11月16日水曜日

刑事コロンボの吹き替え



大好きな刑事コロンボの日本語吹き替え入りをニックがわざわざ日本からオーダーしてくれた。

関税がかかってこっちで日本語吹き替え版ナシを買うよりも断然高くなってしまったらしいけれど、

やっぱり声優の小池朝雄さんは最高にいい。



私の悪い癖はDVDを流しながら家事をすることなのだけれど、

コロンボの吹き替え版は最適で、

1巻から4巻までで23作ある旧作のコロンボの中からテキトーに選んでそれを流し、たまにチラ見しながら掃除をしたり洗濯をしたりする。


そうしながら、なんてコロンボな声なのぉ~~!!とたまに叫ぶ。 

すごく楽しい。




しかし先日のこと、久し振りにじっくり観ようとコロンボの『殺人処方箋』をセットし、ソファに座った。

良いね~、面白いね~、と思っていると、


いきなり声が地の底からのような、モゴモゴしたような声になった。



えっ??


と思って聞いているうちに、これはウチであんまり人気のなかった小池朝雄さんの後の人じゃないの、もしかして?と思い付いた。


すぐにDVDの箱を手にとって裏を見てみると、


小池朝雄




としっかり書いてある。


あれ?。。。。。。。。。。。。。。。


そうして気が付いた。

そういえば、家事しながら流し観していた時にも変だと思ったこと何回もあったわ!と。

でもDVDの箱に”声優;小池朝雄”とあったから、気のせいだと思っていたわ!!と。




グーグルで検索すると、


当時NHKで放送された時にところどころカットされていたものを、後にビデオで完全版として復刻する時に小池朝雄が故人となっていたため、欠落していた部分は別の声優が代役を務めたらしいということが分かった。


そして、


「旧シリーズの最終話『策謀の結末』の吹き替えは小池版音源を紛失していたため、放送開始直後は石田版を放送する予定だったが、1987年に日本テレビ『金曜ロードショー』で放送されたものを、家庭用ビデオで録画したテープが関係者からNHKへ寄せられたため2010年の放送では小池版に差し替えられ、十数年ぶりに小池版が復活した。」


と言うところまで読んで、まぁ、理由が分かった。




そうか。。。。。。。。



しかし。


紛失するなよ~~~~~~~~っっ!!!!!!!!!


である。



そしてまたテレビ画面に目を戻し、見続けたのだけれど、

場面によってはあまりにも声優が秒単位でコロコロと変わるのでなんとも聞きづらい。



家事をしながらの時はたまに声の雰囲気が変わった事には気がついても次の瞬間にはまた小池朝雄さんに戻っていたのだし、オカシイなぁ、、とは思ってもそこまでだったのだが、

じっくり座って観ていると、すごく気になる。



仕方がない、慣れるのを待つしかないのだろう。



それにしても、DVDの箱の裏の声優の名前に小池朝雄さんの名前だけというのはなんともスッキリしないなぁ。。。

2011年11月15日火曜日

ぺネロぺ






冬支度、完了。


一昔前の大坂のおばちゃんみたいか?




ラヴェンダー入りのサシェ






最近になって、何故か、ラヴェンダーの香りにハマってしまった。



それも顔を寄せてスッと漂ってくる香りを楽しむ、、、、なんてものじゃなくて、


鼻をラヴェンダーの塊にガッチリくっ付けて、くんくんくんくん、ものすごい勢いで吸い込む、、、



というもの。



ロンドンの有名デパート『リバティー』に行った時にリバティー生地の端切れで作られた小さラヴェンダーサシェを見つけた時も人目をはばからずにくんくんくんくんくんくんくんくん嗅ぎまくり、



もうこのサシェなしには生きていけないとまで思って値段を見たら、



たっ、高い!!!!!!!!!



買えない。。。。。。。。。。




そーだ、あれを使おう。



家に帰ってすぐにベッドルームに直行し、タンスの奥にしまい込んでいた袋を取り出してみた。



中には夏に刈り取っておいたベランダー菜園のラヴェンダーが入っている。



パリに行く前にちゃちゃっとハサミで適当に切って、きちんと乾かしもせずに袋に入れておいたもので、

その時はまだこんなにラヴェンダーの香り中毒になるとは思いもしなかったので、別に何の目的もないまま、もったいないというだけでやったことだったけれど、とうとうそれを使う時が来たらしい。



袋を開けてみると、むせかえるほどのラヴェンダーのいい香り!!



あ~いい匂い、あ~いい匂い。


そのまま袋の口を手で持って、鼻に持って行き、顔を突っ込むようにして、



くんくんくんくんくんくんくんくん。


それからしばらくそのままの状態が続いた。



くんくんくんくんくんくんくんくん。



ニックが通りがかりにその様子を見て、


「ミキ!! なにやってるの?!!」





と驚いたようだから、コレコレこうで、と説明をする。



ふ~~~ん、、、と一応は納得したらしく、 不審そうな顔をしながらも去っていくニック。


そこで私はまた、くんくんくんくんくんくん。





そしてふと思った。


これじゃまるでシンナー吸ってる不良少女じゃないか。。。



面白い、、、。



ニックにそう言うと、





「うん、そんな風に見える。でもそれより、そんなに吸いこんだら良くないんじゃない?」



と呆れた様子。




確かにな。




そーいえばさっきからケホケホしてるし、花粉まで吸い込んじゃってるのか花もムズムズしてきたしな~、、、と少しビビりが入って来た私。


袋の口を縛ってベッドサイドテーブルに置いた。


しかしその夜ベッドにもぐり込見ながらその袋を見て我慢できなくなった私は、ごそごそ袋の口を開けてそこに顔を再び突っ込み、ガンガン吸い込んだ。



すると横に寝ているニックが「止めろ!」と大きな声を出してきた。


「ミキ! そういうことしないんだー!」と。



そういうことってどういうことぉ~?と誤魔化しながらもだんだんまたケホケホしてきたから、渋々と袋の口を閉めて再びべドサイドテーブルに置き、おとなしく寝た。


そして朝。



おはよーとベッドを出てからシャワールームに行って顔を洗おうとして鏡を見ると、

瞼がお岩さんのように腫れている!!!!!!




やばい。。。。。


ニックに泣き付くと、やはりニック、





「だからそういうことしないんだよって言ってるじゃない!」と怒られた。



でも、こんなに好きなのに。。。。。。


アイ・ラヴ・ラヴェンダ~なのに。。。。。。

こうなったら無精せずに、きちんとサシェを作ってみよう、
そしたら少しは花粉が抑えられていいんじゃないか?


と、そんな経緯で作られたのがこのサシェ。



ラヴェンダーを包むための袋を適当に作り、先日のリスレット作りで左右の編み図を間違えてしまって使い道のないままだったロビンの下に緑のスティッチを入れたのでそれを包み、



ブランケットスティッチで閉じただけ。


なのに、ものすごい手作りした気分。


こうして物を作る度に、自分のガサツさとテキトーさが目に余り、


私って手作り苦手よなーとつくづく思う。



そしてこれもいつかやってみたいリストに入っていたのになんだかんだと理由を付けて避けていたことなので、とうとうやっちゃったか―という気持ちで一杯になった。

2011年11月14日月曜日

Yoko Tsuno ;ツノ・ヨーコさん

あなたは一体、誰?!!




マキから聞いてはいたけれど、パリの書店で見付けた時は大爆笑してしまった☆

誰ですか????????? 


さらに、

爆笑。



大爆笑。



すごすぎる。。。。







ロビンの手袋、55ポンドなり


10月にAngelにある毛糸のお店『Loop』で一日レッスンを受けた。

そもそも”長年の初心者”である私が無謀にもこのレッスンに参加することにしたのは、

そのレッスンの課題のリスレット(指がない手袋みたいなの)を見た途端にそれがどうしても欲しくなってしまったから!

それは右手にロビン、左手に卵の入った巣が編み込まれていて、

ロビン好きの私にはたまらないデザインだった。

しかし指がないとしてもそれは手袋 + 編み込み絵、そんなの作れるわけがないと尻込みし、

お店でサンプルを指差して、

「コレ、買えないんですかね?」

とダメ元で聞いた私。


もちろん答えは即、NO。

しかしそんな私の質問も馬鹿にはされず、丁寧にも、

「ごめんなさいね、売ってはいないの、よく聞かれはするんだけれど」

と言い足してくれた。

やっぱり!!

そりゃーそーだ。買った方が楽ちんだもんなー。同じこと考える人いるよなー。

さて、売ってくれないとしたら、作るっきゃない。


そして緊張しまくりで臨んだ一日教室の日、

レッスンがスタートしてすぐに最初の壁にぶち当たった。

私ってば、普通の英語が不自由なのに加えて、編み物の英語用語の知識ゼロじゃないか~~~~っっっ!!

しかも集まった人達はほとんどプロ級、なんでそんなに出来るのに、レッスンに来るのよ!!!!!と焦るばかり。


しかしそこはなんと55ポンド(!)もした一日レッスン、しかもニックが払ってくれたので、しっかり学ばなければと思うから、手を上げては質問し、そしてまた質問し、を繰り返した私。

内心は、
”あ~いるよね、こういう迷惑系な生徒ってさ、そいでもって、PTAとかで、「あの子の能力に合わせていたらうちの子供の学習速度が、、、」ど~たらこ~たら言われちゃうのさ、それって今の私さ、ふふっ”

と自嘲するも、頭の右の端っこの方で、”55ポンド、55ポンド”と声がする。

そしてまた、

「すいません、たびたび、ここが分からないんですが、、」

と汗びっしょりになりながら再び繰り返す私。


それでも周りの雰囲気をあまりにも壊してはいけないと、みんなが余裕にさくさくと棒針を動かしながらお喋りしているのをじっと聞こうとも努力し、合間ができたところで質問しようと頃合いを見計らう。
本当に必死。

しかしそうやってだんだんとそれにも慣れてくると、編み物の世界ってなかなか特殊、その上今回は長年やってる人達ばかりだからみんなそれぞれの編み物ワールドが既にカッチリ確立されていることに気がつく。

聞いていると、どこどこにデザインを載せた、だの、今回の参加は色ものに対してちょっとしたコツみたいなのを他のプロからちょこっと聞きたかった、みたいな人ばかり。

それでもレッスンの間に少しでも仲よくなれたらな、と話しかけてみたりもしたのだけれど、なかなかみなさんお互いも話さず、やはり編み物に対して真剣に向き合っている人達ばかりだということが分かった。
そりゃー私みたいな初心者と「今度一緒にお茶しながら編み物でも、、、」ってなノリにはならないよな。

加えて私の2つ右隣りの席にはドリューバリモアがシンデレラを演じる映画『エバーアフター』に出てくる意地悪な綺麗なお姉さんをちょっと太めにしたみたいな綺麗な女の子がいて、

しかもその子も映画のようにやっぱり意地悪で笑えた。

で、肝心の先生はというと。。。。。


これが、かっわいいいいいいいんだ!!!!!!!



ステファ二ーっていう名前で、アメリカ人で、38歳っていうんだけれど、

こんなに可愛い38歳初めて見たわ!!!!!!!


うっ、やばい、惚れた。。。。。。。。と思いつつも、

「ハイ、ステファニー、ごめんなさい、また質問なんですが、、、」と繰り返したのだから、どれだけ私がこのレッスンに対して真剣だったか分かるってものだろう。


でも見て!

おかげでちゃんとこんなに編めるようになったよ!!!!!!

ステファニーとレッスンのみんなの忍耐力に大感謝。

よく、習い事にはお金を払うことが大事っていうけれど、本当なんだなぁ、、って実感できる良い経験となった。

いや、でもクラスのみんなには悪い経験だったんかな。。。

ナンのお店オープン :Black Stock Rd




おいしいよ!



インドナンじゃないけれど。



土日はなるべくフィンズベリー辺りで過ごしたいと思っているから、


ここでナンを買って、


同じ通りにあるグルグル回って焼かれている丸ごとチキンを買って、


それを家で小ぶりにカットしたら辛めのスパイス加えて、


キュウリやニンジンと一緒にナンに詰め込んで巻き巻きして、



かぷっと一口。



旨いよ!



そうしてテレビでアーセナルの試合を見る。



向かいのバーに集まっているアーセナルのサポーター達の大合唱を聞きながら、



また、


かぷっ☆


と一口。



いいんじゃないでしょーか。



ちなみに、

チキン丸ごと3.50ポンド。

ナンはプレーンが4枚で1ポンド。

キュウリ2本で1ポンド。

ニンジンは1キロで1ポンド。


安上がりでしかもこれで夕食までいっちゃえます。

2011年11月12日土曜日

映画『ミッドナイト・イン・パリ』


ウッディの最新映画はとてもとてもとても良かった。




何よりも、私と同じ想像をしていたことに、やっぱりウッディもなのね~!!、と思って本当に嬉しくなったけれど、

嬉しくなりすぎて切なくなってしまい、涙が出てきた。




そうしてぽつんぽつんと涙を流しながら、ウッディアレンも76歳になってしまったね、キャリアのこの時点でこういう映画を作れて良かったね、と思った。


なぜか上の立場っぽいんだけれど。笑






とにかく私がずっとずっと思い描いていたその時代のパリがそのままスクリーンに飛び出して来たような、そんな夢のような映画だったので、映画館を出てからずっと夢心地のまま、現実と映画の世界がごっちゃになったままロンドンの街をぶらぶらした。


あぁ、わたしもあの場所にワープしたいな。



羨ましいな、オーウェン・ウィルソン。。。(←今だに現実と映画がごっちゃになっている)




しかし、主役のオ―ウェン・ウィルソンは全く好みではないのだけれど、2001年に『エナミ―ライン』=(Behind Enemy Lines)という映画はなかなか私のツボにハマり、

コイツ誰やねんな。。。と思いながらも何回も繰り返し見るくらいに好きな映画だったので、弟の潔に薦めたところ、後日に電話が来た。





「あの主役、ニックさんにそっくりだ!!」と言う。





え~~~~~っっ、やだ~~~~っ!!!



オーウェン・ウィルソンなんて好みじゃないよ~~~っっ!!



と言って電話を切ったが、よく考えてみるとニックも別に好みじゃなかったんだ、そういえば。爆笑





しかしこの俳優がその後になんとケイトハドソンと付き合いだした時は、



マジか?!! あなたっていったい何者なの?!!



とものすごくびっくりした。



そうしてしばらくしたら今度は薬の過剰摂取やら手首を切るやらして自殺を図る騒ぎを起こした。





そんなこんなでなかなかハリウッドで目立っているのだけれど、その彼が今回のウッディ映画の主役と知って、想像もつかなかったコンビにまたびっくり。



どうなのかしら~と映画が始まるその瞬間まで不安に思って恐る恐る見始めたら、


なかなかやっぱり彼は悪くない。





そして観終わった今、事あるごとに色んなシーンを断片的に思いだし、

するとオーウェン・ウィルソンの顔も浮かび上がってくるけれど、

そうしているうちにますます彼が映画に馴染んでいくような感じがする。 



まるで皮のようだわ。


本当に、不思議~な俳優さんだなぁと思う。




追記:
先日彼が『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』の脚本を手掛けていたことを知って、私のびっくりも最高潮となった。

2011年11月10日木曜日

色白マドレーヌ

ずっと前からシェル型のマドレーヌを作ってみたいと憧れていた。

しかし京都にいた時はオーブンを持っていなかった。

だからここロンドンに移り住んでキッチンにオーブンが付いているのを見て一番最初に思ったのは、これでやっとシェル型マドレーヌが作れるぞ!!ってこと。

けれども。。。。。

どうしたことなのでしょう、なかなかマドレーヌ型を見付けることができないではないか!

おかしい、おかしいぞ、、、と思いながら
行き着いたところは料理専門家が行くようなキッチンツールショップ。

そこで見付けたシェル型は、1つのシェルの形がとってもとっても小さい。
ちょっと私が憧れている型じゃないんだよな~と諦めた。

それにしても、なんで日本であんなに見かけたマドレーヌ型がこっちでは全然見かけないんだ??
とひとしきり謎だったのだけれど、
そりゃそーだ。
マドレーヌって何?とニックが聞いてくるほど、マドレーヌはイギリスで浸透していない食べ物だったんだ!!



そんなこんなで9月のパリ旅行。

それこそあちらこちらで見かけたマドレーヌ型は全てシリコン製。
私も早速5ユーロの物を見つけて、即買い。


そうして念願かなってやっと作ってみたのがコレ↑。


何故か色白さん。。。

あんまりおいしそうじゃないなぁ。。。
でもちゃんとデベソが出来てるからまぁいいかな。。。と思いつつパクッと食べると、


う~~~~~~ん。。。。。。


あんまり風味がよろしくない。。。


シリコン製止めれば良かったかな。。。


という味。



いや、でも、もしかするとシリコン製とは関係なく、


『5ユーロのシリコン製』の問題か!???


分からん。。。。



再度トライしてみよう、、、と考え込んでいると、横でニックがぱっくんぱっくん怒涛のごとく口に入れて、

「おいし~ね~、軽いね~」と早くもなくなってきている色白マドレーヌ達。


ニック、、、、

一応、バター菓子ですよ、、、、、、、、、

と焦って止めると、

「こんなのすぐ食べちゃうよ~」と言うニック。

そう言ってくれるのは嬉しいけれどバターがむちゃくちゃ少ないレシピとはいえ心配だわ☆



う~~~~~ん、

再度トライは当分ないかな。。。と思った私であった。


ところであんなにマドレーヌが浸透している日本てすごいな、と思う。

2011年11月6日日曜日

デートの相手

LEGOで作ったなんて、すごい!


床に固定されていないと書かれていたから恐る恐る腕を組んでみようとした。


でも、倒れて床にガッシャーン☆と叩き壊れるのを想像して、クリスマスショッピングを楽しんでいるこのオモチャ売り場にいる人達全員に冷たい目で見られるかと思うとコワくて出来なかった~☆


ところでまだ私ってスターウォーズ観たことがないんじゃますの。 うほほ。

Classic Cars



リージェント・ストリートでこんな素敵なドレスアップをした女性にお願いして写真を撮らせてもらった。

クラシックカーのイベントに合わせて当時のファッションの格好をしているらしいけれど、

まだ今の時代でも十分普通に見える。彼女にとっても似合っているなぁと思う。





こんな車でロンドンを走るなんて、羨ましい!



チェーンだよ、チェーン!!



ミニもたくさん。



E-タイプ・ジャガー

エンジンすごいです☆

この日一番色が綺麗と思ったミニ。

オーナーさんらしき人はいかにもセンス良さげ~な可愛い女の子だった。




すごい☆


乗りたい。。。



ところで今日はガイフォークス・デイ。

逆さ釣りにされた人形かなんかがあちこちにぶら下がっているイベントでもあるのかね、、、と思っていたけれど、街の中は至ってフツー、見たのはクラシックカーのイベントと、


そしてこの子達。




これはいったい何??



何のキャラ???





ハーモン?????


それとも、、、






ニック???????。。。。。。。

2011年11月5日土曜日

タルトタタンのハズが。。。

初めてのタルトタタンはまずキャメラライズを練習して、
もし成功したら次はちゃんとペイストリーも作ろうと、

買ってきたパイ用生地を使って作ってみたら、


やっぱり失敗☆



でもキャラメライズは成功したから上のリンゴの部分だけ取って食べた。


おいしーね~~~~~、って喜んで完食したけれど、



それって結局リンゴ煮。

クリスマスツリー

大英博物館で白いツリーを見た途端、
あぁ、もう11月も2週目に入ってしまう、クリスマスが来てしまう~~~~~☆★☆!!と焦る。

2011年11月1日火曜日

フィンズベリー・パークも秋





秋だねぇ。。。。。。。。。。。。。。。

一年




京都を去ってから1年、


去年の今頃はまだ英国ビザも取れるか取れないか分からない状態のまま空港に向かう時だったな、、




と本当に忙しくて感傷に浸る時間が全くなかったことを思い出す。










サーロインステーキをニンニクとローズマリーで味付けしたオリーヴオイルとバターでミディアムレアに焼き、


大根おろしをたっぷりのせて、ワサビと醤油で食べて乾杯した。








1年後の今はこうして、お部屋でゆっくりご飯を食べていると思うと、それだけで嬉しい。



ところで緑のドリンクは青汁じゃないよ~☆

2011年10月28日金曜日

10月30日と31日



一般的にはハロウィーンの騒がしい時期、

私にとっては、

10月の30日はJCの誕生日、31日はケイン君の誕生日というとても大切な時期である。



JCには電話、ケイン君にはプレゼントというのをずっと続けてきて、
もうすっかり私のイベントになっている。



今年はイギリスからこのイベントを遂行するわけで、時差の事もあり、
ミスるわけにはいかんと、10月に入ってからずっと落ち着かない。


ケイン君には余裕を持って既に贈り物を郵便局に持って行ったからいいとして、
JCには電話をタイミングよく見計らってかけなければいけないので、それを考えて心はもうヘトヘトである。


けれどそれは実に楽しいヘトヘト感で、

よく考えてみるとこのイベントがもう今年で10年を迎えるんだなぁ、
と、とても感慨深い。



10年前の夏、いつが誕生日なの?と軽い話が始まり、
実は今年で30なんだよね、、、えーーっ?! 同級生?!! 私もなのーーーっ!!



と、途端に近くなったような感じがお互いして話が弾み、

その2ヶ月後の10月30日に「お誕生日おめでと―――っ!」と私がJCに電話したのがきっかけで始まった。






そして去年の10月30日。

「39歳おめでとーー!!」と電話して1年分の近況報告をしながら、あと1日で日本を去ると伝えた途端、

「じゃ、電話は? 来年は、でもイギリスから電話だよね?」とJC。


その時は、私がイギリス行く、日本離れるって言ってもそれだけ? そこ? その反応ですか?と,
笑ってしまったけれど、、、。



そっか~~~~~~~~、
そーだよね、これからも続くよね、このMyイベント、、、

思って嬉しくなった。




そうして今年もやってきて、
今回は40歳のバースデイコール。


絶対忘れてなるものか~~~!




PS;ケイン君への贈り物はもう届いたのかな、、、

と、郵便の方がイマイチ心配なイギリスのサービス事情だったりするんだけれど。。。


2011年10月22日土曜日

ホットドッグと村上春樹

本屋のFoyle'sの扉を開けると目の前に村上春樹の1Q84が並んでいて、

そ~か~、やっとなのか~と眺めていると、後ろから男の人が来てサッと手に取り、そのままレジに持って行った。



早っ☆★☆


でも、そうだよね、私なんかもうとっくに英訳されて売られていたと思っていたくらいだから、

その発売をずっと今か今かと心待ちにしていた人達も多いんだろうな~と思った。

そして本屋のカフェに入ると、

こんな物を発見。


パッと見、

MURAKAMI AT MIDNIGHT

TONIGHT 9:00 ~ 11:45 PM

とあるのが目に入り、

え~~~~~~~~ッ!☆★☆★☆
村上春樹さん来るの~~~~っ?!!☆★☆★☆


やばい、行きたい、

と思って焦ってちゃんと読んだら、

なんだ、本の発売か、しかも昨日の夜じゃないか、、、


と思ってガッカリ&ホッとして嬉しい複雑な心境なファンの私であった。

それにしても、BE THE FIRSTって。。。









一番最初に本を手に取るとなんかいいのかな?

ファン心かな。


でも、あれですよ、英訳ですよ、誰が最初に読んだかって言ったら、

そりゃ日本人が一番最初に読んでるはずですよ、

と思ったら、ファン心はいろいろあって大変だなぁ、、と同病相憐れむような気持ちになった。






店内は今までの村上春樹本の表紙がポスターになって貼られている。


さ~~~すが、村上春樹!!!



でもさ、何回も言うけれど、

英訳本の表紙だよ、英訳本だよ、オリジナルって感じしないよ、

しかも日本の表紙の方が断然いいよ、
 
と思うのであった。

でも、きっとそんなこと、村上春樹さんは”それは自分の仕事じゃないし”と言うんだろうし、

結局のところ、どっちでも、なんでも、いいんだろな。

ところで英語版の表紙はいつも決まって白が基調とされてきたけれど、

今回の1Q84はちょっと違う感じ。

最初の写真で分かるように、月と、左下にある枝に蝶がとまっている図柄で、黒基調になっている。

そして右の半分から下に向かって、

三本線が引いてある。

これはなんだろう、、、とジッと見つめて分かった、

漢字の一、二だった。

それが、点なしに一二と縦に続いているから、真ん中の棒が短い変な三に見える。

ふむ、、、非常に面白い。。。。。。。。

それにしても、上下一緒なのは、別冊があんまり好きじゃない私には羨ましい限りだ。


Sadler's Wellの近くの、以前から食べてみたかったホットドッグ屋さん。

平日昼間、人が列を作って並んでいるのをバスから何度も眺めるばかりだったけれど、

今回こうしてやっと実現。



たっぷりケチャップとたっぷりマスタードを頼んで、

付け合わせは焼いた玉ねぎにしてもらった。

これがもう、大満足な味!

特大なソーセージがプリッと美味しく香ばしく炭で焼けていて、

玉ねぎはめちゃくちゃ甘くてた~~~~っぷり。

それが軽く焼いたイタリアのチアバタパンに挟まれて、美味しいマスタードとケチャップがかかっていて、

ガブッと口に頬張って食べると、もう本当に美味。

こんなファストフードがここまで美味しくなれるのか!てな感じ。

村上春樹さんもこういうの絶対好きに違いない。

それとももうそういうアメリカンな食べ物は卒業したのかしら??

春樹さ~~~ん、アメリカだけじゃなく、信じられないことにロンドンにこんなものありましたよぉ~~!!


と教えたいくらい、旨い。



4ポンドでお腹一杯にもなれるし、

肥満が恐くなかったら、週3で食べたいわ!と心底思った。

本当にもうずーーーーーーっと長いこと、

美味しいホットドッグが食べたい、

と願ってきたのだけれど、

苦節ウン年、 ようやっと叶いました!

2011年10月15日土曜日

もんぶらん ~William Curley


ニックが時間が取れることになり、

気になっているショコラティエのモンブランを食べに行った。

評判が良いモンブランなので、売り切れ覚悟で出向いたのだけれど、ちゃんと3個、ショーケースの中にあった。


良かったね~、これでニックと半分個しなくて済むね~、そんなんじゃ哀しすぎるもんね~、

と2個のモンブランにショコラのマカロンをオーダーした。


感想は。。。



持ち帰ったわけでもないモンブランなのに、どこかにかすってるのは何故!?というのはさておき、


そうか。。。こんなもんか。。。という感じ。

イギリス一美味しいという触れ込みでその気になっていたけれど、

でもそうだった、イギリス一って、、、、、、、、なのだった!!!!!!


大体、栗の味が全く全然しないじゃないか。。。

クリーム、冷蔵庫の味がするじゃないか。。。


日本人が褒めているから食べてみたけれど、

でもそうだった、ロンドン在住の日本人だった!!!!!!

どーしたんかな、、

やっぱり皆、ロンドン長過ぎて、舌ブレたのかな??

あぁ、本物のモンブランが食べたい。。。。。。。。


日本のケーキ屋さんの質の高さをまざまざと実感。


でもマカロンは普通に美味しかった。3ポンドだし!

やっぱりショコラティエだから、チョコを食べなきゃダメよね。
その証拠に、モンブランに乗っかっていた細いチョコレートは美味しかったもん!

と思っていると、そこに若い夫婦が赤ちゃん連れて来店。

ロンドンなまりの流暢な英語を話す日本人男性と、とっても魅力的な日本人女性のカップルで、

赤ちゃんのお祝いのケーキをオーダーしにきたという。


高級住宅地というこの辺にはこういう素敵なきちんとした日本人家族がごろごろいるのかしら、、、

それとも私達のフィンズベリーパークにもいるのかしら、、、

どちらにしろ、出会う機会ゼロだわさ。。。

とぶつぶつ1人でしていると、その家族が私達の横の席に座り、ショコラが女性の前に置かれた。

飲んで一口、


「あぁ、おいし。」

と言った。

おいしって言ったーーーーーーーっ!

おいしって言ったーーーーーーーっ!!

と私は心の中で大絶叫、

そーだよね、モンブラン頼んでる場合じゃないよね、

今度は絶対に絶対に、ホットチョコを頼むんだ!!と固く心に誓った。




ちなみにモンブランは店内用で6,50ポンド。高いだろ?

でもお茶がその分安くてとても良心的。しかもティーバッグじゃない。

近くにこんなお店があったら頻繁に出かけて行って、マカロンかチョコ一粒二粒と一緒にお茶をしながら午後を過ごしたいなぁと思えるお店だった。

ただしモンブランはナシで!!

2011年10月14日金曜日

お祝い

バーツ病院に行って、シトネ先生と面談。

これで放免という。

「喜びなさい。5年が経って、とても喜ばしいことなんだから。今夜はシャンペンでも飲んでお祝いするのね」

と言ってくれたので、

じゃ、いつもは我慢しているモエを飲もう!と、1人用の小さな小さなボトルを探しまくった。

写真でも瓶にしっかり張り付いているのが分かる通り、11,49ポンドなり!









ピザは夕食。


これもお祝いの内。

1人シャンペンに1人ピザなんて、独り者の王道じゃないか~!