2012年1月21日土曜日

Quentin Blake: Foundling Museum



クウェンティン・ブレイクの特別展『As Large As Life』を見るためにFoundling Museumに行き、どっぷりたっぷり大好きなクウェンティン・ブレイクの世界に浸って来た。


プリントの一枚くらい買おうか、、とは長年迷いながら、なかなか機会がないよなー、、と思っていたら、本屋さんでクウェンティン・ブレイクのカレンダーを発見、


もう2012年も早々1ヶ月が過ぎるのにカレンダーが部屋になくて大変不便だし、50%オフだしで、買うことにした。





壁に掛けた途端、部屋がパッと明るくなるなぁ!




ところでFoundling MuseumはFoumdlingというように、捨て子を引きとって世話をする病院で、その歴史は1741年に始まったということでとても古く、当時の子供たちの服やら、育てられなくなった親が持たせた小物などが展示されていて、見応えがある。




今まで知らなかったけれど、是非行ってみる価値があると思う。


2012年1月20日金曜日

りかちゃんからのふりかけ

りかちゃんから届いたたくさんの日本の物の中で、

特に有り難いのがこのふりかけシリーズ!


もったいないのでちょぴっとだけパラパラとふりかけるのだけど、

食べた途端、

日本~~~~~~~!!!

を感じる。


今日も、あったかいご飯にパラパラかけて混ぜて海苔で巻いた簡単おにぎりを持参して出かけた。

案の定、午後6時過ぎにお腹が空いて、ピカデリ―を歩きながらおにぎりを食べると、旨いな~としみじみ。


我が弟のお嫁さんからだと思うと、またしみじみ。


すると、信号待ちで隣に立っていた女の子がニックのおにぎりをそれこそガン見していたから、

その昔私が食べていたおにぎりを指差して怖々と、「その、黒い、塊の、あなたの食べている物体は、いったい何??」

と聞いてきた女の子を思い出した。


今ではロンドンのあちらこちらに日本スーパーがあって、おにぎりを買うことが出来るから、すっかり日本食も浸透してきていると思っていたけれど、

実はおにぎりなんて知らない人もまだまだいっぱいいて、それこそこの黒い物体にびっくりなんだろうな~と思った。

しんぎんぐいんざれいん

長い間見続けていた『PRISCILLA』の靴がやっとなくなって、変わりに登場したのがこの、

『SINGIN' IN THE RAIN』。

おりしも今日は雨で、たくさんの傘がこんな風に飾られていて、なかなか良い。

しかしこれもまたこれから何カ月も見続ける光景なのか、、、と思うと、

ちょっと微妙。


ミュージカルって公演期間長すぎだわ。。。と思うのは私がミュージカルとあまり縁がないせいなのかしら??

2012年1月7日土曜日

クリスマスツリー



今年もツリーの飾りにチョコレートをぶら下げることにしたけれど、



去年の様にドイツに行かなかったので、ヒモ付きチョコはTESCOで買ったクリスマス用デイリーミルクチョコだけ。



しかし私はデイリーミルクが嫌い。



ニックは、「僕は結構好きだからいいけれどね」と、



相変わらず自分さえ食べれれば後は考えない主義。




だから大好きなリンツのチョコを買って、自分で1つ1つのチョコレートに糸をセロテープでくっ付けることにした。


あほか。。。と自分でも思うほどの手作業が長く続き、




結果、こんなツリーが出来上がった。





どーだ!! 見るんだ、ニック!!と胸を張って威張ると、



「いいな。。。リンツだ。。。。。」




としょんぼりニック。



いいよ、もちろん、リンツだって分けてあげるよ、と言うと、

「え~、いいよぉ~。悪いよぉ~、ミキのなんだからさ~。。。」とニック、



一体どんだけマジなんだ、コイツ。。。。。





そんなことで、マキから届いたキョーちゃん・ユイちゃんのプリクラにチョコと、去年マキからもらったマグネット付きサンタ人形までがくっ付いた、とってもホームメイドなツリーを十分楽しんで2週間ちょい、そろそろツリーを捨てる時期が来た。



しかしニック、



「まだいいよ、だって、そのために根が付いたままのツリーをわざわざ買ったんだからさ」と言う。



いやいやいや、いいよって言われましてもコレは縁起物、捨てないことにはよろしくない、、と言って見たけれど、もう少し待とうもう少し、、とニック。




ほら、こうしてまだチョコレートだってぶら下がっているんだしさ、、と言い、そう言いながらも片手でブチっとチョコを引っ張ってツリーから取り、口に入れてむしゃむしゃ食べた。



あかん。。。。。。


子供がこのアパートにはいたんだった。。。。。。




余談:

ところで、リンツチョコのコマーシャルのフェデラーったら、もっっっっっのすごくキュート!!



ニヤけちゃう。



なんでだろう。。。一歩間違えたらクエンティンタランティーノなのに。。。。

マキからの贈り物、送り物


マキから届いたクリスマスプレゼントをアップ。


こんなにこんなにたくさん!!


うわ~~チョコパイだ~~!!
うわ~~うめぼしだ~~!!
うわ~~お茶漬けのもとだ~~!!

といちいち歓声を上げて喜んだけれど、





すごいのはコレ!!

漫画『ガラスの仮面』!!

いや~、嬉しいかったのなんのって!!!!!!













プリクラも!


今はこんなにデカ目に撮れちゃうんだ~~~!!!



マキもキョウカもユイカも漫画の主人公みたいで面白いけれど、


ママは、、、、、、、、



キモちわるっ☆笑





私がお気に入りのシリーズの可愛いカードもあった。

ノースベリックから帰ってきた後に受け取ったこのまきのプレゼントのおかげで年末年始にかけてもまだクリスマス気分でいられた。

クレアとヒューと、その友達たちと。

クレアとヒューと彼らの長年の友達たちに誘ってもらってトラファルガ―スクエアのレストラン『Les Deux Salons』に出かけた。

トラファルガ―スクエアにありながら、きちんとしたお店で、値段も安く、美味しかった。

イギリスで外食する意味はあるのか??!と常々思っていた私だったけれど、


ここは出かける価値があると思った初めてのお店だった。


メインに頼んだフレッシュマカロニのキノコグラタンは頬っぺたが落ちそうなほどに美味だったし、デザートのレモンのタルトは絶品、本当にびっくり☆


店内も広々していてフランスの売れっ子シェフがオープンした流行ビストロっぽい感じで天井も高いし、
極め付けが、トイレのスペースが十分にとってあって綺麗なことも本当に本当にびっくりだった。


ある意味、失礼な言い方だけれど、


何かの間違いじゃないかと思ったくらいだった。


なので、再訪して、夢ではなかったことを確認しようと思っている。

2012年1月1日日曜日

なんちゃって、おせち

きっちりと何かをしようと思ったら途端に面倒くさく感じてしまうけれど、

きっちりなんて出来ないしね、、、と最初から手抜きだらけを想定しておくと、

途端に楽しくなるのがおせち作り。

しかもここはロンドン、手抜きの言い訳はいくらでも作れる!



。。。ってことで。

キュウリの酢の物; 砂糖と酢でイギリスのバカでっかいキュウリを漬けたもの、

大根とジャガイモとひじきといんげんの煮物; 昆布だしと醤油、砂糖、みりんでちゃちゃっと煮たもの。

シイタケのお浸し; かつお醤油でサッと煮てから柚子の代わりにライムを搾ったもの。

ヒレ豚のロースト; 豚ヒレ肉に塩、胡椒、ハチミツ、ショウガ、ニンニク、少々のカレー粉、ごま油を塗って焼いたもの。

牛肉巻き;薄切り肉で茹でたニンジンとインゲンを巻いて焼き、かつおコンブダシの中にニンニクとショウガと醤油と酒を混ぜたものを絡め、最後に片栗粉でとろみを付けたもの。

薄焼き卵; 砂糖を使って甘くしたもの。

スモークサーモン; 買ったものを切っただけ。

キノコの味ご飯; みじん切りショウガとキノコをコンブと醤油加えたご飯にいれてかき混ぜて炊いたもの。 食べる直前にライムを搾るのが結構イケる。

お雑煮; かつお昆布ダシとあっさり薄口醤油に大根とニンジンの細切りを加えただけの、あっさりお吸い物系雑煮。 最後に胡麻を乗せてみた。


と、まぁこんな感じで、かつお昆布ダシを5分くらいで作ったら、後は醤油を少々に家にある適当な調味料で全部なんとかなるもんだ。

それに日本から持ってきた日本らしい絵柄の食器を使えば、一挙にお正月気分も出る。


なんちゃっておせちでも、ニックは喜んでくれる&多めに作って正月のせめて2日間はキッチン仕事から解放されると思えば、作って損はないよな~と思うのよね。。。



加えて、お酒『久保田』と、それを楽しむためのお相伴セットをニックが買いたがるのを止めなかったおかげでますますお正月っぽいよね。。。いつもは散財に渋る私なのに、良かったよね。。。





なんて自己満足した後に、元旦の挨拶をと思って日本にいる妹に電話したら、
喋っている妹の声にまぎれて何やらコリコリポリポリ良い音がする。

何? 何か食べてるの? 何食べてるの??

と聞くと、


「かずのこ。」。



かーーーずーーーのーーーこーーーーー!!!





簡単に言うなや。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



余談:
クレアに聞かれて作ったメニューを伝えていると、

「キノコショウガご飯を日本人はおせちに食べるのね~」

と言ったので、慌てて、

「違います! これはあくまでもなんちゃっておせちなんで、本当はキノコご飯なんてありません!!」

と訂正。

なんちゃってもなかなか大変である。