2013年2月16日土曜日

グラミー賞2013についてつらつらと。

テイラー・スウィフトで幕開けした今年のグラミーは、テイラー・スウィフトで終わったという印象だった。


オープニング「We are never ever getting back together」が流れ、あ、この歌よくあちこちで聞くけど誰だ?生歌がヘッタクソだな~とまず耳が惹きつけられ、画面を見ると、そこには不思議の国のアリスのような恰好をした細い女の子がこれまた不器用にパフォーマンスしている。



しかしアイドル的要素はたっぷりで、今度は目が惹きつけられたまま。



画面に彼女の顔がアップになってやっと、あれ? これ、テイラー・スィフトだった、、、と気付いた。



なんかどことなく雰囲気が変わったね、、と思っていると途中セリフが入り、


なんと、イギリスのアクセントで、

’’私、グラミーのオープニングに出るしね、

(だからあなたに戻ってるヒマなんてないしね、)

私たちが付き合うなんてこともう絶対ないわ!’’

と言った。


あちゃ~☆ これは元彼のイギリス人ハリーに当て付けているのね~☆☆と、モロ分かり。

そんなのっけから場内ざわついたグラミーの始まりは、ドレスコード胸脚見せ禁止のお触れが出回っていたにもかかわらずにまずJ-Loが胸脚見せてまた場内をざわつかせ、お次はケイティ・ペリーも続き、、と、なんとも騒がしい。


しかし後はもう、曲が流されれば耳にしたことがあるなでも顔は分からんな、、という人が私には一杯な受賞式だった。





感想;


1; ジャスティン・ティンバーレーク、復活で騒がれているけれど、久々のステージは相変わらず高音出して最初は’おっ!’と思ったものの、なにせ長かった!!

なんでそんなに長いのよ~☆と声に出してテレビにぶつけたほど、時間取り過ぎ。


途中で最前列に座っていたJay-Zが出てきて一緒にパフォーマンスし、自分のパートが終わるとまた舞台から降りて自分の席に戻っていった時はさすがに笑えて、

すごいなJay-Z, フツ~に出てきてきちんとラップしていってまたフツ~に席に着くなんて、、と、見どころもありだったが、その後もずっとまだジャスティンが続く。。。


ファン以外の人にはちとツラいものがあったと思う。


2;大好きなケリー・クラークソンがノミネートされていたのも知らなかったが、受賞してステージに上がる時の彼女のボテボテ歩きとドタバタっぷりとハチャメチャなスピーチの調和がお見事。



3;Jay-Zとビヨンセが並んで座っているのを見る度に、まるで教会でのセレモニーを見ているかのような気になった。あ、それはいつものことか。


4;エレン相変わらずかっこいい。ポーシャもショートヘアで良い良い。美人はやっぱりショートだよな。 


5;去年は賞を何個も獲ったアデルは赤のドレス姿がキュートだった。声については脇に置いとくとして、彼女の超の付く美人顔+あの体型はつまり誰からも好まれる最強な組み合わせだな~と思う。 


6;ブルーノも歌った。あの歌はいい。子供には聞かせられないところもあるけれど。ブルーノは去年に引き続き、すでにグラミーの顔になってきているんだな~と思った。以前から似ている似ていると言われれているスティングとの共演もしたが、そんなに似ているか?


6;そのスティングは相変わらずカッコいい。声量も変わらず。ポリスの歌は素晴らしい。もう60か? あれで? やっぱりアシュタンガヨガの力だな。ニックもやってくれよ。


7;リアーナ、相変わらず細っこいな。前より歌が上手くなっているから見ていてイヤじゃないな。それにしても寄り戻したクリス・ブラウン、バカボンに出てくるお巡りさんみたい。バカボンのお巡りさんは好きだけど、クリス・ブラウンはちょっとな。。。


8;ファレルも来ていた。いるなら歌っておくれ。



と、そんなしょーもない、アーティスティックなこととは全く関係ない感想ばかりだけれども。


そんな、なんとなくパッとしなかった2013年のグラミーだったが、全てはプリンスが出たことでぶっ飛んだ。びっくりだったよ。


プレゼンターで登場したプリンス様はクールさ全開。

そのフードのかぶり方何?!!その歩き方何?!、と、彼が持っている杖までがなぜか渋く見える。



彼から賞を受け取ったアーティストは大感激していたけど、そりゃそうだよね、名前呼ばれる前にプリンスが「この歌好きだよ」とつぶやくように本音っぽく言ったしね、

あのプリンスにそんなこと言われるなんて、賞獲得よりもすごい話だよな。。。



とにかくも、ブルーノのおかげか、最近は若い人たちの間で80’sや90’sの風が吹いているようだし、いい感じにはなってきているな、、、


と思っていたら、最後の締めで、今年もホストを務めたLL Cool Jがパフォーマンスし始めて、パブリックエナミーのChuck Dまで出てきた。

おぉ~!! むちゃくちゃ私好みだわと大喜びだった。


頼むよ、ここら辺でまた基本に戻ろうよ、、もうレイディ・ガガ系統はオバちゃんにはついていけないのだよ。。。と願う。




 
そうして後日談;


なんとテイラーも大人っぽくなるわけだ、もう23歳だって! 

え、それで、まだティーンエイジャーのイギリスボーイと付き合って別れて、


’’もう絶対戻らないんだからねー’’

’’そんなヒマなんかないんだからねー’’

とか歌ってるのか、、、とびっくりした。


それにしても、あんなにラブリーな顔で生まれてきたなんて、まさに奇跡としか思えないよなぁ!!



そしてニックは言う、 「初めて見たけど、グラミー面白かったね!!」。

え!! マジですか?!

去年のオスカーに続いて、グラミーも見たことなかったとは。。。

いったいこの人はどれだけ私とかけ離れた人生を過ごして来たのだろう、、、と、不思議な気分になったのだった。。










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