2013年2月28日木曜日

映画『世界にひとつのプレイブック』


主演がブラッドリー・クーパー、

しかも、『世界にひとつの、、』なんて付いてしまったら男性は観なくなるんじゃないか??


と心配になってしまうような邦題が付いたらしいので、



ここでハッキリさせておきたい、





これは結構な男性用映画です。










去年の公開前、テレビ宣伝が面白そうだったので、ニックに「観に行こうよ~!」と言ってみたがスルーされた。


コミカルな場面がカットされていたので、コメディだと思ってそこまで心動かされなかったらしい。

しかも、やっぱりブラッドリーだし。






けれど、今年のアカデミー賞授賞式を見て、ノミネートされていたこの映画の所々が映されたために興味を持ったと言う二ック、


今度は「観に行こうよ!」と誘ってきた。






もうやってないんじゃない?去年の秋の映画だよ。と言うと、


「主役の女の子が主演女優賞獲ったんだし、また上映し始めたはず!」と返してくるニックの言葉に、あぁそーか、と納得したけれど、



ちょっと待てよ。




実はジェニファー・ローレンス目当てか?とチラと思った私。



どうなんだ、オイ。




でもそれも納得、



どこか一昔前のような顔で妙な落ち着きを持ちながらも初々しさを存分に振り撒いたアカデミー賞での彼女に、私もコロンと参ってしまったくらいだったから。





ということでやっと見れたこの映画の英題は『Silver Linings Playbook』。


コメディちっくにしながらも、内容は大真面目な話だった。



それもそのはず、監督はデヴィット・O・ラッセル、ひとねりもふたねりもツイストしてくるから観ているこっちも体力が要った。




もちろん内容は書きたくないので、相変わらず感想は俳優に関してだけ。




で、まずはジェニファー・ローレンス、


オスカー受賞で壇上に上がる時に転んでしまったのだが、その姿もキュートで優雅で、まるでシンデレラの階段シーンだわ。こっちは上がっていく版だけど。と感動したのもつい先日のこと。


そんな世界が注目する瞬間に階段で大コケして、その姿までがあんなに可愛らしいなんて、


それだけでオスカー獲る資格があると思ったほど。


転んでまた注目度も更に高まって、普段女優の顔なんて覚えないニックまでにもその印象をクッキリ残した通り、


映画では旬な女優ぶりを発揮していた。





それにしても、ブラッドリー・クーパーの思いがけない熱演に、なぜ彼がゴールデン・グローブで賞獲得ならずしてガッカリしてた様子だったのか納得できた。


ジェニファーがオスカー獲れて、ブラッドリーが獲れないんじゃーな、


やっぱりアカデミー賞は曲者だな。



せめて、"世界一、黒のゴミ袋が似合う男"の称号はしっかり捧げたい。




この映画では脇役達が 良くて、もちろんロバート・デニーロを筆頭に、お母さん役の女優さんジャッキ・ウィーヴァも今回これでノミネートされていたし、クリス・タッカーも良かったし。


友達の奥さんベロニカ役でジュリア・スタイルズが出てきた時は、えっ!!彼女はハリウッド映画ではもうチョイ役扱いなのか!とちょっとびっくりだったけれど、そんな小さな役どころもしっかりと魅力&迫力ありで良かった良かった。







ところでレッドカーペットで共演のブラッドリーについて聞かれたデニーロ、


彼はクッド・ボーイだ!と適当にリップサービスしながら、


「しかも彼は僕のこと好きだしね、僕は僕を好きな人達が好きなんだからね!」




と、あくまで、自分大好きなその態度と発言に、大笑いさせてもらった。



相変わらずなエゴのカタマリ男なロバート・デ・二ーロ、


ってゆーか、



そんな質問、天下のロバート・デ・ニーロにするなよな!!と思った次第。


大体、ブラッドリー・クーパーなんて名前、とっくに忘れていそうだ。。。





で、そのブラッドリー・クーパー、私の友達に似ていると誰かが言ったせいで、


その時は「そりゃ~ないだろ!」と返したはずが、それ以来ずっと頭に残ってしまい、




いまではブラッドリー見るとその友達の顔が浮かんでくるまでになった。


えらい迷惑こうむった。。。









とにかく、観た後は、この曲から離れられなくなること間違いなし!


私がこの映画を観たかった一番の理由が実はそれなのだから。






と、あれれ? 


貼り付けようと慣れないことしてみたけれど、上手くいかん。



Dave Brubeck の『UNSQUARE DANCE』なのだけど、、、。


そういえば、彼はこの映画が出た去年にとうとう亡くなってしまったんだった。



youtube見て踊りながら、この映画を思い出しながら、追悼しようと思う。








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