2010年2月15日月曜日
映画『インヴィクタス』 大好きです、クリント・イーストウッド様!の巻
久し振りの直球映画!
嫌なことも何一つ起こらず、ひねりも一切なし。
理想的に物事が進んでいって、次に起こることが予測出来るし、もちろんマンデラが暗殺されないって分かってるから、その点もとっても安心して観ていられた。
なのに、最後の試合のハラハラ感!! 分かっちゃいるのにのドキドキ感。
そういうところが監督としてのスゴさよなぁ、、と感激した。
思ったこといくつか:
1.マット・デイモン、南アフリカ英語の方がいいかも! 髪形がいかにもって風で、良かった!
2.モーガン・フリーマン、冒頭シーンでは”モーガン・フリーマンじゃん”って思ったけど、時間が経つにつれてちゃんとマンデラに見えた。
じっと観察すると、肩の上がり具合、背の丸め方、首の動かし方なんてとても似ていて、おお、俳優だわっ☆と思った。
3.CGの良さは、アヴァターを見たときよりも実感できたよ! どっぷり使ってない使い方が好きなのかも。アニメっぽくなるのが嫌なのかなぁ、、、??
4.何気に活躍していたマットデイモンのお母さん役の女優さんがとってもいい感じ。
彼女は映画『ベッカムに恋して』のキーラ・ナイトレイの面白いお母さん役で目立っていたけど、彼女本当にいいわ~!! これから要チェックしなきゃ。
5.パイロットの男の昔風な顔!
いたいた、たまにいたよ、あーゆーベタな顔したパーサーが!!と思っていると、彼の映画の中での役割もやっぱりベタベタ! そのベタさに拍手!ぱちぱち☆
6. 今までずーーーーーーっと南アフリカの色は緑とオレンジだと思っていた私!!
映画の中で、「南アフリカの緑とゴールドは変えない」って言ってるのを聞いて、ショック!!
うっぴょーーーーーん☆★
こんなとこでしょうか、、、。
ところでいつも気になるイーストウッド映画の音楽。
いつも同じようなメロディラインと言われるけどそこがまた良く、彼が音楽に何を求めてるのか分かりやすいと思う。
今回の映画も、最初から流れる曲はすぐに、”あ、クリント・イーストウッドが作った!”って分かる旋律。
もちろんいつも通りピアノでノスタルジックに、次はトランペットに代わり、またまたピアノでこれでもかというように繰り返し流れる。
物哀しくてとってもいい感じ。
“素敵~♪ 映画『目撃』とまそっくりのようだけど、別にいいの、何回でも同じメロディを使って頂戴っ!!”とばかり、彼の世界にどっぷり浸っていた。
それが途中で歌詞付きになった途端、えっ☆ アメリカンアイドル??って思うようなポップ調に代わり、歌詞も、”おいらは色盲さ~♬♬”と締めくくられて、ぶっ☆★☆と噴き出すことになる。
ど、ど、ど、どーしたの???!!!って思わず動揺した私。
なんなんだろう、、、。
この分かりやすい映画の内容と同じく、分かりやすくしてるってことなのかしら??
とうとうジーちゃんなのか、クリント・イーストウッド?!
息子と組むようになったらヤワくなったのか??!
それにしても、たまにはこういうハッピー気分になれる映画もいいね~!!
おまけ;
『チェインジリング』の撮影が終わって、すっかりイーストウッドに(鬱陶しいほど)ご執心のアンジェリーナが次回作も出たい出たいと猛烈アピールしていると、イーストウッドが「じゃ、マンデラ役やるかね?」と笑って言ったというエピソードや、
スパイク・リーが『父親たちの星条旗』と『硫黄島からの手紙』の2作に黒人兵士が出てこないと言ったことに対してイーストウッドが「黙ってろ!!」と反撃した事件、その後のインタビューで、「マンデラ役に白人を当てる気はないね」とジョークを飛ばしたと聞いたのは、もうだいぶ前のこと。
それ以来この映画をずっと待っていたから、観終わってしまってなんだかとても淋しい。
おまけ2;
彼が79歳だと先日知った。
76ぐらいだと思ってたのに。。。
79かぁ。。。。。。。。。。たった3つの違いなんだけど。
いきなり不安な私。。。。。。。。。。。。。。。
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