2011年6月1日水曜日

実在したSADE

O2。



ミレニアムのために建てたこの建物、当時、一体何のために建てるんだ??って思ったけど、実際に見たら、”一体何のために建てたんだ?!”っていう感じがバリバリしてくる建物だった。


でも、そーか、もうミレニアムから11年経ってるのか、、、と当たり前のことに今更ながら気がついて、そう思うとちょっと愕然として感慨深いものがある。



これはなんじゃ??という建物が横にある。

聞くところによると、オフィス用としてついでに建てたらしい。


う~~~~~ん、なんとなく垢抜けないような、、、イマイチ感がひしひし。
早めに着いたので、下にあるCOSTAでお茶を飲んで、いくらなんでもドキドキしすぎなんじゃないか?!と自分に問い続けながら開場時間を待った。

お茶の味なんて分からなかったよ。





とうとうO2の中へ。





で、私達の席は、、、というと、一番安い席なので、一番後ろ。

段がものすごい急なので、ステージが遠いよ~と嘆くのを忘れるほど、下に落ちそうで恐かった。

さすが、チケット購入の際に、”高所恐怖症があるか”と質問にあっただけはある。


それにしても7時半過ぎでこの通り、全く始まりそうもなく、この後も延々と待つことになる。

だから、望遠鏡でキョロキョロしてみた。すると、、、。


会場に入る時、花束を持った男の人が人待ちしてるのを通り過ぎた。きっと彼女を待っているんだな、って思ってたらまた偶然にも今度は彼女連れの彼とエスカレーターで前後隣り合わせになって、なんだかこの人気合入っているな、彼女にプロポーズしそうな勢いだな、なんて想像していたら、一階ステージの前から2列目で発見!!



むっちゃ近いやん!!!!!


うーらーやーまーし~~~~~~!!!!!!!!


しかし、望遠鏡で眺めながら思った、あんなに気合入っていて、花束まで持って、一番後ろの席でしたってワケにはいかんだろうな、と。



おっ、暗くなったぞ、とうとうだぞ、なんてきれいな写真なんだ!!と見惚れた時はもう9時過ぎ。


でもあんまりの興奮状態のために時間がサーーーーーーッと過ぎ去ってくれたらしく、全く苦ではなかった。

それどころか、この時の心理状態は、もう始まっちゃうよ~、始まったら終わっちゃうよ~、っていう気持ちでいっぱいだった。





Soldier of Loveで登場。

すでにもう代表曲。


これはKiss of Life。


私のイメージそっくりそのままの映像が流れた。

、、、ってことは、やっぱりこの曲を聴く人はきっとみんなこの同じイメージを持ってるなんだろうな、と思った。それってすごい。



SADE凄すぎ。




同じく、Kiss of Life。

なんだか幸せそうな彼女の顔も写って、一ファンとしてなんだか安心した。
ファンって変だよね。






これは新曲、Love is Found。




なかなか渋かった。



ちゃんと時代に合わせた、、って言ったらダメなのかな?


でも、SADEはちゃんと生身の人間なんだと実感して変な気分になった。
だって、実在なんてしていないような気にさえなっていたから!


それくらい、SADEは私にとってスペシャルなのさ。





Smooth Operator。

当時そのままの格好で。




映像にかなり凝っていたステージ。



ん~~~~~、でも、あんまりSADEの場合はいらないような気がするけどな。







The Sweetest Taboo。



こういう大きなアリ―ナのステージ映像は特に2階席には辛い。特にこの角度だと。

この日を何年も待っていた観客にとっては動いてる彼女をたっぷり見たいってほうが先じゃないかな。

スクリーンもあるけど、だったら私は目を閉じて歌声に聞き惚れていたかったので、そうした。





Pearls。





そこまで好きな曲ではなかったけど、今回生で聴いて、彼女の歌声がすごくて、大好きになった。


でも、結局SADEの曲は全部大好きなんだけど。

アンコールはCherish the Day。





うわぁ~~~っ、ナマで聴いちゃってるよと感激しっぱなしだった。


本当にすごかったコンサート。
本当に存在してるのも分かったし、”追っかけ”でもするかな、ってこの後数日はマジで考え込んじゃった!!


また行きたいな。


次はまた10年後、、なんてならないで欲しい。

天国があるとして、天使の歌声があるとして、そしたらSADEの彼女の歌声がそれだといいなと思う。

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