ト音記号

電子ピアノってホコリを集めやすいから心配してたけど、カバーを買えばいいかも！
って思い付いた。


本物のピアノにはフツーに使ってたものだけど、何故か今まで考えなかった。

電子だから、、、ってやっぱりちょっと下に見ちゃってたのかしら！！

いけない、いけない。

ごめんね、私の電子ピアノよ、ちゃんとカバー買ってあげるね。




と、いうことでＪＥＵＧＩＡ三条店に行った。

もちろんリカも一緒。（一人で店員に立ち向かいたくない。ふっふっふ。）

早速男の店員に売り場を聞いてみた。

でもなんだかぶつぶつした喋り方してて、何言ってるかハッキリしない。

いいもんね、強気だもんね、リカいるし～。

そこで私の持ってるのと同じものが陳列されてるのを指差して、「これを購入したんですけど、合うカバーが欲しいんです」って言ったら、

その人は「あぁ、、、」って言いながら回り込んでそのピアノの近くまで行き、じーーっと見たまま、「いつ頃ご購入されましたか？」と聞いてきた。


え、なんで？　そんなに前じゃないけど、もしかしてオマケでくれるのかな？

って思いながら１１月の最初ですって言うと、

「ありがとうございます」。

え、それだけ？　

不思議な沈黙がしばし流れた。



この人、なんなんだろう、、、って思いながら、それでも気を取り直して、

「カバーだったらなんでもいいんですけど、いくらぐらいですか」って聞いたら、

「。。。安いので３０００円ぐらいからですね。」とのこと。


思ってたより高いな。どーしよーかな。って考えてたら、その人、ちょっとお待ち下さい、って他の店員に何かを聞きに行った。


すかさずリカ、「あの人、絶対な～んにも知らないよ。多分デタラメ。」

そこへまたさっきの店員さん戻ってきて「５階になりますので」ってぶつぶつ言いながら先導しようとして歩いていく。

いつもだったらこの時点で立ち去る私だけど、なんてったってリカが横にいる。
ふっふっふ！


店員に付いて歩いてると、リカが私の後ろから、「ねーねー、値段も違うと思う、あの人、適当に言ったんだと思うな～。」




結局カバーは５階にちゃんとあったけど、ワゴンの中に申し訳程度に安っぽいのが数個だけ。

タグを見ると、、、、、、１５７０円。安いじゃない！ （安っぽいから）

そしたら横でリカが別のを見ながら「これが一番可愛いし、多分１０５０円だと思う。印刷薄いけど。」 って赤にト音記号の刺繍がしてあるのを差し出した。

安いじゃないか！　

ふぅ。 やっぱりさっきの話はデタラメだったのね！

一体全体。。。と思いながら、そのベタで可愛いト音記号、１０５０円を購入した。

ま、こういうのは単純に、安くて嬉しがればいいのよね！

え！！　ちょっと待て。最初から１０００円程度と思ってたのに、今は安く感じてるぞ！

もしかしてあれは戦略？？