2009年9月1日火曜日

ジャン・コクトーのお墓に行く




リヨン駅に着いてトイレを探していたらこんな所に迷い込んだ。
??と思いつつ、トイレを探し当てたら有料じゃない。 あれれ??


手を洗ってると男の人達がぞろぞろ入ってきた。男性用トイレが開かないらしい。
エヘヘって感じで恥ずかしそうに一人一人ものすごく丁寧に石鹸で手を洗い始めたのを見てるうちにお互い笑いがこみ上げてきた。
最後は大笑いしながら、「また明日ね~ここでね~」と言って去って行った。

う~~~ん、パリ人っていうよりもフランス人?
すっごく感じが良い!!、、、っていうと、何か語弊があるかしら?!



しかし、どーやらここは職員用ビルかなんからしい。
どうりでトイレが有料じゃなかったわけね!!
あのトイレで会った人達も、こいつ、ここで何やってんだ??って思っていたに違いない。


案の定、通り過ぎたカフェテリアにはちょうど昼時で胸にタグぶら下げた職員でいっぱい。
そして中央には美味しそうなビュッフェが!!!
3.90€セット、、とある。
3.90?!!

や、安い!!!

私も食べた~~~~い!!!!!!!

ちょっと知らんぷりして何気に職員に交じったら、許されそうな気もするけど。。。。。。
でも、これから行くところがあるのーーーーーっ!!!

と、後ろ髪を引かれる思いで後にした。



なーーーーんにもないような場所。

一体ここに本当にコクトーのお墓があるのか??って半信半疑で駅を出た。


帰りは駅まで歩こうか、、と言っていたけどかなーり遠かった。
しかも、牧歌的な場所とは言い難く、、、
コクトーの教会のそばにひっそり住むのも悪くないかも、、、って思ってたけど、早くもくじけた★

やっと着き、小さな受付でお金を払って中に入ると小さな建物。
案内もなんにもないけど、ここよね??、、、、と恐る恐る開けてみると、、、、







うわ~~~~~~~っ。。。。。。。。








この名前の下にコクトーが眠ってると思うと不思議。
いやいや、もう絶対ここにはいないな。
この絵のような所へ移動したはず。







昔はライ病患者の病院があって、それが取り壊された後もこの礼拝堂だけが残った。













コクトーの絵に囲まれて幸せ。。。
























こうしてこの猫が壁に描かれてるのを眺めてると、

とうとうここまで来ちゃったよ感がふつふつ湧いてくる。

今回のフランス旅行はすごい旅になったもんだ、、と感慨深い。
体調が悪くなるのを恐れるあまり検査を全てすっ飛ばして、色んな薬のために病院を行き来して、外食も諦めて、時間調整して、、、
あらゆる事はこの旅行の為に向かっていた故の虚脱感。














ランチタイム。




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