2007年10月25日木曜日

四国村ギャラリーでガッカリ


前回な~んにも知らずに四国村に行って、その中にあるギャラリーにな~んにも知らずに入ったらなんとそこはいきなり安藤忠雄わーるど。


そして入り口でいきなりピカソがお出迎え、中は安藤建築特有のコンクリートむき出しの壁に、マティス、ルノワール、ジャコメッティ、スーティンがズラッ。

小品とはいえ、どれも良いものばかり。


ここはなんだなんだ、なんなんだ~~~っ!!と、ドキドキしながら堪能したんだけど、何の予備知識もナシで行った分、すっごく得した気分だったのを覚えている。

今回はニックにも見せたくて意気込んで中に入っていった。

入り口でチケット購入しながら「ハーイ♪♪」ってピカソの方に目をやると、、、


!!!


ピカソがないっ!!!!!

そこには昔の民家で使ってた布が掛けてあるばかり。。。。。。。

はっっっっっっ?!

えっっっっっっっ?!

ずんずん中に入って行くけど絵なんて全く見当たらない。

あるのは民家の古道具ばかり。

まさかまさか、、、と入り口に戻って聞いたらそのまさかのまさか、特別展ということで巨匠たちの絵は全部取り外されていた。。。


がっかりしすぎて一時呆然。

しかしどうしようもないと思いつつ、「あれらは常設されてるものではないんですね。。。」とつぶやいたら、「はい、常設なんですけど、今回は特別展ということで、、、。」

「あー、だから、常設展ということではなかったんですね?」

「いえ、常設展です。でも、今回はこの特別展を11月に入るまでやっております。」

「じゃ、この展示会はかなり特別ってことで、ふつーはあれらは常設されてるんですか?」

「はい、そうです。でも、いろんな特別展があるので、その時は外されます。」

「。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。」



こーなると、もう私にはお手上げ。コミュニケーション続行ムリ。

とにかく、今、ピカソたちはないってことが事実。

で、ショックが収まらないまま外に出よーかどーか、ニックと相談した結果、水庭園もあるし、、、ってことで、再度、中に入った。

それでもと布を眺めるけれど、興味ある振りは出来ずに庭園に直行。

まーねー、ここだけでも来る価値あるよねー、と自分たちを慰めて、なぜかマグリットの絵を連想さ
せる庭園でのんびりくつろいだ。 

ベンチに座ってるのがニックです。




帰り際、「今はあの絵達はどこにあるんですか?」って聞いたら、「倉庫に置いてあります」って。


つい、「もったいないですね~~~。 そっちが美術館ですよね~~~」、と言ったら苦笑された。


でも本当に、そっちが美術館よね?



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