断続的に激しい雨が降り続いている今日の鴨川はこんなことに!!
ニックはこの光景がよほど好きで、いつも大雨の度に、「見に行こう!!」って誘ってくる。
じっと見てると懐中電灯を持った作業服の人達が表れて、しきりに橋の下の支え柱をチェックしていた。
最初は、大変だね~、とか、この橋の支えをちゃんと点検してくれてるのね~、とか言っていたけど、
そのうちに、この橋ヤバいのかしら??とだんだん不安になってきてしまって、
そうなると元々船酔いする私は河の流れを見ているのも辛くなってきて、
じゃぁ見るのやめとけばいいのに、上流からあらゆるゴミがどんどんこっちに向かってくるのを見てるのがなんとも面白くて真剣に見続け、
結局船酔いしてしまった。
気持ち悪い☆
天気予報ではまだ明日まで降るというけど、明日はどうなってるのでしょう。。。
この自転車が流されるのも時間の問題だなぁ。。
と見ていると、すっかり浸水して既に河と化した河べりの水の中を、下流の方から外人さんが自転車でのんびりキコキコ現れ、さっきの作業服の人達に「危ないです!」と止められた。
なんなんだ、こいつは?!! どっからやってきたんだ??!
仕方なさそうにこの階段から自転車を持ち上げながら登ってくるその外人さんを見ていると、
彼のズボンは膝から下がどっぷり濡れて、ちゃぷちゃぷいっている。
水の中を、ズボンの裾を上げることもしないで平気で自転車漕いだんだから、当たり前だ。
先に上に来て待ち構えていたその作業服達は彼がちゃんと上に来たことを苦笑いしながら確認すると行ってしまったが、私はまだ?????でいっぱい、普段人見知りするにもかかわらず、「なんで? どっからきたの? すごい水なのに、どうして河べり通って来たの??!」、としっかり日本語で話しかけてしまった。
「。。。。。。。。。。。。」
と、こっちを見たまま無言のその兄ちゃんを見て、あぁ、この人、日本語分からないのか、、、と思っていると、すかさずニックが後ろから話しかけた。
どーやら、四条から来たみたい。
自転車乗った場所はそんな状態ではなかったみたい。
そーか、もう少しで流されそうなこの自転車の持ち主のように、歩道に停めると駐輪禁止で市に自転車を持って行かれちゃうことを恐れた人は下に降りて行って河べりに置くけど、この人もそういったクチなんだろうーな。。。
で、帰りに乗って、そのまま河べりを走っていると途中でこんな状態なのが分かったんだろうな。。
そーか、、、、。。。。
いやいやいや!!
でも、それにしたってさ、、、、、、裾ぐらい上げるとか、またUターンするとか、出来なかったのかしら??
まだこっちを見て、また河を見て、「すごい雨だよねぇ~」って言ってるその人のちょっとネジ外れてるような顔見たら(ごめんよ☆)、
色んな外人いるもんね、京都だもんね、と思って、私も早く帰ろ、、、と思った。
『大雨の中、水かさを増す鴨川を眺めるのが大好きなニック』
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