1950年にサルトルがやってきた『カフェ・ド・フロール』にブランチを食べに行った。
ここの2階を彼は書斎にしていた。
ボーヴォワールと会ったのもここ。
以来、カフェ・ド・マゴとこのカフェ・ド・フロールが文化人のたまり場になって、哲学論に花を咲かせていた。
それがサンジェルマンデプレのカフェの華やかな歴史。
カフェ、カフェ、カフェ!!!
カフェ文化、万歳!
なんといっても食べ物がこれほど美味なのは信じがたい。
これほど美味いものを食べさせてくれるなら、全然高くないな。
頼んだレモネードは、いったい何個のレモンを絞ったんだ!!っていうほど私好みのもの。
ニース風サラダはトマトの甘さとアンチョビの程よい塩気が完璧。
チーズオムレツは今まで食べていた、「チーズがただ入っただけのオムレツ」ではなく、とろける様
なグリュイエールチーズがふわっふわの卵と重なって大した一皿になっている。
ガンガン食べる私。
ニコニコ顔のウェイターがそれを見て2つめの山盛りパンのバスケットを差し出してくれた。
うほほ。
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