2007年9月1日土曜日

カフェ・ド・フロール






1950年にサルトルがやってきた『カフェ・ド・フロール』にブランチを食べに行った。

ここの2階を彼は書斎にしていた。

ボーヴォワールと会ったのもここ。

以来、カフェ・ド・マゴとこのカフェ・ド・フロールが文化人のたまり場になって、哲学論に花を咲かせていた。

それがサンジェルマンデプレのカフェの華やかな歴史。

カフェ、カフェ、カフェ!!!

カフェ文化、万歳!



なんといっても食べ物がこれほど美味なのは信じがたい。

これほど美味いものを食べさせてくれるなら、全然高くないな。

頼んだレモネードは、いったい何個のレモンを絞ったんだ!!っていうほど私好みのもの。

ニース風サラダはトマトの甘さとアンチョビの程よい塩気が完璧。

チーズオムレツは今まで食べていた、「チーズがただ入っただけのオムレツ」ではなく、とろける様
なグリュイエールチーズがふわっふわの卵と重なって大した一皿になっている。


ガンガン食べる私。

ニコニコ顔のウェイターがそれを見て2つめの山盛りパンのバスケットを差し出してくれた。

うほほ。

0 件のコメント: