ラズベリージャムと一緒にミキ帰る。

結構楽に帰ってこれたな～と思ってたら、税関で止められた。。。


「トランク、開けて見せてくださいねー」

一生懸命詰めたのに。。。。。。。。。

「重いですけど、一体何が入ってるんですかー？」

「。。。。。ジャムです。。。。。」




次から次へと出てくる新聞紙に包まれたジャム。。。

「。。。丁寧に包装しましたねー。。。」

「割りたくなかったんで。。。」

懸命にジャムの中をじーーーーっと覗き込む税関。


本当にこのどろどろしたジャムの中に何かが隠されてると思ってるのだろーか。。と思いつつもその様子を見ている私。

「全部同じジャムなんですかー？」

「。。。はい。。。」

信じられずに次から次へと新聞の包装を取っていく税関。

次から次へと出てくる同じジャム。

恥ずかしい。。。。。。。。






「すごいですねぇー、このジャム、有名なジャムなんですか？」

「。。。はい。。かなり美味しくて、BBC賞ってのをもらってるみたいです。。。」

すると、いきなり興味を失った様子で、もう行っても良いと言う。

税関がまた詰めなおしてスーツケースを閉めたけど、、、閉まらない。

当たり前。詰める時、結構時間かけたもん！！

税関の人２人がギュウギュウ詰めようとするから、「あーっ！　ダメです！！　ジャムのビンが割れちゃいます！！　いいです、私やります！」と言って、また最初から詰め直し始めた。

気まずいのか、「詰め込みすぎですよぉ。。。しかもジャムばかりなんて。。。」ってぼそぼそ言う税関２人組。

ふん、絶対あげないもんね！　こんな美味しいジャム、２人ともきっとずっと食べれないんだからね！と思いながら、しかし私ってアホだわ～☆とため息。


でも本当に美味なジャムなのだ。