2009年8月28日金曜日

オルセー美術館

昔は駅だったこの建物、いまでもやっぱり駅みたい。

ご機嫌斜めの中、オーディオを5€で借りた。しょーがない。。。


そこの受付のにーちゃんがぺっらぺらの日本語で話しかけてきた。日本語学生の2年生という。

日本語学生??





なんて挑発的な視線!!


”完璧な美”、だそう。

「そこには何のメッセージも込められてはいず、ただ、美しい」。

だって。


Francois pompon 『 Ours blanc』 1922

ポンポン??







































モネって、睡蓮の連作見てると”ふんふん”って感じだけど、
こういうの見ると、”あらっモネさんてば、描けるんじゃない!!”と思う。





















セザンヌ。
私、今回オルセーではこれが一番欲しいかな。


セザンヌこそは実際に見なければ絶対にその良さは伝わらない。

美術書とかで見る限り、”一体どこがいいのよ?”と思っていたけど、ある日、本物と対面。

その衝撃ったら!!

サガンの小説にある、「青い海、赤い岩、白い砂浜、、まるでセザンヌの絵だね」という部分がくっきり蘇ってきた。

家に帰って父親に、「セザンヌ、凄かったわ! 知らなかった!! あんなにシンプルなのに、あの強い色! あの強い線!!、、、、」ってとりとめもなく言ったら、反応を期待しなくて言ったにもかかわらず、父親はいきなり嬉しそうに、

「そーか、セザンヌの良さがとうとう分かったか~」とにこにこ。


あぁ、そーか、この人って、普段美術館なんて一切行かないけど、絵、好きだったよな。。。と心中思いながら、二人でセザンヌとルノアールの話をした。

芸術に傾倒してる人は一杯いるけど、芸術をあそこまで密かに愛してる人はいまだに父親以外知らない。





















またトマト持参でサンドのランチ。










そしてゴッホーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!


コレ欲しい!

欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい!!

ニック、買って買って買って買って!!! 





おぉ~~~~~~~~~~!!!

歪んでる歪んでる。

見事に歪んでる。

耳切って精神病入った後にこんな村に住むようにまでなったけど、まだこんなに歪んでる。





















ゴッホの絵を見てると車酔いしたような気分になってくるからずっと眺めていられない。






なんてブっっっさいくな子供なの?!!
欲しくないわ。。。。。。



ゴッホが死んだ部屋。






















すごいすごいすごいすごいすごいすごい。





















さすが、オルセーは本当に最高な美術館だった。

ルーブルよりも落ち着いているし、もっとオルセーに来るべきだったねとニックと話した帰り道だった。

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